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事業会社×コンサルを経験した私がLayerXで挑戦することに決めた理由


はじめまして。

LayerXバクラク事業部、事業開発部の坂井と申します。
タイトル通り入社エントリです!

私は今年で社会人11年目を迎えますが、
これまでメガバンク→コンサル→メガベンチャーという、スタートアップとはあまり縁のないキャリアを歩んできました。

今回はそんな私がなぜスタートアップ、そしてLayerXという環境で挑戦するのか?についてみなさんにお届けできればと思います!

初めてのnoteなので読みにくいかもしれませんがお付き合いいただけると嬉しいです!

このnoteの想定する読者
今も充実しているけれど、新しい挑戦をしようか迷っている方
LayerXについて知りたい方
このnoteで扱わないこと
LayerXの超詳細、事業開発部の仕事
⇒私がまだ着任1ヶ月(フィールドセールスとして修行中!!)なので次回のnoteで!

サマリ

  • お客様とサービスの近くで仕事をしたい、意思決定の質を上げたい、組織作りに貢献したいという想いでスタートアップへの転職を選んだ

  • LayerXにはお客様と愚直に向き合う、失敗をおそれない、組織内の情報の透明性等、素晴らしい文化がある。
    まだ入社1ヶ月だが、商談や事業開発部の議論、slackのやりとりから感じるに、文化は期待以上に体現されている

  • LayerXは「成熟している」と懸念していたが、コンパウンドスタートアップを目指すが故にこれからもずっと挑戦し続けられる環境と確信している。入社してみてもやらなきゃいけないことが山積み。


1.  私のこれまで 〜ビジネスって何か知りたくて


私は新卒就活の時からずっと「事業/ビジネスとは何か知りたい!関わりたい!」という好奇心に突き動かされてキャリアを選択してきました。

学生時代にamazonをみて「ビジネスは経済的なインセンティブに裏付けられている分、圧倒的なスピードと範囲で世の中を変えていく。自分もそういう事業が生まれる、育つ瞬間に立ち会いたい」と思ったのがきっかけです。

その好奇心を満たすべく、「まずはたくさんのお客様を通してビジネスを知ろう!」と銀行・コンサルを経験し、
やがて「支援するだけじゃ我慢できない!自分で推進したい!」と思って前職でメガベンチャーの事業開発(BizDev)に転職した、
という経緯です。

お客様や同僚に恵まれ、幅広い業界、役割、アプローチを経験してきたと思います。
反面、一つの事業・役割をやり抜いたが故の圧倒的な実績は少ないキャリアかもしれません。

ご参考)私のざっくりした経歴

2. Whyスタートアップ? 〜”もっと”挑戦したい


前職の時点で「事業/ビジネスとは何か知りたい!関わりたい!」という好奇心を満たすには「事業会社×事業開発(Biz Dev)」で応えようと決めていました。

ただ、事業開発に携わるうちに”もっと”やりたい、伸ばしたいことが増え、スタートアップならそれが叶うのでは?と思うようになりました。

(1)”もっと”お客様とサービスの近くで仕事がしたい!

事業ってシンプルに「誰(お客様)に何(サービス/プロダクト)を届けるか?」だと思っています。

せっかく事業開発として働くなら、
「お客様とサービスの両方を近くに感じて仕事したい」、お客様のもとにガンガン足を運ぶし、どんなプロダクトを届けるかも考えたい!
という想いが募ってきました。

ただ、「普通は会社の中で役割分担されるので難しいかも」と思いましたし、
「事業企画、コンサルの経験を重視されて現場から遠い役割になってしまうかも」という懸念もありました。

そこで「組織が小さければ一人で何役もこなすことになるし、組織間の敷居も低いから願いが叶うのでは?」と考えスタートアップへの転職を考えるようになりました。

(2)”もっと”意思決定の質を上げたい

事業開発は不確実性が高い中での意思決定の連続です。

私は成熟した事業での経験が長く、判断基準は実現する確度やリスクの有無、プロセスは合議という意思決定が多かったため、この部分はまだまだ弱いと自覚していました。

それを伸ばすには意思決定した回数が重要で、
経験できる意思決定の回数は「失敗を許容する文化が根付いた会社か?」「挑戦が多い事業フェーズにある会社か?」に大きく依存するはずと考えました。

この文脈でも挑戦のイメージがあるスタートアップに興味を持つようになります。

(3)”もっと”組織作りに貢献したい

事業は「誰に何を届けるか?」を大外ししていない前提なら、
組織と人がしっかりしてさえいれば伸びると思っています(全然「さえ」じゃないですね)。

なので事業開発をするなら、組織の成長にも貢献したい、しなきゃいけないと思っています。

その点、私は成熟した会社・組織で育ってきたので、組織がゼロから成長していく、そこに自分が貢献するイメージがわかず、いつか壁にぶち当たる予感がしました。

この観点でもゼロから組織・人が成長していく場面に立ち会いたい&貢献したい、それならスタートアップが良いと考えました。

3. Why LayerX? 〜”もっと”挑戦できる舞台


そんな中でLayerXへの入社を決めたのは「私の”もっと”挑戦したいという想いに一番応えてくれる舞台だ」と感じたからです。

決め手になった羅針盤※と入社1ヶ月後でイメージとGAPがあったか?をお話しできれば。

補足)羅針盤とは
会社として大切にする価値観を体現する行動をまとめたもの。定期的に改訂されており、投稿時点では全部で20個ある。羅針盤は社員同士の会話や人事評価など組織や仕事に密接にリンクしています。

(1)”もっと”お客様とサービスの近くで仕事がしたい!⇒LayerXはお客様に愚直・誠実に向き合いながらサービスを作る会社

入社前の印象

カジュアル面談・面接を通じてLayerXはかなり泥臭く、お客様・市場に真摯に向き合いながらプロダクト・サービスを作る集団だと思いました。

「羅針盤5:提供価値にこだわる」、「羅針盤6:使われないものを作らない」「羅針盤8:実行と戦略を分けない」はこの象徴かと。

この文化を体現しているお話を聞く過程で「この会社ならたとえ役割分担があったとしてもお客様とサービスの両方を考え抜くことができるだろう」と確信できたのは大きかったです。

入社1ヶ月後速報

イメージ通りです。

私は今営業のオンボを受けていますが、そこでも「まずしっかりお客さんの悩みを聞き出し、向き合うこと」を教わります。

また、お答えできない課題があるとその日中に開発要望がSlackチャネルに投稿されます。なんと2週間に1回は新機能が開発されます。こわい。

ちなみに毎週「バクラク全体レビュー会」という場で開発中の機能が全社員にお披露目されるのですが、
そこで「お客様が喜ぶ!」という目線でのコメントが溢れているのを見るに、こういった文化は強く根付いているのだな、と感じています。

ちなみに事業開発に関しても担当者のお客様への熱い想いと解像度の高さに圧倒されます。このあたりはぜひメンバーのnoteも読んでみてください!


(2)”もっと”意思決定の質を上げたい⇒LayerXは失敗することをおそれない、コンパウンドスタートアップゆえにまだまだ挑戦の連続

入社前の印象

LayerXは「羅針盤16:失敗する人が偉い」としつつ、「羅針盤9:小さく始めて、振り返りを徹底する」というバランス感覚も明言しており、面談・面接でも文化を体現した事例を確認できたので安心しました。

ただ、私がLayerXを躊躇した唯一の理由が「既に事業が成熟に向かっている。それが故に意思決定や挑戦、失敗の経験はあまりできないのでは?」というものでした。

アーリーフェーズのスタートアップの方がたくさん挑戦できるのでは?と。
ただ、この疑問はカジュアル面談、面接を通して解消されました。

LayerXはたしかに会社としては社員300名を超え、人数だけで言えばシリーズB-Cくらいのフェーズですが、AI・LLM事業のようにシードフェーズの事業もあります

また、私が所属する「バクラク事業部」も複数プロダクトを提供しており、それぞれのプロダクトの事業フェーズには濃淡があります。
勝ち筋が確立されたものもありますし、まだまだ模索中のものもあります

つい先日も「バクラク勤怠」でHR領域への進出を発表したばかりです。完全に新規事業です。

この環境であれば、入社時はもちろん、今後会社・組織が大きくなっても意思決定、挑戦の機会は尽きない、と思えたのが入社の決め手になりました。

上記については代表の福島のnoteをぜひ読んでいただけると!

入社1ヶ月後速報

私が今営業する中でもお悩みをとことん解決できるプロダクトもあればまだまだご期待に沿えないこともあると痛感しています。

社内・事業開発部内の議論でもどのお客様にどうやって価値を届けるのがベストか?という議論も多く、やらなきゃいけないことは山積みという印象です。わくわくです。

(3)”もっと”組織作りに貢献したい⇒LayerXはまだまだ成長途上で組織・ヒト・コミュニケーションにめちゃくちゃ投資しています

入社前の印象

前述の通り、LayerXは成熟しつつある組織だと懸念していた時期もありましたが、コンパウンドスタートアップとしてまだまだ成長途上にある会社だとわかって懸念が払拭されました。

また組織作りの中でも「羅針盤2:情報を透明・オープンにする」には強く共感しています。

過去、情報が共有されずに各部署の事業推進に矛盾が生じたり、経営↔︎現場に不信感が募ったりと苦労した経験があったので「情報を透明・オープンにする」には共感する反面、「本当にできるの?」と半信半疑でした。

入社1ヶ月後速報

尋常じゃなかったです。

LayerXのほとんど全てのやりとりは誰でも閲覧できます。資料も全てNotionに格納されておりアクセス制限ほとんどないです
経営会議の議事録と資料ですらその日中に全社に展開されます。すごい。

組織に関してほかにも「羅針盤13:全員○○」や「羅針盤4:長時間より長期間」、「家族ファースト」という合言葉もあり、気に入っています。


4. さいごに


まとめると、
LayerXは私の”もっと”に応えてくれる、ここで挑戦したいと思える会社なので入社しました。入社1ヶ月時点では「期待以上」と実感しています。

あとは入社を決めた自分に恥じないようにがんばるだけ、です。

私の話ばかりしてしまいましたが「こういう経験してる人もいるなら私も新しい挑戦をしてみようかな」あるいは「なんだかLayerXに興味がわいてきた」と思っていただけたなら何よりです。

そして・・・思い立ったが吉日です!
少しでも興味を持っていただけた方、カジュアル面談しませんか?

私自身、たくさんの会社とカジュアル面談したことで改めて自分のやりたいことや足りないものを言語化できたのでオススメです、カジュアル面談。

お会いできることを心よりお待ちしています!

以上、お付き合いいただきありがとうございました!!


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