見出し画像

「不公平な状況に置かれている方をマイナスではなくゼロに、ゼロからプラスに変える」障害者雇用領域における採用活動支援【パーソルダイバースのお仕事#11】リクルーティングアドバイザー

「パーソルダイバースのお仕事」では、自分らしくはたらく社員のインタビューを通じて、パーソルダイバースの仕事を紹介します。

今回は、人材紹介事業部 中部・西日本RAグループで活躍されているH.Nさんに、これまでのキャリアや福祉に興味を持った理由についてお話を伺いました。仕事のやりがいや大変さ、今後のキャリアビジョンなどをお話していただきましたので、ぜひご覧ください。

#10はこちら >>「障害のある方が身近な存在にいることが当たり前になる社会を目指して」障害者雇用における定着支援業務【パーソルダイバースのお仕事#10】コンサルティング(障害のある方の職場定着支援)

【パーソルダイバースの人材紹介】
国内最大級の登録者数を持つ人材紹介サービス「dodaチャレンジ」を通し、法人企業様に対する障害者雇用領域の採用支援を行います。人材要件にマッチする候補者の選出はもちろん、初期選考の代行、入社の意向醸成などもフォローしています。
人材紹介に関連して、障害者雇用コンサルティングや就労移行支援といった他の事業と連携するケースもあります。

https://persol-diverse.co.jp/recruit/business/solution/
(人材紹介事業部で活躍されているH.Nさん)

■プロフィール■
H.Nさん
【所属】中部・西日本RAグループ
【入社】2021年4月
【仕事】RA(リクルーティングアドバイザー)。法人企業様に対して、障害者雇用領域における採用活動の支援を行う。


これまでのキャリアについて

-これまでのキャリア

これまでのキャリアについて、教えていただけますか?
大学では障害について学んでおり、特別支援教育についても勉強をしていました。教員も視野に入れながら就職活動を行う中で、障害のある方たちが実際にはたらいている現状を知らないと教えられることが狭まるのではないかと感じるようになりました。そうした理由から障害者雇用に興味を持ち、パーソルダイバースの幅広い事業や障害者雇用を成功させるという思いに共感し、新卒で入社をしました。入社当初から、RAとして従事しております。

-特別支援教育や福祉に興味を持ったきっかけ

■特別支援教育や福祉に興味を持たれたきっかけを教えてください
中学2年生の時に、「世界がもし100人の村だったら」という本に出会ったことがその後の人生を変える転機となりました。その本の中では、自分に非がないのに社会的な要因や生まれた環境によって不利益を被る方や、満足な暮らしを享受できない方が描かれており、その不公平な世界にどこか違和感を覚えました。不公平な状況に置かれている方をマイナスではなくゼロに、ゼロからプラスに変えるために自分の時間を使いたいと思い、特別支援教育に興味を持ちました。 また、母が視覚特別支援学校の教員をしていたので、そういう世界が当たり前にあったことも大きな要素になっていると思います。

-パーソルダイバースではたらく理由

■パーソルダイバースではたらく理由を教えてください
はたらいていて気持ちがいいと思える環境だからです。はたらき方で言えば、上司から指示を受けて動くのではなく、あくまでも上司はサポート側に立って私のやりたいことを尊重してくれますし、一緒にはたらくメンバーで言えば、障害者雇用を広めてより良くしていきたいという思いを持ってみんなはたらいているので、一つでも多くの良いご支援が生まれるように共に成長しながらはたらくことができます。仕事をする中で、気持ちいいと思える瞬間がとても多いのは、当社の魅力の一つでもあると感じます。

私は採用という部分にフォーカスして仕事をしていますが、当社にはそれ以外にも様々な事業部があるので、障害のある方に関わりたい方や、障害のある方を取り巻く環境を良くしたいと思っている方にとっては、すごくいい会社だと思います。私自身、やりたいことが途中で変わったとしても、相談できる先がたくさんありますし、チャレンジを応援してくれる環境があることが当社の良さだと思っています。

仕事について

-ミッション

今のお仕事のミッションを教えてください
企業様の障害者雇用を成功させるというミッションのもと、障害者雇用を推進するための総合的なパートナーとして日々伴走しています。具体的には、企業様のお悩みをお聞きして適切なご支援に繋げるサポートや、採用の前段階にある業務の切り出しや研修、母集団形成、その後の選考のサポートなどを行っています。また、企業様にとっても障害のある方にとっても負担にならずに長くはたらいて活躍していただける環境を目指し、他部門のメンバーと連携をして企業様の採用以外のニーズも拾い上げながら、採用後の定着支援もサポートしています。

当社には様々なコンサルティングサービスがあるので、企業様のお困りごとに応じて適切なご提案ができるように、入社当初から一つ一つのサービスについて学ぶ研修が用意されています。そこでは、ロールプレイも交えながら自分の言葉で提案するスキルや知識を身に付けることができるので、自身の役割の中でも活かせていると感じます。

-仕事の魅力・やりがい

■仕事の魅力・やりがいを教えてください
年次に問わず、様々な企業様のご支援ができる点
は非常に魅力だと思います。担当するお客様は、業界や規模感に関係なく割り振られるので、新卒でも可能性を制限されずにチャレンジできる環境があります。新卒の場合、入社1か月間は全体研修を行い、その後部門配属されて入社2~3か月目から企業様を担当するのですが、我々のチームでは一人の先輩社員がサポートしてくれる形(ブラザー制度)を取っているので、新卒でも中途でも安心してはたらくことができます。

障害のある方のご支援が自身の頑張りによって実現していっているところはすごく面白いですし、一番楽しい部分だと感じています。日常生活に何らかの制約がある中で、能力はあるのに正当に評価されずに悩んでいる方や、人手不足なのに採用がうまくいかずに悩んでいる企業様の声をたくさんお聞きするので、それぞれに合ったご支援ができ、その後活躍されている様子を知った時にやりがいを感じます。企業様の声を直接伺うことができるので、障害者雇用の広がりを実感できるところもこの仕事の魅力であり、やりがいに繋がっていると思います。

-この仕事の大変なこと・課題感

この仕事の大変なこと・課題感を教えてください
福祉とビジネスのバランスをどう取っていくのかという課題は入社当初から感じており、今も常に向き合いながらはたらいています。RAは企業様の立場で動いているので、候補者様には担当する企業様の魅力を最大限にお伝えし、ご入社に向けた意思決定支援をさせていただいております。一方で、当然のことながら、候補者様としては複数の企業様を比較検討した上で決断したいという想いを持っているので、その中で葛藤することがあります。

無限にある選択肢の中で、ご縁や様々なきっかけから今の状況に合った企業様に決めることは、障害のあるなしに関係なく等しいことだと思います。だからこそ、自身が担当する企業様にご入社いただいた際は、できるだけ良い環境ではたらいていただけるようにサポートをし、候補者様の選択肢を正解にしたいと思っています。福祉とビジネスのバランスを考えることは難しいですが、先輩社員にも相談しつつ、ある程度納得をしながら進めています

また、RAはマルチタスクのポジションですので、慣れるまでに少し時間はかかると思います。もちろん、サポート体制はきちんと整っていますし、業務の仕組みやシステム改善の動きもあるので、少しずつ色んなことがやりやすくなっていると思います。

-印象に残っている仕事

これまでのご支援の中で特に印象に残っているものを教えてください
新卒1年目の時にご支援させていただいた候補者様
が、とても印象に残っています。その方は、書類選考の段階から私の担当する企業様を第一希望としており、志向性や業務経験もマッチすると思える方だったのですが、パソコンスキルが不足しているという理由で一度お見送りになってしまいました。

しかし、現職がパソコンをあまり扱う仕事ではないというだけで、実際は非常にパソコンスキルの高い方だったので、根気強く企業様にお話をし、当社で独自に用意したテストで実力を見ていただいたことで、企業様と候補者様を繋ぐことができました。一度お見送りになったとしても、RAの頑張りで機会損失を食い止め、良いご縁として繋げることができるのだと実感した経験で、今も印象深く覚えています。

-この仕事で求められるスキルや必要な経験

■この仕事で求められるスキルや必要な経験を教えてください
色んな方と関わるので、誰に対しても物怖じせず、諦めずにコミュニケーションが取れる力は必要だと思います。例えば、候補者様のお見送りがあった際、その理由をきちんと拾い上げることで候補者様にとっても企業様にとってもプラスに動くことがあります。ですので、めげずに理由を聞き出すタフさみたいな部分も必要です。特段この経験が必要ということはないのですが、RAは数字を追う仕事でもあるので、営業のご経験がある方ですと、早く仕事に慣れることができると思います。

-どんな人と一緒にはたらきたいか

■どんな人と一緒にはたらきたいですか?
障害者雇用に興味を持っている、もしくは、障害のある方に対して何かご支援をしたいと考えている方、社会的に意義のある仕事に携わりたい方
は当社にマッチすると思います。今いるメンバーも、障害者雇用に限らず、ダイバーシティという広い枠組みを推進していくことに興味がある方が多いと感じます。

また、RAは企業様や候補者様、CA(キャリアアドバイザ―)など、関わりを持つ関係者が多いので、相手の気持ちを尊重してコミュニケーションを取ることが大切な仕事です。福祉的な視点と企業様の障害者雇用を成功させるという思いは必ずしも結び付かないので、そこのバランス感覚も必要だと思います。

今後のキャリアについて

-H.Nさんのキャリアビジョン

■H.Nさんの今後のキャリアビジョンを教えてください
実際にこの業界に入って、すごくやりがいがあるというか、まだまだやりようのある面白い業界だなと感じています。ですので、障害者雇用をより社会的に広めていくために色んな立場で仕事をしたいと思っています。

また、法定雇用率が年々上昇していく中で、企業様としては障害者雇用をもっと進めていかなければならないというお気持ちがありますし、はたらきたいけれどもなかなかはたらき口がない候補者様もたくさんいらっしゃるので、まずはRAとしてより良い形で実現していけるように頑張りたいと思います。

ゆくゆくは、RAの経験を活かしてCAや就労移行支援事業所の支援員として、候補者様や利用者様と直接的にやり取りする立場で一人一人のより良い就職支援を目指して頑張りたいと思っています。


H.Nさん、ありがとうございます!
中学2年生の時に出会った一冊の本から、「不公平な状況に置かれている方をマイナスではなくゼロに、ゼロからプラスに変えるために自分の時間を使いたい」という想いを持ってこの業界に飛び込み、我々の仲間として一緒にはたらいてくれていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今後も、「障害者雇用をより社会的に広めていくために色んな立場で仕事をしたい」ということで、H.Nさんのチャレンジを応援しています!

\パーソルダイバースでは一緒にはたらく仲間を募集中です//

これまでの記事▼▼


#私の仕事
#キャリア
#福祉
#特別支援教育
#障害者雇用
#社員インタビュー
#社員紹介
#特例子会社

https://note.com/persol_diverse

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集