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君住む街へ
2024/3/7(木)の新潟日報朝刊の日報抄が素晴らしかったので一部転記する。
記事によれば新潟県燕市では、能登半島地震で被災した人々のために市と産業界が協力し企業が無償提供した鍋やフライパン、包丁などの台所用品を石川県に送っているそうだ。
能登の深刻な被害を見るにつけ、今後の歩みの険しさを思う。
簡単に頑張ってとは言えない。
燕市の台所用品セットには、こんなメッセージが同封されたそうだ。
「調理器具で温かい食事を作っていただき、力強い復興の第一歩を踏み出してください」
涙が溢れてきた。
困っている人がいたら他人事ではなく自分事として何が必要か、自分にできることは何かを考え、すぐに実行する。
それはロールズの「無知のベール」を持ち出さずとも、人は助け合いながら生きなければならない、ということが本能的に理解できる。年齢、性別、地域、国境をこえて共同体の一員として、もっと広い視野で考えれば「地球市民」の一員として支え合う。
美辞麗句や「べき論」を展開する前に傷ついた人々を目の当たりにした時、痛みに対する共感や言葉にならずとも衝動的に湧き上がる想いが僕らを突き動かす。
「思い」がすべてを変えてゆく
言葉や理由なんて後付けでいい。
新潟には「ハッピーターン」という名前のお菓子がある。
僕はこのお菓子が大好きだ。
だって、ハッピーが還ってくるから。
弱っている人に幸せをおすそ分けして、それがいつか他の誰かに波及して巡り巡って自分に戻ってくる。
何て素晴らしいのだろう。
今日の15時~インスタライブを行います。
僕は歌うのが好きだ。
下手くそでも誰かたった1人でも心に灯をともすことができると信じて、そして歌うことで僕自身が救われると信じて臨みたい。
今日も皆様にとって、良い一日でありますように。
ご都合がよろしい方はハッピーターンをお供にご視聴頂ければ幸いです。
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