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黒陽(こくよう)の果てに


己自身を宇宙の掟の支配者と錯覚し尽くし
宴と聖域に踏み込む活動を果てしなく続け


ついには、黒陽の鍵まで掌中にする野望を
あと、時計の針が12時まで僅か数秒前まで


その後の取り返しが付かない悲劇にも一切気づかずに


私たちの生命のDNAと素粒子の核は
全て黒陽(パンドラ)の設計図なのだ


黒陽からの指示のみが生きる道しるべなのだ


それを、自らコントロール・ボタン(パスワード・アカウント)掌握は


手に入れた瞬間から
イコール破滅と暗黒無情(あんこくむじょう)の世界観が果てしなく続く崩壊の始まりなのだ


ある流れ星が、無心のエネルギーを振り絞りながら


夜空を見つめる私にそっとメッセージを伝えてくれた