001 よりよく生きるための6つの生活習慣
2021.6.25発行
昨年より流行した、新型コロナウイルス感染症は、未だ収束が見えず、感染者数や予防対策、世間への影響・・・毎日いろいろなニュースが流れ、不安な日々が続いていることと思います。
伝染らない、伝染さないための予防と共に、感染しない・感染しても重症化しない身体を作ること=免疫力を高めること、とても大切ではないでしょうか。
その鍵は、遺伝でも、運でもなく、”生活習慣”にあることが明らかになっています。日々、どのような“心”で、どのような“行い”をしているか? その積み重ねが免疫力を高め、延いては将来、日常生活に健康上の問題や制限のない、健康寿命に大きな影響を与えます。
こんな時だからこそ、生活のリズムを整えて心と身体の健康を養う時間を大切にしましょう。
では、どうしたら「よりよく生きるための生活習慣」にしていけるのでしょうか?
よりよく生きるための6つの生活習慣
「健康を維持すること」=「良い生活習慣を保つこと」
生活習慣とは、次の6つです。
・食事
・運動
・休息
・自分を認めること
・他者を認めること
・良きつながり
これらのことを見て、どれも「当たり前のこと」と感じますか?
その「当たり前のこと」が実践できていますか?
自己肯定感を育む「マインドフルネス」
身体は、身体が求めるものを適切に摂る「食事」、そうして得たエネルギーを使って身体の機能を維持する「運動」、そして健全な睡眠などの「休息」が、明日のよき「食事」につながる、という好循環を作っていきます。
心においても、同じような循環が考えられます。
自分をありのままに肯定する「自分を認める」力、それが他者にも波及することで「他者を認める」力になります。その結果、人と人との安定した「繋がり」の中で生きられるようになる。
こうした繰り返しの中で、さらに自己をそのままに肯定できる心が養われていくはずです。そして、こうして育まれた心が、健やかな身体を作ります。
自分を見つめ、観察し、変化に気づく。自己肯定感を育む「マインドフル」な状態が、免疫力を高め、日常の活動にも、コロナ対策にもつながるのです。
マインドフルネスとは、「『今、この瞬間』を大切にする生き方」を指します。マインドフルネスの実践により、ストレス軽減や集中力の強化などの効果が得られるとされることから、21世紀に入り世界中で大きな注目を集めています
これから、心と身体の健康を維持するための生活習慣について、ヒントになりそうなことを1つ1つ綴っていきます。
ご自身の身体が健やかに、心がやすらかに、過ごせるよう、一緒に考えていきましょう。