たわこ
心と身体の健康習慣のために、書き始めたコラムです 少しずつ上げて行きます
2022.9.16発行 きょうの選択は 私をどこへ連れていく? Eテレ 0655という番組に「きょうの選択」という、おはようソングがあります。 「♪もしもあの時 あっちにしたら 今ごろ どうなっていたんだろう?♪」 日々を重ねる小さな「選択」が今の私を作っている、ということに気付かせてくれる、とても興味深い歌詞です。 アズイフの法則 心理学者のリチャード・ワイズマンが「〇〇のように振る舞えば、〇〇になれる」という考え方を「アズイフの法則」と呼び、提唱しました。
2022.8.4発行 まもなく、お盆休み。 花火や夏祭り、蚊取り線香の香りと色々な情景が浮かび、まさに夏の風物詩といった感がありますね。 この辺りでは、7月盆のところが多いかと思いますが、昔から親しまれている「お盆」とはどんな意味があるのでしょうか? お盆の由来を調べてみると、 『7月15日(または8月15日)に行なわれる夏の御霊祭。 仏教における「盂蘭盆会(うらぼんえ)」、または「盂蘭盆(うらぼん)」を略した言葉とされ、その昔、お釈迦様のお弟子である目連尊者(もくれん
2022.6.23発行 今回は前回の続き、「良いスパイラルを生み出す」ようにするためには、どうしたら良いか?について、掘り下げていきます。 笑うから楽しい 「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ。」という19世紀のアメリカの心理学者のウィリアム・ジェームズの言葉です。 私たちの体と心の動き(身体・息・心)は、密接に関係しています。 私たちは悲しいときに泣く、楽しいときに笑うというように、心の動きが体の動きに表れますが、泣くと悲しくなり、笑うと楽しくなるという
2022.5.19発行 「縁起」とは 「縁起」というと、一般的には「縁起が良い、悪い」など、幸不幸の前兆的な意味や、寺社仏閣や仏像などの由来や沿革を指す言葉として用いられます。 ですが、本来の意味は、「全ての現象は原因や条件が相互に関係しあって成立している」ということを指します。 普段、私たちは当然のように人と会い、ご飯を食べ、生活していますが、出会い一つにしても、数えきれない無数の事象が関係し合って成り立っています。別の言い方をすると、無数の事象が一つでも欠けていれ
2022.3.18発行 「プラネタリーヘルス」とは 2015年に世界的に権威のある科学誌「ランセット」によって世界に広がり、国際会議「ワールドヘルスサミット」でも発表された言葉だそうです。 その概念は、「人類と地球を一体と考え、人類の健康は、地球の健康とは切り離せない」というもの。 これからわたしたちが健康で生きていくために、とても重要な考え方です。 人も地球という大きな循環システムの中に組み込まれています。気候変動などのさまざまな環境問題は、わたしたちの健康に大
2022.2.3発行 干支のおはなし 2022年は壬寅(みずのえとら)という干支(えと)ですね。 一般に干支というと、十二支の動物を思い浮かべるかもしれませんが、本来は十干十二支(じっかんじゅうにし)の事をいいます。 十干とは、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の10種類からなります。 もともとは日にちを数える為に用いられていました。 十干ですので、月の
2022.12.28発行 冬至 「一陽来復の日」 冬至は、二十四節気(にじゅうしせっき:1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた日本の暦)の一つで、1年で夜が最も長く昼が短い日です。2022年は12月22日でした。 冬至の別名は「一陽来復(いちようらいふく)の日」。「陰が極まって陽が返ってくる」ことを指します。 中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという、前向きな意味合いを含んだ言葉とされます。 冬
2021.12.27発行 幸せのありか、形 年末になると、色々な場面で今年1年を振り返る機会が多くあります。 年始にはあれこれ考えて将来を見越した目標を打ち立てても、いざ振り返ってみると、月日と共に目の前の仕事や雑務にいつも時間が追われている感覚があり、充実感や幸福感が得られず、年始に立てた目標を半分も達成できていない!という方も多いかもしれません。 ですが、年始に立てた目標を「半分は達成できた!」と表現することも出来ます。 明日があること、新しい年を迎えること、家族と
2021.11.30発行 環境問題に私たちが出来ること イギリスで開かれていた国連の気候変動対策の会議「COP26」が14日間にわたる交渉を終え、2021年11月13日に成果文書を採択して閉幕しました。 成果文書では「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求することを決意する」と明記され、そのためにこの10年間での行動を加速する必要がある、としました。 また、昨今ではSDGsへの注目や異常気象、災害の激甚化によって、環境保護やサスティナブル(持続可能)な行動様式に
2021.10.29発行 習慣・クセ とは。。。 習慣・クセ とは、「自分を形成しているもの」です。 せっかくの休日に雨が降ってきました。 その時に、心が「雨は嫌だな」と感じるか?「雨だから庭に水やりしなくて良いな!よかった」と感じるか? 頭が「雨じゃ出かけられないな」と感じるか?「うちにいるのだから、片付けをやろう!」と感じるか? そして、実際に体を動かすか?動かさないか? 習慣・クセ には、心のクセ(感情習慣)・頭のクセ(思考習慣)・体のクセ(行動習慣)があると言わ
2021.9.30発行 「長い箸」という説話 昔ある所に、地獄と天国の見学に出掛けた男がいました。 最初に地獄へ行ってみると、そこはちょうど昼食の時間で、食卓には地獄の住人たちが、ずらりと並んでいます。 「きっと粗末な食事に違いない」と思ってテーブルの上を見ると、なんと、豪華な料理が山盛りにならんでいます。しかし住人たちは皆、ガリガリにやせこけています。「なぜかな?」とよく見ると、彼らの手には1メートル以上もある長い箸が握られていました。 住人たちは、その長い箸を必死に
2021.9.9発行 「ありがとう」の本来の意味 感謝するとき、わたしたちは「ありがとう」という言葉を発します。 「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」 「有難う」の本来の意味は、「有難(ありがた)し」という言葉から生まれたといわれています。 「有難し」とは、「滅多にないこと」や「珍しく貴重」という意味で、他人から何かをしてもらえることは滅多にない、「有る」ことが「難しい」、というところから「有り難い」、それが崩れて「ありがとう」となりました。 ですから、「有難う」と
2021.8.26発行 今年も8ヶ月が終わろうとしていますね。 皆様は、どのような8ヶ月をお過ごしになりましたか? しあわせのカタチ この8ヶ月を振り返り、日々の中でどれくらい「幸せだなぁ~」と感じたでしょうか。 私達の幸せには〈地位財〉と〈非地位財〉が深く関係していると言います。(慶應義塾大学大学院 SDM 前野隆司教授) 〈地位財〉とは、周囲との比較で満足を得るものです。 例えば、所得や貯蓄、役職などの社会的地位、家やクルマなどの物的財です。 一方、〈非地位財〉と
2021.8.5発行 私たちは、朝起きてから仕事をして寝るまで、「もっと早く、もっと多く、もっと効率的に」と生産性を高める為に、車で例えれば「アクセル」を踏みっぱなしの状態ではないでしょうか。 しかし、車には必ず「ブレーキ」がついています。「ブレーキ」は「アクセル」と同等か、それ以上に大切な機能です。 そう聞くと、「家ではボーッとしているよ」「ドラマ見ながらダラダラしているから大丈夫!」と考える方も多いと思います、が。。。 デフォルト・モード・ネットワーク(Defau
2021.7.21発行 運動というのは、本来あえてするものではなく、生きるために必要な行動です。 江戸時代の暮らしの記録を見ると、飛脚や、農民でも当時非常に歩くのが早かったことがわかっています。 暮らしの中に運動が自然に組み込まれていたのですね。 ですが、科学の進歩によって、たったここ百数十年で突然人間は運動をしなくなってしまいました。 本来の人間の能力を保つ、ごく自然な習慣が運動だったのですから、運動しなくなることは、ありのままの人間の姿から離れてしまっているわけです。
2021.7.8発行 皆さん、「食事を取る」ということをどのように捉えていますか? 女子栄養大学創設者が “食は生命なり” という言葉を伝えており、身体を作るうえで大変重要となるものです。 ・バランス良く、色々な食材を使った食事を心がけましょう。 ・免疫物質の元となるタンパク質をはじめ、体の調子を整えるビタミンやミネラルなど過不足なく摂取し、体力や抵抗力を高めることが大切です。 ・・・このように、様々な健康関連の書籍やテレビ等で言われています。 食事に対する意識