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自分に100点をつける
いつもお読みくださりありがとうございます。
本日は...日頃から自己否定が強くて、積極的な言動がとれないとき、私個人の実体験から、不安を和らげて行動する勇気をくれた取り組みを一つご紹介します。
人付き合いが苦手で、間違うことが怖くて、学校や職場で引っ込み思案。
積極的な言動がとれない。
私は、こんな性格に30年以上、悩んできました。
最近になって、積極的に行動することへの不安が少し和らぎ、勇気を出せるようになった取り組みがあるので、それをここに記録します。
少しでも誰かや何かのヒントになれば幸いです。
その取り組みとは、
「私はどんな選択をしても100点だ」
と思うことです。
これは、例えば以下のようなシチュエーションで使っています。
①学校の授業で、先生の質問に対し自分の答えに確信がもてない時
→答えが間違ってても、それが自分の精一杯、答えただけで100点。何も答えられなくても、答えようとしたことに100点。
②知人とバッタリ会ったが、会話の糸口が見つからない時
→話題がしっくりこなくて変な空気になっても、話しかけただけで100点。話かけられなかったとしても、話そうとしたことに100点。
③不得意なことに挑戦する時
→失敗しても挑戦したことに100点。挑戦できなくても、やろうとしたことに100点。
このように考えることで、失敗することへの不安が少しずつ和らいでいき、挑戦する勇気が出せるようになっていきました。
この「私はどんな選択をしても100点だ」と思う方法が私にとってなぜ有効だったかというと
もしもこの「100点」を例えば「良し」と表現してしまうと、無理やりポジティブにしてる感じがあって私は受け入れられず、効果が出なかったと思います。
「100点」と表現することで、基準値が曖昧なので無理にポジティブにしてる感じが薄れ、なおかつ、経験上100点という言葉に自分が許されている感じがするため、効果的な方法となりました。
(※基準値が曖昧→100点満点なら100点は最高点ですが、もし1000点満点だったら100点はそんなに高くない数字になりますよね。)
もちろん、個人差があると思います。
でももし、何かを間違うことに不安感が強く、積極的な言動がとれないと悩む方で
・不安を感じたら「私はどんな選択をしても100点だ」と思う
この方法に興味があれば、生活に支障ない範囲で試してみてください。(※シチュエーションは各自の責任でご判断ください。)
ただ、この方法の注意点は
・「どんな選択をしても100点」とは、「自分の選択が必ず合っている」という意味ではありません。
少し簡単に言い換えると、不正解を選択することへの不安に対し、「正解も不正解もなく、どれを選んでも安心していいのだよ」という自分自身へ向けたメッセージです。
・この方法を全てにあてはめることは難しいので、重大な選択の場面ではない”日常のこと”に使います。
そしてここからは、上記の方法がうまく作用した、そのあとに考えることについて書きます。
もし、「私はどんな選択をしても100点だ」
と考えるようになって、少しずつ積極的に行動することへの不安が和らいだら
色々なことに挑戦する勇気が出て、実際に挑戦できることが増えるかもしれません。
そうなったとき、次のステップは
言動を選択することに安心感を持ちつつ
目の前の選択肢の中から、より良い言動を選択できるよう努めようとすること。
かな、と個人的に思っています。
それはつまり
社会生活における、日常の言動において
モラルやマナー、正解、最高の選択をしなければならないという重圧やストレスや批判否定から規範的言動をするのではなくて
自分から、良い言動とは何かを考えて、そうあろうと試みようとする。
安心して選んだ選択肢が、社会にとっても良いことである。
各々が、そうやって自分も社会も守っていけたらいいな、と私は思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました🙏