プロ野球とりあえず五球団との対戦一回りした
今日で日本プロ野球2021シーズン、5球団との対戦が一巡した。わが阪神タイガースはなんとセ・リーグ首位である。
というわけで軽くおさらいしておこう。
先発投手陣は西勇輝を筆頭にとても安定している。秋山とガンケルは期待通りの働きだし、青柳も希少な下手投げ投手としてがんばっている。藤浪は期待値が元々低かったのもあるが、よくやってると思う。そしてルーキーの伊藤将司が素晴らしい。こうなると高橋遥人が復帰してきたときに誰を外すか悩ましいな。私は藤浪をリリーフに回すのがいいと思う。
リリーフは伝統的に阪神が強いところだ。岩貞、岩崎、スアレスの勝ちパターンだけじゃなくて、ソフトバンクをクビになった加治屋、ルーキーの石井大智、ベテランの桑原、昨年から台頭しつつある小野がうまく機能している。ここに出遅れている馬場が加わればかなり良いね。
打線のほうは、大山にまだ大きい当たりが出ないし、近本は本調子にはほど遠いが、糸原、サンズ、マルテが好調だし、梅野は7番バッターとして渋く活躍しておりうまくつながっている。ゴールデンルーキー佐藤輝明はプロの徹底的な内角攻めに苦労しているがたまに見せる凄い打球からもその才能に疑いの余地はない。はよ覚醒してくれ。そして近本が本来のバッティングに戻ってきたら、、、アカン!優勝してまう!
守備に関してはセカンドは糸原が打撃好調なのでしばらく固定だな。ショートは当初は木浪だったが、ルーキー中野がここ二試合で先発して結果を出した。鳥谷後継者問題ついに解決するのか。
昨シーズン54試合に出場した小幡、巨人から移籍の山本、あと北條とかもいるし内野のポジション争いは激しくなるな。私の好きな植田海はちょっとしんどくなってきたかな。
外野は一昔前に比べるとだいぶよくなった。センターを守備範囲の広い地下元で固定できるようになったのが大きい。ライトもルーキー佐藤が機敏で肩も強いので一安心だ(本職は内野らしいが)。サンズの守備はやばすぎるのだが、阪神の左翼は聖域と昔から決まっているのである。
という感じで非常にうまく回っている。とはいえシーズンはまだ始まったばかり。不調な選手が復調することもあれば、スランプになる選手もいるだろう。いちいち一喜一憂してはいけないことくらい長いこと阪神ファンやってるからよくわかっているのだ。
他球団のことはあまり知らないのだが、セ・リーグだけちょっと書いておこうかな。
ヤクルトと横浜は弱い。先発がゲームを作れない。先発がゲームを作っても中継ぎが踏ん張れない。言い換えると、勝ちパターンのリリーフと、それ以外の差が大きすぎる。
中日あまり見れてない。阪神戦に大野を当てなかったのは評価できる。
読売強いんだろうけど、諸事情でメンバーが揃わず勝ち星が伸びない。阪神西、中日大野などエース級を他球団が当ててくるので最初はしんどいのもあるか。しかし先発中継ぎの駒の数はさすが。
広島強い。ドラフトで即戦力投手3人という大胆な戦略をとってこれが当たったようだ。長年の課題だったブルペンが一気に解決した感がある。栗林は新人王候補の筆頭だろう。
ルーキーといえば今年は当たり年だね。阪神の佐藤、伊藤、中野、横浜の牧、広島の栗林、森浦、大道などなど。長く活躍して盛り上げてほしいよね。