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プレミアリーグ第9節、ノースロンドンダービーとブライトン

先週は代表ウィークだったので、久しぶりのプレミアリーグだ。

まずはエミレーツスタジアムのアーセナル対トッテナムである。現在首位と3位、トッテナムが勝てば順位が変わるということで、非常にワクワクするノースロンドンダービーとなった。

予想どおり、トッテナムはポゼッションやハイプレスにはこだわらないので、アーセナルが押し込む場面が増える。
怪我から復帰したパーティは攻撃でも守備でも存在感デカすぎである。

541でブロックを作るトッテナムに若干攻めあぐねたが、サカが右サイドで2人を引きつけて中央に戻し、パーティが美しいミドルシュートを突き刺した。サカが粘ったことで、ホイビアとベンタンクールが最終ラインに入ってしまい、パーティはどフリーだった。

とはいえトッテナムはすぐさまカウンターでチャンスを作り、ガブリエウがリシャーリソンを倒してPK。ケインが決めて同点。
前半はこのまま終了。

後半も似たような展開。マンチェスターシティみたいに、541のブロックの前で左右にボールを動かしていたら、そのうちスライドが間に合わなくなる。そこでサカが右からカットインしてシュート!こぼれたところをジェズスが決めて勝ち越し。
昨日のサカとジェズスはキレキレでしたね。

この後エメルソンが、自陣で後ろ向きにドリブルするマルティネッリの足首を踏んづけて一発レッド。全く不必要なチャレンジでトッテナムは10人になってしまった。
この機を逃さずジャカが追加点で試合は決まってしまった。マルティネッリのパスに受け方、ジャカへのスイッチが見事だった。

トッテナムは過密日程も考慮してソンとリシャーリソンを下げた。アーセナルもこれに呼応して、病み上がりのパーティとジンチェンコが下がる。ほんで最後にちょっとだけ冨安が出てきて試合終了。

アーセナルの完勝だった。エメルソンの退場がなくても普通に勝ってただろう。これで首位キープ。

戸田さんの解説、昨日も最高でした。


次はアンフィールドでリバプール対ブライトン。なかなか調子の上がらない昨季2位リバプールと、調子良すぎて監督引き抜かれちゃったブライトンの対戦、これまた楽しみなカードである。

ベルギー代表でも絶賛売り出し中のトロサールがあっという間に2点取って、ブライトンが試合の主導権を握る。

おいおい三笘の出番無くなるやんけ、、、と心配していたら、サラーの抜け出しからフィルミーノが決めて1−2で折り返し。サラーもフィルミーノも流石ではあるのだけど、昨年のようなボール持たれるだけでやばいみたいな感覚はまだないね。

後半はリバプールは左ウイングにルイス・ディアスを投入。早速、ディアスの左サイドキープからフィルミーノのゴールが生まれた。采配が当たったというべきか、最初からディアス出しとけよっていうか。。。

リバプールの攻勢は止まらずコーナーキックからオウンゴールを誘発して逆転に成功。こうなったら三笘薫の出番やろ、、、と思ってたら早速登場した。新監督わかってるな。

三笘とりあえず挨拶がわりにアレクサンダー・アーノルドをブチ抜いてクロスを上げるもこれは得点に至らず。

これでアレクサンダー・アーノルドは前に出づらくなるのと、三笘が持った時にもう1人つくようになる。そのためにどれだけ守備のバランスが崩れたのかはわからないが、エストゥピニャンがオーバーラップするパターンも見られた。

そういう流れの中で三笘が裏抜けしてクロスを上げたところ、トロサールの同点弾につながったのであった。トロサールハットトリックおめでとう。しかしなぜか三笘にはアシストがつかなかった。
三笘は終了間際にもう1回アレクサンダー・アーノルドを置き去りにしかけて、イエローカードを誘発した。

リバプールはホームで痛いドロー。何が悪いってこともないが去年のような怖さがない。これならアーセナル勝てるな。

ブライトンは監督が代わって、これまでウイングバック起用が多かったトロサールをシャドウストライカーに異動した。狭いところでのテクニックに長けたトロサールはこっちの方がいいし、実際昨日の試合では結果につながった。
それによってウイングバックで三笘が起用されるパターンも増えそうだ。昨日は十分にアピールできたのではないだろうか。
強豪とやる時は守備力のあるエストゥピニャンが先発かもしれないが、そうでない時は、昨日の三笘投入直後のようにエストゥピニャンが左SBで三笘は左SHというフォーメイションも見てみたいね。

さてさて今日はこれからマンチェスターダービーですなあ。楽しみですなあ。

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はむっち@ケンブリッジ英検
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