ボーダーインク

沖縄の出版社です。創立1990年以来、沖縄の本を作り続けています。ユルい会社だとよく言われます。noteでは、くものうえ部(仮)の部員2人がオロオロしているさまが見られます。

ボーダーインク

沖縄の出版社です。創立1990年以来、沖縄の本を作り続けています。ユルい会社だとよく言われます。noteでは、くものうえ部(仮)の部員2人がオロオロしているさまが見られます。

マガジン

  • たまさか本屋

    偶然に(たまさかに)本と出会うことができる「たまさか本屋」のことを書いています。

  • わたしたちの新しい本

    本の紹介や著者のこと、ヒット作情報など、ボーダーインクの新刊の魅力をお伝えできるように頑張ります。

  • よしこさんはすごい!

    ボーダーインクの金庫番だったヨシ子さん、現在84歳で現役のカメラマン!68歳より念願だった写真を始め、2017年には「宮城ヨシ子写真集 Frame out. 」を刊行。そんなヨシ子さんの作品を、彼女のオモシロ視点のメッセージを添えてご紹介。

  • アイラブ漫画喫茶。

    ボーダーインク編集Kが、沖縄の漫画喫茶事情と漫画の話をします。とりたてて役には立たない雑記です。

最近の記事

話題のレトロマッチ展示会、南風原へ巡回します。オンライントークイベントも。

沖縄の昭和時代を彩った広告マッチを紹介する話題書、『沖縄レトロマッチの世界』。掲載されているマッチを展示するコレクション展も、多くのレトロファン、沖縄ファンらを楽しませている。 今回の巡回会場となるのは、やちむん、琉球ガラス、染織、食品などを集めた人気のお店だ。11/8金には著者のぎすじみちさんを招いた配信トークイベントも開催される(オリジナル缶バッジ謹呈特典も)。 「琉球の宝物」に囲まれた至高の空間で、ノスタルジックで愛らしいマッチコレクションを堪能してほしい。 YU

    • インクルーシブな社会へ向けて。中3の少女と支援クラス担任の一年にわたる交換日記。

      「障害児だと思われていますが 私はいっぱいいろんなことを わかっています ― ゆな」 「しんどい思いをしたことも 伝えてくれてありがとう ― 京子先生」 沖縄に移住してきた中学3年の少女・ゆなと 支援クラス担任・京子先生の一年の交流の記録。 インクルーシブな社会へ向けて必読の一冊。

      • 沖縄文学を講演録と論考で知る。碩学・仲程昌徳氏のシリーズ最新作。

        多方面から沖縄文学について論考を続ける、 仲程昌徳氏の最新刊が登場した。 小説、ノンフィクション、広報誌や歳時記。 各地での講演録と論考によって 沖縄文学をさらに深掘りする。

        • 社内ブックフェアBooks Siesta開催

          ボーダーインクの事務所の窓辺で本屋さんやります。 だいぶ前にも、窓辺で「昼下がりの本屋」という名で販売しましたが、今回は、新たに「Books Siesta」と名付けて開催。 今回は、平日の昼間以外に、土曜日オープンデーを設けたり、ナイトタイムオープンデーや部外者が立ち入ったことのないボーダーインクの倉庫でガレージセールも予定してます。 通りを歩く方々にも、ここが出版社であること、本の販売をしていることを 知っていただくいい機会になればいいかなと。 ただ、事務所は事務所、目立た

        マガジン

        • たまさか本屋
          19本
        • わたしたちの新しい本
          48本
        • よしこさんはすごい!
          22本
        • アイラブ漫画喫茶。
          7本

        記事

          1970-2020年代、アーティストインタビュー、音楽シーン・現場の証言でひもとく沖縄音楽クロニクル。

          沖縄のミュージックステーション「エフエム沖縄」が、本土復帰50年を記念して放送した話題の番組「オキナワミュージックカンブリア」シリーズ。 沖縄ポップス、オキナワロック、フォーク、ワールドミュージック、ハードコア、レゲエ、バンドブーム、ヒップホップ、エイサーソング。 沖縄音楽の潮流を掘り下げて大きな話題を呼んだ番組が、このたび待望の書籍化を果たすこととなった。 喜納昌吉、紫、りんけんバンド、BEGIN、ジョニー宜野湾、パーシャクラブ、地獄車、MONGOL800、Cocco

          1970-2020年代、アーティストインタビュー、音楽シーン・現場の証言でひもとく沖縄音楽クロニクル。

          オキナワの昭和時代を彩ってきた広告マッチコレクションを大公開。

          カフェ&バー・料亭・ビヤレストラン・喫茶店 銀行・ボウリング場・保険商品まで レトロで愛らしいデザインに魅了。 オキナワの昭和時代を彩ってきた 広告マッチコレクションを大公開。 著者は、『オキナワノスタルジックタウン』『オキナワノスタルジックストリート』の著書があるグラフィックデザイナー・ぎすじみち。 PART01「ナイトタウンにマッチの香り」では、 マッチラベル界でも一つのジャンルを確立している スナックやサロンのマッチを取り上げている。 PART02「日常の中のレ

          オキナワの昭和時代を彩ってきた広告マッチコレクションを大公開。

          京都でオキナワノスタルジックな写真展が開催されます。

          京都・西陣にある本屋にて、 写真展「オキナワノスタルジックタウン+ストリート」が開催されます。 お近くのみなさま、ぜひ足をお運びください。 会場:待賢ブックセンター (京都市上京区大宮通椹木町上る菱屋町818) 営業時間:11:00〜19:00 定休日:日・月 https://kaifusha-books.com/taiken/

          京都でオキナワノスタルジックな写真展が開催されます。

          【イベント】読谷のパン屋Commonsへ、市場の古本屋ウララがやってくる。

          パン屋で本屋 那覇の市場の古本屋ウララが 読谷のパン屋Commonsにやって来る 日時: 8月4日(日)11時半〜16時  ※14時〜 宇田智子さん『すこし広くなった』刊行記念トーク&サイン会があります。参加無料、予約は必要ありません。 会場・問い合わせ:Commons(読谷村喜名、098-989-8069)

          【イベント】読谷のパン屋Commonsへ、市場の古本屋ウララがやってくる。

          琉球・沖縄史ブームを巻き起こした「目からウロコ」シリーズ、待望の総集編が登場。

          びっくりして、はっとして、ドキッとして。 「目からウロコが落ちる」のは、歴史研究の真髄だ! 琉球・沖縄史ブームを巻き起こした「目からウロコの琉球・沖縄史」シリーズ、待望の総集編が登場。最新の歴史研究の論文を要約し、たのしくおもしろいコラム本としてまとめたシリーズに、新コラムを追加したベストセレクションです。 『目からウロコの琉球・沖縄史』(07年)、『誰も見たことのない琉球』(08年)、『ぞくぞく!目からウロコの琉球・沖縄史』(10年)、『あやしい!目からウロコの琉球・沖

          琉球・沖縄史ブームを巻き起こした「目からウロコ」シリーズ、待望の総集編が登場。

          朝里樹&ショルダー肩美のタッグでおくる、新解釈のマジムン(妖怪)ビジュアル本登場

          ボーダーインクのビジュアルシリーズ最新刊は、 ゆかいなマジムン23体が大集合! こんなヤツら、見たことない! 沖縄や奄美がまだ「琉球」と呼ばれていた頃から、人々はさまざまなマジムンに出会ってきた。マジムンとは、琉球の言葉で「魔物」という意味で、「化けもの」や「妖怪」のことをそう呼ぶんだ。 なにかと人の股をくぐろうとしてくる動物、魚の目玉ばかり食べているヤツ、津波を予言する下半身が魚の姿をしたヤツ、「ヘーイ」と呼びかけると水中に引きずりこもうとしてくる仲西さん⋯。 この本

          朝里樹&ショルダー肩美のタッグでおくる、新解釈のマジムン(妖怪)ビジュアル本登場

          『「守礼の光」が見た琉球』編集者が語る、企画のいきさつと編集裏話

          2024年6月8日に開催された『「守礼の光」が見た琉球』刊行記念トークイベント「写真で読み解く沖縄占領」(←クリックするとアーカイブが見られます)。白黒写真カラー化プロジェクトのホリーニョさん、本書監修者の古波藏契さんとともに、本書のページを見ながらトーク。 来場者も多く、たいへん盛り上がりました。 実は、司会を務めていた担当編集の喜納も、本書を企画したいきさつと発行までの顛末を話すことになっていたのですが、時間が足りず、自己判断で端折ってしまいました。 ただ、この本の企

          『「守礼の光」が見た琉球』編集者が語る、企画のいきさつと編集裏話

          おでかけ販売

          積極的に、おでかけ販売していきたい (ちなみに、最近「ボーダーインクおでかけ販売部」名でInstagramも開設) 出版社として直接、お客様に本を売る機会は、著者の講演会くらいで コロナ渦に事務所前の駐車場で「昼下がりの本屋」と名付けて本を販売したことはあったけれど、そうそうない 県外だと、ブックフェスティバルとか出版社がイベント販売することも多々あるけれど、ここ沖縄だと、なかなかないのが現状 ということで、古書店が主に参加しているイベントにお声掛けいただいて 先日、沖縄

          ブックカタログ2024初夏Ver.リリースのお知らせ。

          定期的に刊行しているボーダーインクの図書目録の2024年初夏バージョンが完成いたしました。企業様・個人様問わず、送料無料にてお送りいたしますので、こちらからお申し込みください。 最新号ができたのでバックナンバーのデータを公開します。 下のほうからさらに昔のデータも見られますのでご覧ください。 ↓↓↓ボーダーインク図書目録バックナンバー(2023年夏号)↓↓↓ さらに前のバックナンバーはこちらのリンクから見られます。

          ブックカタログ2024初夏Ver.リリースのお知らせ。

          「シマクトゥバ」には、地域の人々の暮らしや自然との関わり方が刻印されている。

          「シマクトゥバ」は沖縄のそれぞれの「地域」にある、それぞれの言葉のこと。「島クトゥバ」ではなく、「故郷」のことばであり、「地域」のことばである。地域の人々が共同生活の中で継承してきた歴史的な存在であり、集団に共有される文化である。 シマクトゥバには地域の人々の暮らしぶりや自然との関わり方が刻印されている。 また、同じものをさしていても、認識の違いが方言名に反映される。 本書では、沖縄本島の中南部地区(那覇や首里言葉を中心に)のシマクトゥバを共通語の50音順に収録している

          「シマクトゥバ」には、地域の人々の暮らしや自然との関わり方が刻印されている。

          インタビュー話題書の著者、内間健友氏と、元国連職員の仲村秀一朗氏が語る「熱き仕事道」。

          いま話題の書、『14年勤めた会社をやめて”働く””生きる”を聞いてきた。』発売記念トークイベントを開催いたします。 イベントに出演するのは著者の内間健友さん、そして本書にインタビューイとして登場している元国連開発計画防災専門職員の仲村秀一朗さんのお二人です。 それぞれ、ご自身の「仕事道」のこれまでとこれからをおおいに語っていただきます。 ふるってご参加ください。 日時:2024年4月20日(土)15時~ 会場:ジュンク堂書店那覇店B1イベント会場 観覧無料

          インタビュー話題書の著者、内間健友氏と、元国連職員の仲村秀一朗氏が語る「熱き仕事道」。

          森も川も海も空もつながっている。沖縄の自然を愛らしいタッチで描いた絵本が登場。

          ここが沖縄。 海に囲まれた小さな島。 島の北には深い森が広がっているよ。 森があって、海があって、川もあるね。 他には、何があるかな? 『サンゴってなぁに?』『お魚がいなくなっちゃった!』など、 沖縄の自然を題材にした絵本の制作を続けている作者が おきなわに暮らすたくさんの生き物たちを 美しく愛らしいタッチで描きました。 いつもそこにある自然は、つながり、めぐりめぐって、 きみたちを守ってくれている。 ページをめくるたびにあらわれる みずみずしさいっぱいの絵で、 おき

          森も川も海も空もつながっている。沖縄の自然を愛らしいタッチで描いた絵本が登場。