新聞記者だった僕が聞いたのは、13人の沖縄人の「熱き仕事道」だった。
本書の著者は元新聞記者の内間健友。琉球新報社で社会部、政治部記者を務めたのち2017年に退社、その後は沖縄の雑誌『モモト』などに関わり、2023年、『日本バスケの革命と言われた男』(安里幸男著)の文章を共同で担当するなど活躍中のフリーライターである。
著者がそうやってインタビューを重ねてきたウチナーンチュ(沖縄人)たちは、小説家・ 落語家・バスケ指導者・平和教育ファシリテーター・ラジオパーソナリティー・元国連開発計画防災専門職員・大学教授・ミュージシャン・海外起業家・ファッ