断つ【詩】

脇を絞めると腕と胴の隙間にちっさなおっぱいが生えてきた、断ビールを始めよう。行の数に騙されて、啄木が長い。いきなり小説が読めなくなる合図。しおりがいくつあっても足りない。運動してこよう、一年半ぶりのジムに行ったらひとつも動けなかったくせに体が清々しい。実はスカートの中は太ももが震えている。風が気持ちいいのにビアガーデンの提灯が咲かない夜が続く、いつまで。池袋で頭を上げて歩いていると変なやつしか歩いていない昼間。

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