落としもの
こんにちは。ぼーんぐんです。
私の情けない話しにお付き合いください。
実は私、先日の夕刻に”キーケース”をなくしちゃったんです。自宅の鍵と親の家の鍵の2本ぶら下げた大切なキーケースだったんですがね。
大切だからと特に目立つ”黄色い”キーケースにして常に持ち歩いていたんですが、お恥ずかしい。
でも察しはついています。
無くす前にスーパーへ出かけましたから、スーパーへの往路か復路、もしくはスーパーの店内のいずれかでしょう。
さぁどこだろう。
普段使わない頭をフル回転させて記憶をたどります。行動を順に遡れば鍵に行き当たる筈ですからね。
まずは自宅の玄関先と自転車置き場を入念にチェックします。ですがどこにもありません。
よし次だ。
次は自転車に跨りスーパーに向かう道。この道を通ってそこを曲がり信号待ちだったな。
薄暗くなりかけた時刻に目を凝らせて地面をなめまわすようにキョロキョロしていると不審者に間違われかねませんが仕方ありません。鍵を見つけることが優先ですからね。
人目を気にせず街灯を頼りにしらみつぶしに見ていきますが見つけられません。
やがてスーパーの駐輪場へ。
先ほど止めた駐輪位置には別の自転車が止まっています。ここも前後左右をしっかり探します。・・でもない。
スーパー店内へ。
買い物かごを持たずに先ほど通った売り場を順に巡ります。
野菜コーナー、鮮魚コーナー、精肉コーナーの棚の下や通路の脇を覗き込みます。そして支払い場所。レジ横からサッカー台まで入念に調べます。
しかし努力の甲斐もなく結局何処を探してもキーケースは出てきません。
流石に落胆し諦め気分に包まれます。
明日もう一度明るくなってから探そうか。それでなかったら家内の鍵を複製しよう。
そう考えスマホを手に取り近くの鍵屋さんの検索を始めたとき、ふと考えが浮かびました。
そうだ「サービスカウンター」があったんだ。
***
ひとは加齢とともに物忘れが始まり注意が散漫になるようです。私も順番にその年に近づいているのかもしれません。
体のキレや思考の閃きも以前ほどなくなりました。
日常の生活シーンでも笑うネタは沢山あります。
例えばお風呂での出来事。
お風呂に入ろうと新しい下着を手に脱衣場に行き、風呂上がりに持ってきた着替えを探すと、脱いだ汚れものとともに洗濯槽へ入れていたりします。
またゴミの回収の時の出来事では、回収に行った筈のゴミが置きっぱなしだったこともあります。
我が家ではレジ袋を再利用して部屋の屑籠に予めセットしています。ゴミの回収日には袋ごと捨てるようにしているんですけど、
取り出した後の屑箱へ次に備えて新しいレジ袋をセットすることに注意が行きすぎると、
取り出したレジ袋のごみを屑箱の横に置きっぱなしにしていたりしてるんです。
注意散漫はいけませんね。
この様なくだらない笑い話で済む分にはいいんですけど、今回の様な大事なキーケースの紛失は笑えませんからね。
みなさんも一つ一つの行動にご注意くださいませ。
ちなみに私の大切なキーケースはサービスカウンターに届いていました。日本人の道徳心のおかげで助かりました。
お届けいただいた方、サービスカウンターの方々どうも有難うございました。