困難の先にある喜び
こんにちは。ぼーんぐんです。
最近私の投稿が盆栽披露の場になっていますがみなさん大丈夫でしょうか。
好きなものを人に見せたくなるのは心情です。笑ってお許しください。
さて今日は"菊"です。
みなさんは菊にどの様なイメージをお持ちですか。
お年寄り
お墓参り
お線香の香り
そうですよね。そうなりますよね。
菊の花というといかにもお年寄りって雰囲気になります。それに引き換え洋花は派手でお洒落です。
洋花は部屋に飾ると素敵な空間を演出してくれるアイテムです。
誕生日や記念日に贈るにしても洋花です。
やっとできた彼女の誕生日に
「君のためにとっておきのプレゼントがあるんだ」と彼女に期待をさせて、
彼女に目をつぶってもらい、彼氏が後ろ手に持った花束で驚かせるシーンはドラマでみます。
でも、サッと彼氏が差し出した101本の花束が菊の花だったら‥
満面の笑みで開いた彼女の目にどんなメッセージとして届きますか。
ありえません。
日本古来の花は地味なんです。
前回投稿の"りんどう"もそうですが、最近草むらでよく目にする"ホトトギス"も地味。
そして今日の主人公"菊"もね。
一旦海外に渡り再度戻ってきた品種「〇〇マム」ならまだしも、日本古来の品種には人気がありません。
しかしおかしなものです。
そんな菊も歳を重ねると良さが分かってくるようになります。派手なだけじゃない、しっとりとした味わい。
日本の風土にも合いますから育てやすさもポイントなんです。
私が育てている菊もしっとりとした良さがあります。全部で五種類。今日はその中でも一番派手なものを紹介します。
那賀川菊です。
那賀川菊は四国の渓流に自生する菊です。少し水が好きなんです。陽当たりとたっぷりの水を与えれば一年に一度この時期に幸せを届けてくれるんです。
まだ咲き始めですが今年も8号テラコッタいっぱいに咲いてくれそうです。
花びらが少しヨレヨレしているのはそのせい。あと数日で蕾も咲きそろいテラコッタごと花のボールになる予定です。
見事ですよ。
私はこの花が好きなので毎年春の時期に、セッセと挿し木をして少しずつ増やしています。
如何ですか。
菊も捨てたものでもないでしょう。
動物も植物も人とおんなじです。愛情をかければかけた分だけお返ししてくれますからね。
みなさんが愛情持って育てているものはなんですか。困難の先に必ず喜びが待っていますよ。