今日は早朝より部活指導。中学生相手に声を張り上げたあとに、ひっそりと古本屋を開けました。でも、土曜日だというのに古本屋は静かです。閉店2時間前からやっとお客さんがポツリ、ポツリ。なかなかお店に活気が戻りません。
そんな土曜日に懐かしい著者の本を読みました。それは苫米地英人氏が書いた「日本転生」という本でした。現在、日本が抱える人口減少や高齢化、インフラの老朽化などの深刻な諸問題に対し、著者が大胆な解決策を提案する本です。非常に勉強になる本でした。ただ、なんというか・・・モヤモヤする部分もあったので、ちょっと評価が難しい。
店主が評価が難しいと感じたのは、ご自分で開発されたアプリだったり、過去の研究成果を、本文中にいきなり強めに差し込んでくるところです。そして、提言というのもなんというか・・・上から目線な感じ?ただ、頭がいい人というのは、そういうものかなーとも思います。
最初にこの本が面白いと思ったのはP23ページからの記述です。日本が欧米を評価しすぎるという問題は、こんな時代から始まっているという指摘です。
次に国を動かす民主主義についての指摘です。日本人の多くは民主主義を多数決のことだと考えている人がいるけど、それは違うよという文脈で紹介された話です。(この他にも世襲議員への厳しい指摘あり)
次に、日本の政策は誰がつくっているかという話で紹介された話です。首相官邸には政治家でもなく、官僚でもなく、第三のグループが存在する。そして彼らが日本を支配し、狂わせていると著者は指摘しています。
そして、まだまだ興味深い文章は尽きないのですが、最後に店主が特別紹介したい文章をがありましたので、それを紹介して今日のブログを終わります。
というわけで、読書、頑張りましょう!古本屋もぜひご利用ください!