「物語思考」
本を読みました!
職人気質というか、日本人には「〇〇道」(武士道とか)、日々の生き方・道のりをどうするかみたいな考え方が好きな人が多いのかもしれません。
強いスーパーヒーローとして世界を救っている姿よりは、ヒーローになりたくて日々奮闘する主人公のことを応援したり、共感したりする国民性?(個人の感想です)。
良い悪いではないので、キャリア設計にはこういうアプローチ方法もあるよという捉え方なのかな。
ということで、「どう生きたいか、どうなりたいかを考えてみよう!」と、まずは取り組むこととしては「10年後になりたい状態を100個書く」です。
年収
資産
趣味
スポーツ
健康
ライフスタイル
住みたい家・場所
会いたい人
体験したいこと
職場・職業・ポジション
スキル
社会的地位
大切にする時間・人・もの
などなど。
例えば、文筆家になりたいと思う人が、どんな年収なのか、どんなライフスタイルなのか、何を日々大切にしているのか、などを考えていきます。
著書には書かれていませんでしたが、「ペルソナ設定に似ているかもしれませんね。」と思いました。
マーケティング手法の一つで、その商品/サービスを買う人は、どういう人なのか?どんな年齢、年収、性別、考え方などをしているのか。みたいなことを設定していく方法です。
この時より具体的に描く事が大切です。(最初から完璧でなくてOK)
キャラ設定においても、同じ事が言えるそうで、なんなら実際になりたいと思った状態の人に会ったり、見に行ったりするとより具体的に、より解像度を上げることができるということでした。
受験の際に、志望校に一度足を運んだ方が良いとされるのも、実際に見に行くことで自分が合格した時の姿、学校生活をイメージできるし、そのイメージを失いたくないと頑張る力が生まれるからだといいます。
僕は、夢とか希望とか、イメージができればほぼ出来ると考えています。具体的な手段や手法が分かっていればより確実に達成することが出来るでしょう。
自分がどうなりたいか、どうありたいかを考える時に、より具体的に解像度を上げてイメージすることで、なりたい自分になる事ができるのかなと思います。
とても共感した本だったので、ご紹介しました!
それでは。
文筆家ブックリーマン
■noteマガジン(X小説・ミニ小説・140字小説)
■アルファポリス小説「人事部キャリアデザイン課 係長補佐EMA」連載中
■アルファポリス小説「ラッキーノート」
■著書「らしく始める音声配信」
■プロフィール/お仕事のご依頼・ご相談について