NJC妄想対談「BUSHIがYOSHI-HASHIを出し抜く2つの裏技」
Y:BUSHIは昨年末にシングルでザック・セイバーJr.に勝ってますよね。チャンスは十分にあるんじゃないですか? たとえばレフェリーのブラインドを突いての急所蹴り→ブシロールで十分行ける気がします。
O:いや、あれはSANADAが前日に顔を怪我したから勝てたんだ。彼がドームに間に合わなかった場合はBUSHIを代わりに挑戦させる、そのための実績を急ごしらえしたに過ぎない。実際ドーム1日目のタッグマッチでザックがきっちり借りを返して、その後は何も動きがないだろ?
Y:確かに。でもあの勝利でBUSHIはツイッタ―のトレンドに入ったんですよね。ファンの抱く彼への期待感というのは、実は会社や本人が考えているより大きいものかもしれません。
O:BUSHIはいつもいい仕事をしてるからな。ヒロムや鷹木の引き立て役だったり負け役だったり多人数タッグのサポート役だったり。目立たぬ場所で踏ん張ってる人間に奇跡が起きたらファンも自分を投影して嬉しくなるよな。だから俺も今年のNJCは同じタイプの裕二郎を推したんだ。まあ奇跡はめったに起きないから奇跡なんだけどな。
Y:でもYOSHI-HASHIも同じ「縁の下の力持ち」タイプですよね。天山との一回戦が素晴らしかったですし、彼にももっと輝いて欲しい。
O:まあ順当に行けばYOSHI-HASHIだよな。彼は多くのファンが考えているよりも会社から押されているし、信頼もされている。応援したくなる不思議な魅力があるんだよ。ここで負けることはまずない。俺も彼にはとても期待してるよ。デビューする前の話とか聞くと、かなりの苦労人だしな。でもBUSHIにだって勝つチャンスは十分にある。まずひとつめの策は毒霧解禁だ。
Y:え! それは社会情勢的にまだ厳しいのでは。
O:だから口から吹かなきゃいいんだよ。同じように入場時に水を吹く矢野通が今は代わりに何をしてる? スプレーを持参して消毒液を噴射してるよな。あれがヒントだよ。BUSHIの場合は、もう少し小型のスプレー容器を使えばいい。アマゾンなら1000円ぐらいで買えるはずだ。そこに毒霧を入れてタイツかリング下にでも隠し、ここぞの時に取り出してYOSHI-HASHIのイケメン面へ噴射すればいい。口から吹くよりも量は少ないけど、目に入れば効果は十分あるだろ?
Y:な、なるほど! 確かにそれはインパクトありますね。この情勢で毒霧が使えないと嘆いている記事が東スポに出てましたが、実はそれも誘導作戦だったと。さすがですね。ふたつめの策は何ですか?
O:YOSHI-HASHIの必殺技は何だ?
Y:カルマとバタフライロックですね。
O:バタフライロックは何とか気合と根性で耐え抜くしかない。でもカルマはどうにかできる。あの技を絶対にYOSHI-HASHIに使わせない裏技がひとつあるんだよ。
Y:え、絶対使わせないってどういうことですか? 全日本プロレスでブラックめんそーれがやったみたいな「カルマ使ったら反則負け」ルールに変更するとか?
O:ああ、それも面白いな(笑)でももっと簡単で現実的な方法だよ。あのカルマという技は、鷹木信悟のMADE IN JAPANと同型だろ? もちろんオリジナルは鷹木の方だ。YOSHI-HASHIが勝手にパクッたのか、同じ浜口ジム出身で同い年だから、その誼で鷹木から使用許可をもらったのか。YOSHI-HASHIは律儀そうだから、多分後者だな。まさかその時は鷹木も自分が新日本に参戦することになるとは思ってなかったんだろう。
Y:そういえば鷹木は去年のスーパージュニア決勝のオスプレイ戦まで、ずっとあの技を封印してましたよね。やっぱり遠慮してたのかな?
O:そう! そこだよ。BUSHIは鷹木に頼んで「いつまで人の技を使う気だ? しばらく待ってやったんだからもういいだろ? あれはカルマじゃない。俺のMADE IN JAPANだ!」とツイートしてもらえばいいんだ。そうすれば人の良いYOSHI-HASHIは多分もうカルマを試合で使えなくなる。他人の開発した技にオリジナルの名前を付けて使うのなんて全世界で行われていることだし、本当はそこまで気にしなくていいんだけどな。
Y:な、なるほど! 「LIJの潤滑油」と称されるほどの高いコミュニケーション能力を誇るBUSHIなら、十分可能な裏技ですね!!
O:試合は明日だ! 時間がないぞBUSHI! 早く鷹木にツイートをお願いするんだ。やるなら今しかねえ!! 今でしょ!!
Y:色々混ざってますね(笑)ただの妄想だからBUSHIさん、気にしないでくださいね。近いうちにまた美味しい唐揚げを食べに行きます!!!