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本を地元の図書館に寄贈した話@小さな社会活動
部屋の本棚がパンクしている。入り切らなくなった本達は無造作に部屋にホカられている。人権ならぬ、本権があるとするならば彼らにはない。
「彼らにも本権を取り戻さねば!」と本の宿主である本山は彼らの次の居場所を考える。
より面白い未来のために本を通じて何ができる?
最近、自分の生活圏内で「より未来が豊かになる選択をしようキャンペーン」を実施中である。
衆議院選挙と名古屋市長選が立て続けにあった。
政治単位で世の中を変えることは本山には出来ないけど、ひとりひとりが日々の選択に意思を乗せれば、少しは面白くて豊かな未来に近づいていくんじゃないかと思って。
さて、本山の書籍達のゆくえは…?
これまでならメルカリに売り捌いてたが…
某フリマサイト(もう名前出しちゃってるけど)に売り払うことも出来る。
でもこれは、あまり面白くないかもしれない。
私が出品して誰かが購入したとする。その本が、本屋で本来売れていた場合の本屋収入とか著者の印税はなくなってしまう。
その代わり、収益はフリマサイトに入る。
私は本屋が大好きなので”町の本屋さん存続応援隊”でありたい。(電子書籍や本のネット購入進行、読書人口の減少で町の本屋がどんどん減っている)
そして、同じくして本の著者も応援したい。
なので、その本を読んだからには正当に印税が作者に支払われて欲しい。
と思ったら、私がフリマサイトを通じて多少の収入が得られる以外、あんまり面白いことがない。
つくりたい未来がそこにはないのでやめました。
地元の図書館に寄付して図書館をアップデートしよう!
図書館は小学校の隣にあって、昔はよく本を借りていた。成人式や選挙の時は図書館の上の施設を必ず使うので、総じて思い出深い場所である。
開館してから20年が経って、いつからか並んでいる書籍が古くさく感じてしまい行かなくなってしまった。
大切な思い出の図書館に寄贈したら、ちょっとはアップデートされるんじゃね…?今よりは少しばかりか魅力的な図書館になるんじゃね…?
そう思って、地元の図書館で司書か何かしている母経由で本を寄贈してもらった。(母が図書館に勤めて15年以上経つのに、いまだに何をしているか知らない)
これも小さな社会活動?
昔、カーネギーの本を読んだ。(カーネギーは"鉄鋼王”と呼ばれたアメリカの超絶資産家)
カーネギーおじさんは、稼いだ巨万の富を慈善活動につぎ込んで後世の人達の財産に投資していったらしい。
私には巨万の富なんてない。
けど、このおじさんの心意気というか思想みたいなものが私にはとても素敵に見えた。
そこで私もまず一歩、アクションしてみた次第。
私の部屋で乱雑に散らかっていた本達。
図書館に引っ越したことで、誰かのエンタメになったり、新しい学びの時間に変化していたら嬉しい。
選書を見ると、その時の自分が何に関心を寄せていたのか分かる。第一弾の寄贈書籍達は、「東洋哲学知りたいモード」「脳科学者・中野信子ブーム」の自分が垣間見れる。
図書館に寄贈しよう@第二弾をするならば、次はどんな選書になるのか…それもまた楽しみ。