街の明かりを眺めて思うこと
夜。電車に揺られ車窓から街を眺める。
一戸建て。マンション。アパート。
たくさんの明かりが灯っている。
あの家に、あの部屋に、どんな人が暮らしているんだろう。
いま何をしているんだろう。
誰とどんな話をしているんだろう。
どんな気持ちでいるんだろう。
笑っているの?泣いているの?
よく想像をめぐらしてしまう。
多くの人がより良い自分に出会いたいと願っている。
より良い明日を祈っている。
ひとり一人の繰り返されていく日常の中で、本という存在が必要とされるのであれば嬉しいし、そういう未来を創っていきたい。
ただそこに在るだけでいい。
ただそこに在る本を、1冊でも多く届けていきたい。
そのイメージをエネルギーにして、12年が経つ。
相も変わらず生きている。
実に早いもので明日から3月。
生きとし生けるすべての命にとって素晴らしい月になりますように。
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