【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】「休み方」を20年間考え続けた専門家がついに編み出した~あなたを疲れから救う「休養額」~(著:片野秀樹)
*メンタル不調の時は読書ができなかったりします
私も長い間、双極性障害のうつ状態で読書ができない時期がありました
今は体調も安定してきたので、メンタル不調にちょっとよい書籍をゆるっとまとめてお伝えしていきます
【現代社会の疲れとは】
・頭を使う作業中心
・仕事が終わってからも興奮・緊張状態が続いてしまって日常生活のリズムが狂ってしまいがち
・体はあまり疲れていないのに、頭が疲れることで、結果的に疲れが残るようになっている
【疲労回復の栄養素】
脂質+タンパク質+糖質+ビタミン+ミネラル
ATPという修復エネルギーが作られる
【疲れを生み出すストレッサー】
物理的ストレッサー:熱い、寒い、うるさい
化学的ストレッサー:薬物、アルコール、たばこ
心理的ストレッサー:不安、緊張、悲しみ
生物的ストレッサー:ウィルスや最近
社会的ストレッサー:家族関係、友人関係、経済的な問題
社会的ストレッサーが一番多い
ストレスはゼロにするこはできない…
体調が悪かったり、未経験のことには、
自分の持つストレス耐性では押し返せない
疲労を放置すると内分泌系の病気につながる
・糖尿病、高脂血症、痛風など
【糖化とはなんだろう】
過剰摂取な糖とタンパク質が結合することを「糖化」という
糖化したタンパク質は体温で温められると、細胞自体が老化して再生不能のゴミのようなタンパク質になる
このことを防ぐには、糖自体を控える
食事のときは野菜から食べる
【自立神経の変調サイン】
目の疲れ、肩こりなどの疲労サイン
筋肉が緊張して血管が搾り上げらえる→血流が悪くなる
集中できない、頭痛、倦怠感、イライラ
【疲労のサインは乳酸ではなかった】
かつては「疲労の原因は、筋肉に乳酸がたまること」と言われていたが、疲労の原因は乳酸でないことが明らかになっている
疲労度は乳酸に関係なく、「心拍変動解析」で測ることができる
【超回復論】
あえて負荷をかけたトレーニングをすると、その直後は疲れて体力は低下するが、そのあと十分は休養をとることで、トレーニングする前より体力がつく
・休養だけでは50%程度しか充電できないくても、活力を加えて満タン充電に近いところにもっていく
・あえて自分に負荷をかけてみる
①現時点でマイナスの疲労しきっているときはゼロに近づけるため、無理はしない
②疲れはあるが少し余裕があるならば、軽い負荷をかける
休みつつ、負荷をかける
・上手な負荷のかけ方
1、自分で決める
2、仕事と関係ない
3、自分が成長しそう
4、楽しむ余裕がある
(嫌なことで自分に負荷をかけない)
・例:ウォーキング→距離を延ばす→ゆくゆくはランニング
ソロキャンプにいってみる
【休養になる行為】
・お風呂
水圧が身体全体にかかり、一か所にとどまっていた血液が心臓に押し戻されて、血行が良くなり疲れがとれる
・食べない事、食事の量を減らすこと
食べ過ぎないことが体を休めることになる
無理に食べない、白湯を飲む
・朝食を同じ時刻に固定するだけで、自律神経を整えることができる
・娯楽タイプの休養
推し活
音楽や映画鑑賞
習い事
読書
ストレスコーピング(ストレスへの対処)を手帳やスマホに控えておく
・色々な休養を複合的におこなうことで、疲労回復効果が2倍にも3倍にもなる
・上手な休養のためには「寝すぎない」
休んでばかりいると、体の機能が衰えてくる
・自律神経がはたらくサーガディアンリズムに沿って規則正しい生活をおくることが自律神経を整えることになる
・これから疲れそなときは、先に休んでおく
【私の感想】
メンタルにも何にも大切なのが、やはり自律神経を整えることだと、今回も再確認です
そして、少し疲れている程度であった場合は、負荷をかけることが必要とのこと
負荷をかけて、また休む
休日に寝てばかりの私ですが、負荷を少しずつかけてみようと思います
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