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【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】新版科学がつきとめた「運のいい人」(著:中野信子)(その1~運がいい人の特徴)

*メンタルが不調なときは、長文を読んだり、読書したりすることが難しいです。私は双極性障害に罹患しており、うつ状態がひどいときは、読書はもちろん、テレビも観ることができませんでした。
 今は体調も安定してきました。メンタルにちょっといいことを「ゆるっとまとめ」ていきたいと思います。
 読まれる方も、お暇なときにのんびりと読んでもらえると嬉しいです。

どうしたら運がよくなるか
どういう人が運を味方にすることができるのか
できるだけ科学的にアプローチしたのがこの本

【運がいい人の特徴】
・いろいろな意味で自分を大事にしている
・常識や世間一般の平均的な考え方に流されることなく自分の価値観を大切にして、自分をていねいに扱っている
・よりよく生きているからこそ、運も味方する
・世界の中心を自分をすえる
・「自分は運がいい」と決め込む
 運がいいと思っている人も、悪いと思っている人も遭遇している事象は似ていることがおおい
 その事象に対するとらえ方、考え方が異なる
 何の根拠もなくても、「自分は運がいい」と決め込んだほうがいい
 そうするとよいサイクルが回ってくる
・他人と「共に生きること」をめざす
 ネアンデルタール人は社会性をもっていなかったため、進化ゲームで負けてしまった
 他者を思いやり、自分さえよければといいと考えるのではなく、お互いを思いやり、皆で協力する社会性をもつこと
 自分も生き残るけれど周りも生き残る道を選ぶ
 周りとうまく共存できる道を探す
 このほうが結果的に、長く生き延びることができる
 他人の利益になるような行動をとり、それによって自分がよい評価を受け、さらに相手がよろこんでくれたときには、脳は何重もの喜びを一気に感じている

毎日少しずつ運をよくするための行動や考えを積み重ねれば、今日よりはちょっといい明日が、明日よりはちょっといい明後日がやってくる
そして気づくと生き方が変わっている
同時に運が見方をしてくれるようになる

【運のいい人はいまの自分を活かす】
・お金持ちになりたい、健康になりたいので、勉強をしたり環境を変えたりするといった、いまの自分を変える努力をしている
・このやり方はちょっと違う
・脳には人それぞれに特徴があり、それがその人の個性をつくり上げている
・そのため、自分を変えるというのは至難の業で、たやすく変えることはできない
・「今の自分を最大限に生かす」ことを考えてみる

【運のいい人は自分なりの「しあわせのものさし」をもつ】
・他人の尺度でなく自分の尺度でしあわせ感を測るものさしをもつ
・自分の価値観で自分なりのしあわせを把握することが重要
・自分の心の底から「心地よい」「気持ち良よい」と思える行動をする
・科学的な「しあわせなものさし」の根拠
 脳にある「報酬系」の回路は快感を生み出すのにかかわる部分
 自分が心地よい、気持ちよいと思える状態を積極的につくりだすと
 脳の報酬系を上手に操れるようになる
 常に快の状態を作り出す努力をしていると自己一致の状態になる
 自己一致の状態とは自分がこうなったらいいという理想の自分と
 実際の自分が一致している=あるがままの自分を自分で受け入れている
 さらに人に好かれる
・社会のルールや常識を自分の上のものとみなさない
・いちばん大切にするべきは自分だと考える

【運のいい人はいい加減に生きる】
・いい加減な人は会社の価値観とずれている部分もあるが、自分の価値観で行動している
・いい加減だと柔軟性があり、不測の事態に速やかに対応できる
・まじめな人は、自分をないがしろにしていないか、自分の価値観を見失っていないか、世間の価値観に縛られていないか、自分が本当にやりたいことを忘れていないか、ときどき自問自答してみる

【運のいい人は「おもしろいかどうか」で決める】
・どちらが正解か、どちらが正しいかで判断せずに、それが自分にとっておもしろいかどうかで判断する
・正しいと思うことに義務感をもってやるより、おもしろそうと思えることを嬉々とした気持ちでやったほうが人はしあわせを感じる
・メンタルにも身体にも、しあわせと感じる状態を少しでも長く維持できたほうが、免疫もあがり、血流もよくなり、よいこと。
・そのためにも日々の判断基準を「おもしろいかどうか」に合わせるのも有効な方法
・さらに「おもしろいかどうか」で選択した場合はやる気をもって行える

【自分かこの世に誕生しているだけで運がいい】
精子数は1~4億個
子宮の卵管膨大部に進めるのは数百個のみ
さらに受精できるのはほぼ1個
さらにこの奇跡は自分だけに起こったものではなく、
自分の親、祖父母など、その数だけ奇跡がある
そのうちに1つでも奇跡がかけていたら、今の自分はありません
まさに自分は「幸運の人」といえる

声に出して「自分は運がいい」と声に出すと、大脳深部の海馬が働く
これを少なくとも3週間意識して続けると脳に定着しやすくなる

【運のいい人は早寝早起きをする】
早寝早起きをして、適度な運動をする
ゆっくりお風呂に入ってリラックスする
こういった規則正しい生活がセロトニンの分泌を促す
最近ついていないなと思ったら生活リズムを規則正しくすることが近道

【運のいい人はよい妄想をする】
楽しい妄想をすることで「生きる意欲をつくるホルモン(=ドーパミン)」が分泌される
よい妄想は手元がかからず、いつでもどこでも簡単に行うことができ、効果が絶大

【運のいいひとはすこしずつ自分のストレスレベルをあげる】
これは、人間の脳が何の刺激もない状態より、リスクのある好むから。
ちょっとリスクのあるほうが脳の報酬系が活発に動く
そこで、何かを選択する際にどれにするかで悩んだとき、あえて少しリスクのあるほうを選んでみる
ちょっと冒険の道を選ぶと、脳が喜んで結果もよいものになる










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