小学校教員の小技④~授業は〇〇で変わるという事実!!~
授業を変えよう!と意気込むも、様々な書籍や実践を真似したりして大枠を理解するだけでも時間がかかります。そのため、私は「長期的な改善」と「短期的な改善」に分けて日々取り組むといいと思います。
☆授業は、「ほんの少しスパイスを入れると変わる料理」だ!!
難しいことは考えず、「今回の授業の何を変えれば子どもたちは食いつくのか?」と考えてみるといいです!
習熟の時間には、「時間制限」を設ける。
→目標を設定し、「ここまではさすがに無理だと思うから…」とあえて話すことで、「絶対時間内に解く!」という気持ちが爆上がり。低位の子たちへの手立てとして「〇〇まで解ければ、大丈夫だから!」というラインも示すことを忘れずに。
道徳の授業をQFTに変える。
→やったことのない人は難しく感じるかもしれませんが、ざっくりとした内容は別の記事で紹介しています。この授業に変えるだけで、子どもたちは最初から最後まで思考し続けて、楽しさを感じます。
音楽(外国語)は、細かく体験を織り混ぜる!
→音楽に詳しい先生の授業からヒントを得ました。45分の中で、いろんな活動を取り入れてみましょう。歌、リコーダー、リズム、など。そうすることで、テンポや躍動感がうまれ、子どもも学習していて心地よく感じます。あっという間に授業が終わる感覚に包まれることでしょう。外国語の授業も、同じです。
決まった流れ(ルーティン)をつくったり、たくさん動かす!
→上記と被りますが、テンポのよい授業は「つまらない」とはなりません。テンポよく、子どもたちを動かせる授業は楽しさを感じます。決まった流れの授業で、後半に必ず探究する時間があったり。または、立ち歩く交流の時間など、立ったり座ったりする活動(〇〇したら立つ、〇〇したら座る)などの指示は、効果的です。「メリハリ、テンポがいい」これが大事です!
家庭学習にも1ポイント、スパイスを。
→家庭学習ノートには、シールという手は最初のみ効果的です。もしくは、しっかりと評価基準を1年間意識して毎日ノートを見れる人ならばシールのみでも習慣化させられるかもしれません。ただ、そのような外部褒賞を与えるときには、少し策が必要です。私は、「宿題・家庭学習なし券」というものも作り、渡す基準を予め子どもたちと設定します。頑張って努力し続けた子どもたちに得があるということを実感してもらいたいと思っています。また、今後は「学級のみんなの宿題・家庭学習を1日なしにする券」というのもつくると、学級の中で、その子をヒーローに、日の目を見るようにできそうだな、と考えています。家庭学習の習慣化には、あの手この手を考えつつも、何のために勉強しているのかということを繰り返し子どもたちに伝えていく必要があります。将来までずっと続く自学の習慣化を目指しましょう!
まとめ
徒然なるままに書きましたが、教員に成り立ての人ほど、「ほんの少しで授業が変わる!」という感覚を早めに身につけるといいと思っています!そこで授業の楽しさを味わい、さらに長期的に授業改善を行うための問題意識をもつことが大事だと考えます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?