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必要なのは「勇気」ではなく、「覚悟」

「必要なのは勇気ではなく覚悟。その選択をして、どんな結果になったとしてもお前が受け入れられるのかそうでないかで決断しろ。」

これは、私が勤めていた会社の上司からいただいた言葉です。

当時、私は新しいプロジェクトに挑戦するかどうか迷っていました。

新しいプロジェクトは、
成功すれば大きな成果を得られる可能性がある一方、
失敗すれば会社に大きな損失を与え、
自分のキャリアも失ってしまう可能性もありました。

私は不安でいっぱいでした。
失敗したらどうしよう、
周りから責められたらどうしよう、
そんなことばかり考えていました。

そんな時、上司が私にこの言葉をかけてくれたのです。

「勇気は、一瞬の勢いで何かをすること。
 でも、覚悟は、どんな結果でも受け入れるという強い意志だ。

上司の言葉は、私の心に深く響きました。

私は、どんな結果になったとしても受け入れる「覚悟」を決め、
新しいプロジェクトに挑戦することにしました。

しかし、プロジェクトは、決して順風満帆ではありませんでした。

様々な困難に直面し、何度も心が折れそうになりました。
時に「挑戦しない方が良かったのかも…」と思ったこともありました。

ただ、「覚悟」を決めたお陰で、結果が出るまでやりきる意思を持ち続けることができました。

私は最後まで諦めずにプロジェクトをやり遂げました。

結果は、残念ながら成功とは言えませんでした。
私もキャリアもへと変わってしまいました。
(つまり、部署異動・担当変えとなりました。)

しかし、私は後悔していません。

なぜなら、
どんな結果でも受け入れるという覚悟を持って挑戦したからです。
自分の決めた意志でやり切ったことが自信になりました。

覚悟を持ってやり切ったからこそ、
プロジェクトを成功に導けなかったことに対して、
自分のスキル、経験、思考について、
何が、どれだけ足りていないかが明確になりました。

この挑戦を通して、私は大きく成長することができました。
次のチャンスに、この経験を活かしたいと思っています。

必要なのは勇気ではなく覚悟。

この言葉は、今でも私の胸に深く刻まれています。

仕事でも、プライベートでも、
何かを決断する時、
私はいつもこの言葉を思い出します。

そして、
「どんな結果になっても受け入れられるかどうか」を
自分に問いかけます。

覚悟を持って決めたことなら、きっと乗り越えられるはずです。
そして、どんな結果になっても、次の成長への糧とできると思います。

~タイトル画像に込めた思い~
最高の景色を見ることができるのは、
そびえたつ高い壁を登り切った人だけ。

しかし、「勇気」だけで登り始めてしまうと、
振り返ってその高さに怯えたり、転げ落ちたりしたときに、
自分の選択に後悔してしまうかもしれない。

しかし、覚悟を持って、登り始めたら、
もしもゴールである「最高の景色」を見れなかったとしても、
結果を受け入れる覚悟があれば、後悔はしない。

何が足りなかったのか、どうしたら次は「最高の景色」が見れるのか、
上手くいなかった経験を糧に、次の挑戦へと繋げることができる。

そんな思いを画像に表現してみました。

「覚悟」を決めて、これからも動きだそう。

#心に残る上司の言葉

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所属:名古屋商科大学 BIP(Business Innovation Program)@東京丸の内キャンパス 期間:2021年4月入学→2…

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