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28歳凡人会社員が、MBAに行くことにした。

こんにちは。凡人会社員の猟奇的なポジティブ凡人と申します。
2021年4月から「名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科(修士課程)」、いわゆる「MBA」にて学ぶことにしました。

ビジネススクールと言っても、海外・国内に多種多様にありますが、私の場合は週末の土日で通うスタイルです。
土・日の9:00~17:00両方が授業になります。平日は毎日仕事ですので、土日が約2年間ほぼプライベートな時間が無くなります(涙)
それでもなぜ、このタイミングで「MBAに行く」という決断をしたのか書き残しておきたいと思います。

この記事はMBAを2023年3月に卒業して約1年半後の2024年10月に執筆しています。2021年4月~2023年3月の約2年間の学びを修了し、卒業後約1年の実務経験を経て、MBAに行った価値と教訓を書き残しておきたいと思いました。

記事の背景として、簡単ですが私のプロフィールです。

プロフィール
・総合政策学部総合政策学科卒業
・アルバイトは約4年間、UNIQLOで勤める
・社会人6年目の28歳(新卒で現在の会社に入社)※2021年4月時点
・いわゆるJTC(Japan Traditional Company)に勤務
・担当業務はざっくり商品開発/マーケティング


MBA(Master of Business Administration)とは何か?

MBAとは「Master of Business Administration」の略であり、簡単に言えば「経営学を勉強した学位(修士)」です。

国内でMBAに対応する学位は修士(経営学)となり、MBA取得には1年間(欧州は1〜1.5年が主流)から2年間(日米の標準)の学修が必要となります。MBAとは医師や弁護士のような業務独占資格ではなく経営学に関する「学位」です。MBAは中小企業診断士と似た側面もありますが、MBAがリーダーとしての「姿勢」を重視するのに対し、中小企業診断士は経営者に助言を提供するための「スキル」や「知識」を重視している点で異なります。

NUCB BUSINESS SCHOOLより抜粋

なぜMBAへ行くことにしたか?

私が「MBA」という言葉と出会ったのは、たまたま両親が家で見ていた「プロフェッショナル仕事の流儀」にて「ローソンの新浪社長」の放送を見ていたときでした。その時なんとなくですが”なんかカッコいい”と思い、頭の片隅みに「MBA」という言葉が残っていました。
大学を無事卒業後は、希望の業界へ就職することができました。
商品開発やマーケティングに関する部門に配属され、充実した日々を過ごしていました。ただ、業務の壁にぶつかったときはいつも「MBAに行っていたらもっと上手く仕事が進められていたのかな?」と、どこかMBAに対する心残りを感じていました。

そんな中、2020年2月….世界的なパンデミックが起こりました。。
私の勤める業界は急速に需要を失い、過去最大の赤字となり、存亡の危機となりました。その時「今のままの自分では生き残っていけない」と強烈な不安を感じました。

業界の需要が蒸発してしまい私はやるべき業務が無くなってしまい、会社から送られてくる研修課題をこなし、家から出れず、時間を持て余す日々が続いていました。更に人件費削減のため、給与削減の対応もはじまりました..
いよいよこの会社にいていいのかと頭を悩ませていました。
そんなときに「MBA」のことを思い出し、この危機を「時間ができたチャンス」と捉え、「MBAに行くこと」を決めました。
※なぜ名古屋商科大学大学院(NUCB BUSINESS SCHOOL)を選択したかは別記事にしたいと思います。

なぜ、今MBAに行くと決めたのか?(決め手)

これまで「いつかはMBAを行ってみたいな」と漠然と思っていました。しかし、実態は仕事も忙しく、週末は楽しい時間を過ごせており、なかなか決心には至りませんでした。そんな中、コロナショックが起き、今後世界がいつどうなっていくか分からない歴史的なタイミングを経験しました。
その中で「MBAで学んだあとの時間の方が大事」だと思いました。

60歳まで働くと仮定して
28歳でMBA進学→30歳卒業→30~60の30年間MBAでの学びを活かせる
40歳でMBA進学→42歳卒業→40~60の20年間しかMBAでの学びは活かせない

また、これから結婚や子供の誕生、親の介護など自分の年齢が上がれば上がるほど、ライフイベントが増えることは大いに想像できました。

以上を踏まえ、時間的価値を考えても「早く行っても損はしない」と考え、
入試先行で落ちるかもしれないのだから、
まずは受験して見て入学資格を得てからいろんなことを考えよう(笑)と、
最後は"猟奇的なポジティブさ"でMBAに行くことを決断しました。

おわりに

昨今、多種多様な働き方・生き方がある中で自分のありたい姿に悩み、葛藤する方々が自分の周りにいました。私のこれまでの生き方が誰かにとっての参考や教訓、反面教師になればと思い、この記事やマガジンを作成したいと思っています。

別記事では「どのようにMBAを選択したのか?」や「受験の流れ」についてなども記事にしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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所属:名古屋商科大学 BIP(Business Innovation Program)@東京丸の内キャンパス 期間:2021年4月入学→2…

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