開業することにした
不動産屋を開業することにした
当然、西粟倉村でだ
岡山県の端っこで、中山間地域で、93％森林で
生きていけるだけのお金を稼げるのかに挑戦することにした
当然、近隣エリアなんかも行くし、
色々とチャレンジしてみようと思う
まずは、岡山県で宅建業(＊1)を開業するとなると、
岡山県庁に開業の申請を出しに行かなければならない
宅建業とは、宅地建物取引業法に基づいて取引を行う仕事で、
まあ、だいたいは賃貸でも売買でも仲介業をする事業者ということだ
こういう時代においては、ネットでの申請なんかもできたりせんかな〜、
って思ったけど、全然あかんかったー
西粟倉村から岡山県庁までは車で2時間かかる
なる早で宅建業が開業できるようにしたいし、
一発で書類も終了させたい！
ということで、色々と事前準備に入る
今までは、不動産会社に勤めた経験はあっても開業したことないんで、
一から調査を始めてみると
色々と「なんやこれ？」っていうことから、
「これ必要なんか！」とかもある
時間的には、岡山県庁に申請して約一ヶ月かかる
申請するために揃えなければならないのは、
①事務所の確保
②固定電話(050はダメ、市外局番のあるもの)、FAX
ここで辛いなーって感じることろは、
先に場所が決まってないといけないのは分かるが、
まだ宅建業として稼ぎがない状況なのに事務所の支払いが始まってしまう
まあなー、なんともいえんな
それと固定電話とFAXが必須であること
これは・・・
固定電話かー
携帯にどうせ転送するからいいのでは？とも思うが、必須らしい
そして、050の番号はダメなのでネット経由、IPフォンはだめ
市外局番がないと認められないらしい
それでも今は電話工事なくてもネット経由で市外局番を
ゲットできるものがある！ということで連絡をしてみたが、
自分のいる西粟倉村は対象外
「まあ、そうか・・・」
どうしようもないので、NTT経由で事務所に電話工事するしかない
そして、FAX！
これはどうなん？
FAXってどこらへんで使っとんかな〜
けど、必須事項になっている
とりあえず、一旦、
「どうにかなりませんかねー？」
と聞いてみたが、どうにもならんかった
「ぐぬぬぬぬ・・・」
という気持ちを堪えて準備することに
なんとか負担を少なくするために探し当てたのが、
ブラザーのTEL、FAX、プリンターが複合された
夢のような複合を遂げた複合機を発見！
どうせプリンターは必要やしな〜
ということでこちらを購入
FAXも受信したら、紙で都度都度、
ビーって出てこんようにデータ化してくれる機能を搭載！
とまあ、事務所にこういった諸々を揃えて、
「ちゃんと完備しとりまっせ」
と、証拠写真を撮り、岡山県庁に赴く
2時間ドライブ
その前に岡山市の法務局じゃないと取れん書類があったり、とか、
岡山県は収入証紙を無くしている代わりにPOSレジなるもので、
収入証紙代わりのシールを申請書に貼り付けるようになっている
それが県庁の地下にあるということで、
とにかく岡山市へ行かんとあかん
なんやかんやで岡山県庁にきた
POSレジなるものがどこにあるんかと、
ウロウロしてたら、職員さんが声かけてくれて、
場所まで案内してくれた
なんと優しい！
そして、宅建申請のところに行くルートまでご指導いただく
なんかとってもほっこり
そんな親切なお方のおかげもあり、申請も完了！
一ヶ月くらい待つばかり！
ついでに北上して津山市へ
ついでといっても1時間30分くらいかかるけども
今後、お世話になる宅建協会津山支部へご挨拶
免許が無事降りたら入会申し込みをする
そして、とっぱじめの融資としては、政策金融公庫に
お世話になるだろうということで、こちらにも相談
とりあえずこのあたりで申込と挨拶回りを終了
最近知ったが、津山市といえば『干し肉』が有名らしい
この日は遅くなってしまったので、また今度にするが、
一度食べてみたい
熟成肉ということなんだろう
煮こごりなんかも興味ある
『養生食い』という言い方で、江戸時代に薬代わりに肉を食べる文化があった
なぜか津山藩と近江彦根藩（滋賀県）だけ
病気になったら体に良い物を食べ、良くないことは避ける
こういうの知るってめっちゃ楽しいなー
でも・・・
干し肉ソフト・・・
これはちょっとな
信号待ちの時にふと見てみると焼肉屋の前に気になる看板
『津山名物 干し肉ソフト』
と書いてある
名物？ソフトも？
そしてナゾの顔ハメパネル
なんかごっついな〜
と、津山にも思いを馳せながら帰路につく
オダギリジョーやB'zの稲葉さんを排出した町
不名誉な事件でも有名
大失敗事例と言われるアルネ津山、通称ナイね津山
などなど
津山から西粟倉までは1時間
県庁から許可おりたらまた来るわ！