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【レポート】11/25(土),26(日) ふるさとだいごをあなたに

11/25(土)と11/26(日)の二日間、BONUS TRACKのHOUSE(KITCHEN,STAND,ROOM)にて開催された『ふるさとだいごをあなたに』の様子をお届けします。

開催概要はこちら👇👇


(2022年のイベントの様子はこちらから👇)
https://note.com/bonustrack_skz/n/n3a078ff7d957

茨城最北西端のまち「だいご」。その魅力をたっぷりお届けするイベントを2日間にわたって開催しました。

大子町にある袋田の滝のキャラクター、たき丸も遊びにきてくれましたよ〜!!
とってもキュートにイベントを盛り上げてくれました!

大子町のご当地キャラクター「たき丸」

BONUS TRACK内だけでなく、お隣の仁慈保幼園や世田谷代田駅・下北駅周辺にも繰り出して、PRとしても大活躍!
かわいいだけでなく、ユニークな動きなどでちびっこから大人にまで大人気!



「だいご」の魅力をたっぷりお届け!

お茶やこんにゃく、りんご、お米、しゃもから、木材や漆器まで。大子町のさまざまな特産物を楽しんでいただけるブースが並びました。

奥久慈茶 吉成園 吉成弘輝さん

奥久慈茶 吉成園 吉成弘輝さんの出店ブースのようす。明治43年創業の老舗のお茶の生産者さんで、今回いらっしゃっていた吉成弘輝さんで5代目になるそうです。

6種類のお茶は、さまざまなライフスタイルに合うようにブレンドされていて、色々な味わいが楽しめます。例えば、”CaMP"のお茶は、アウトドアでコーヒーがわりに飲めるように濃くなっていたり、”aFTER“のお茶は、「洋菓子に合うお茶が欲しい」との要望に応えて、シナモンの香りがする意外な組み合わせのお茶になっています🍵

こちらの商品は最近販売を開始されたそう。昨年BONUS TRACKで出店していただいた際のご経験を踏まえて、いままであまりご縁がなかったお客様にもお茶をお届けできるようにという想いからうまれたそうです。
創業からの長い歴史の中で、こうしてBONUS TRACKでのイベントをきっかけににしていただいて新しいものがうまれているというのは、とっても嬉しいことです。

大子産米 奥久慈水穂村 白井涼輔さん

大子産米コシヒカリの試食

続いてこちらは、大子産米の奥久慈水穂村 白井涼輔さんのブース。さまざまな種類のお米を販売されていました。「にこまる」と名前のついたものは九州生まれの品種なのですが、寒暖差があり夏は暖かい大子の気候下では作付けが可能なんだそうです。ただ、夏はかなり暑いので朝と夕方に分けて作業を行なっているそうです。
そして大子産コシヒカリの試食コーナーも!お米一粒一粒をしっかり感じることができて、とても美味しかったです。

お米の品質が日本トップクラスの大子町。現在出品されているお米のコンテストでは、白井さんのお米が最終審査まで進んでいるそうですが、なんと25組中5組が大子の生産者さんなんだそうです🌾

大子では、「おだがけ米」と呼ばれる昔ながらの製法も残っているんだとか。通常、現代では収穫したお米の乾燥は機械を使って行われますが、「おだがけ米」では、自然の風と太陽の光によって、じっくり時間をかけて乾燥させます。手間暇ををかけてじっくり作られたお米は、旨みが凝縮されています。

大子漆 器而庵

こちらは、良質な大子漆をふんだんに使用した漆器のお取り扱いをされている器而庵さんの出展のようす。

馴染みのある見た目のものから、錫も使ってコーティングしたものや、金箔で意匠を施したものまで。ユニークなものも一緒に、所狭しと漆商品が並びます。漆は時間が経つと透明度が増すそうで、経年変化も楽しめるものになっています。

写真右の製品は、掻いたあとの漆の木を再利用した花器の製品。通常伐採されて廃棄してしまうものを素材として利用しているそうです。掻いた跡の荒々しさが挿した花とのダイナミックなコントラストを演出してくれそうな、とっても素敵な商品です。

その横には、漆掻きの道具も。右上の器は使い始めて1年くらいのものなのだそうですが、通常の木材の素地に漆がついてこのような見た目になってしまうんだとか。下の3点並んだ道具は漆を実際に掻く時のもの。これらを使って、漆の木に傷をつけたり、分厚い皮を剥ぎ取ったりします。なかなかお目にかかることのできない道具を間近で見ることができました!

トークイベントも開催!
漆について直接お話を伺える貴重な機会でした。

奥久慈大子ゆば 三宝産業

KITCHENでは、三宝産業さんがゆばキムチ豆乳うどんやゆば食べ比べセット、豆乳甘酒などで出店。自社工場で生産されている大豆製品をたくさん持ってきていただきました。なんと、うどんも豆乳を使って練り上げられています。ゆばは、自然の恵みを届けたい、との思いから作られたそうで、大豆はもちろん、水やにがりなど、自然の素材でさまざまなこだわりを持って生産されています。

ほかほか陽気から一転、急激に冷え込んだ週末でした。
暖をとりつつ、美味しい料理を召し上がっていただいている様子。

うどんと一緒にいただいたゆばキムチは、新鮮な味わいで、普段口にすることの多い白菜キムチとは異なったゆばらしい食感についついお箸が進みます。キムチの塩気や辛味がありつつも、大豆由来のゆばが後味をまろやかに包み込んでくれ、こちらは施設のスタッフ内でも大人気となりました!
ゆば食べ比べセットは、2種類のゆばをシンプルに、醤油とわさびの味付けで楽しむことができます。水戸黄門として知られるかの水戸光圀公も、わさびと一緒に食し、そのおいしさに驚嘆したそうです。そんなエピソードにも納得のおいしさでした。

奥久慈こんにゃく 袋田食品

こちらは、奥久慈産の芋を使ったこんにゃく製品をメインに製造直販されている、袋田食品さんのブース。イベントでは、生芋こんにゃくの煮込み田楽と、こんにゃくから作った肌ケア用のスポンジの販売をされていました。こんにゃくに出汁の味が染み込んだ煮込み田楽は絶品!二日間とも早い時間から完売御礼となりました!

こちらのこんにゃくは、素材の良さもさることながら、製法にもこだわられていて、一般的にスーパーなどに流通している製品よりも手作りの工程が多く、ひとつひとつじっくり時間をかけているそう。なかなか味わったことのないプルプルの食感はとっても新鮮でした。手作りにしか出せない食感は、ぜひ一度は味わっていただきたいです。
スポンジは、冷凍・解凍を繰り返してこんにゃくの繊維を残す製法で作られていて、そのまま食べてしまうこともできるくらい、100%自然の素材で作られています。何度もふれたくなってしまうぷにぷにの手触りはとても気持ちいいです。  

奥久慈しゃも 特産品流通公社

特産品流通公社さんのブースでは、しゃもの試食販売が行われました。
奥久慈のしゃもは、一般的な鶏と比べ、脂質は約40%と、低脂質低カロリーで、しっかりした歯ごたえながら、ジューシーでコク深い味わいになっています。試食のしゃもは炭火を使ってその場で調理されていて、会場にはいい香りが!
通りがかりの方にも奥久慈のしゃもを気軽に体験していただけるようになっていました。

そのお隣では鮎の塩焼きの販売も!🤤
こちらも炭火で焼いたものをその場で召し上がっていただくことができ、大好評。鮎がずらっと並んだ様子が目にも楽しい販売でした。普段はなかなかできない体験で、大人の方だけでなくお子様にも楽しんでいただけている様子でした。

奥久慈りんご FUJITA APPLE ORCHARD

奥久慈りんごのFUJITA APPLE ORCHARDさんの出店の様子。「りんごの魅力を余すことなくお客様に」をモットーに、りんごの栽培だけでなく、さまざまな加工商品の開発に取り組まれています。中でもアップルパイは大人気で、1/6サイズのものは完売していました。ドライアップルは、りんごそのものの甘味たっぷりで、砂糖不使用とは思えない味わい!そのまま食べても、暖かい紅茶に入れてなど様々に楽しめます!ホットアップルティーはりんごの芳醇な香りも魅力のひとつ!今回持ってきていただいた商品以外にも、バウムやシードルなどさまざまな商品があるそうなので、ECサイトもぜひ覗いてみてください🛒

奥久慈りんご 椎名りんご園 追分りんご園

りんごの断面には蜜がたっぷり...!

こちらも奥久慈りんごの、椎名りんご園さんと追分りんご園さんのブース。FUJITA APPLE ORCHARDさんはりんごの加工食品が中心の出店でしたが、こちらでは奥久慈りんごがずらっと勢揃い。大子の奥久慈りんごは一般的なものとは違って、樹の上でりんごを完熟させてから収穫する「樹上完熟」が特徴で、香りが豊かで甘みもたっぷり!完熟させてから収穫するためあまり市場には出回らないので、なかなか出会えない貴重なりんごです。
カットされたりんごの断面から見える蜜たっぷりのについつい足を止めてしまう方が続出しました!

甘味だけでなく、芳醇な香りにもびっくり!

こういった栽培方法を行えるのは、大子の気候条件があってこそのことなのだそう。もちろん流通的な側面からの理由もありますが、他の地域では早めに収穫しないと雪が降ってしまうため、完熟まで待つことができないということもあるんだそうです。まさにここでしか味わえないりんごになっています🍎

大子産木材 YOSHINARI

こちらは地元の八溝材と呼ばれる木材を使ってさまざまな商品を製作されている YOSHINARIさん。コースターからカップ、カトラリー類やスピーカーも。写真左奥のコーヒーカップはひとつひとつ職人さんの手作りで、製品ごとの違いも楽しめます。

木の温もりも、手作りの温もりも、どちらも感じられる温かい製品ばかりでした。角材等の加工後に余った端材を主に使用していて、環境にもやさしい製品になっています。

製品を手に取った方が木材のいい香りに惹かれる様子は、普段からそういった素材に囲まれて暮らしている大子の方にとっては新鮮なリアクションだそう。また、イベントの開催を知らず、ふらりとBONUS TRACKに立ち寄った方が軍鶏やお米の試食から始まり、気がついたら、全てのブースを回って、スタンプラリーやゆばキムチうどんを堪能し、トークイベントにも参加こうしたコミュニケーションがうまれるのもイベントの魅力のひとつですね。


ANDON✖️大子町 限定コラボメニュー

大子町産軍鶏(しゃも)まるまる照り焼き丼

BONUS TRACK内のお粥とお酒 ANDONでは、イベント限定のコラボメニューが登場。その名も、大子町産軍鶏(しゃも)まるまる照り焼き丼!モモ、ムネ、ササミの全部位を贅沢に使っています。

歯応えがしっかりあってジューシーな大子のしゃもと、照り焼きの味付けがとっても美味しかったです!
こちらのメニューはイベント終了を待たずして2日とも昼過ぎには早々に完売!大好評でした。


スタンプラリーも開催!

当日会場内ではスタンプラリーも開催されました。各出展ブースを回って台紙にステッカーを貼ってもらうと、その枚数に応じて大子町オリジナルグッズがもらえちゃいます!

ふらりとBONUS TARACKに偶然立ち寄った方も大子町の魅力についつい惹かれて、スタンプラリーをきっかけにぐるりと各ブースに立ち寄り、トークイベント、鮎にこんにゃくにゆばキムチうどん、お茶と堪能していたり、スタンプラリー台紙を片手に、出展者の方とお客様の間にコミュニケーションがたくさんうまれていたりと、人と人を繋げる素敵なイベントでした!!


ありがとうございました!

大子町の魅力を、おいしく楽しく、たくさんの方にたっぷりお届けできた二日間!
特産物を通して、普段はなかなか出会えない人同士のコミュニケーションが生まれている様子が、とっても印象的でした。
ご来場いただいた皆さん、そして大子町の皆さん、ありがとうございました!



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