勉強会でDEPOC研修体験【自己開示・自己理解と他者理解】
キャリアコンサルタント仲間の勉強会で
DEPOCの研修を皆さんに体験して頂きました。
そんな中から、再度、学びがあったので、
その辺りを書いていきます。
■ キャリアコンサルタント
詳細をご覧になりたい方は、下記をご覧下さい。
厚生労働省 キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント
勉強会仲間は、皆さん、
企業の人事や、キャリア支援室
大学のキャリア開発課などで
働いていらっしゃる方々です。
キャリアコンサルタントが国家資格になる前に、
キャリアについて勉強しようと思って門を叩いた【GCDF】が
このご縁を繋いでくれました!(^^)!
キャリアについて、学び、仕事をしていく上で、
情報のアップデートが必要ということもあり、
キャリアコンサルタントや、GCDF資格取得者は
継続的な学習が必要となっています。
今回は、継続学習の一環で
DEPOCが実際に
医療従事者にしている研修の簡易版を
皆さんに体験して頂きました。
■ 医療機関で働く人々
まず、医療機関で働く人々の
日常を簡単にお話させて頂きました。
医療業界・医療機関で働く人々は
日々、忙しいこと。
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)や、
インフルエンザ、熱中症等で
現在も、更に忙しいこと。
ですが、厚生労働白書からとってきた資料では、
医療・福祉の就業者数は増加傾向であること。
下記をご覧ください。
統計上は増加傾向にありますが、
その傾向を肌で感じることは出来ていない。
また、医療従事者は、
仕事をしている間は
患者さん中心になり、
同僚と話すことも
患者さんや業務に関することのみ。
勤務中に同僚と
仕事以外の話をすることは難しい。
そんな話をさせて頂きました。
■ 医療従事者と接して感じること。
2008年から
医療系人材紹介エージェントとして
この業界にいて感じているのは、
医療従事者は、傾聴は上手ですが
自分のことを話すのは、上手ではない。
医師・看護師・理学療法士・
診療放射線技師等
医療業界で働いている人々は
ホスピタリティがある方々です。
思いやりや
心からのおもてなしを
身に着けています。
ですので、患者さんのお話は
バッチリ聞けます。
そう、患者さんに対しての
傾聴はバッチリな方が多いです。
患者さんにはバッチリなのに、
一緒に働く同僚や後輩には
ここが発揮されません。
不思議です。
あともう一つ、
自分のお話をするのが
上手ではない方が
多い印象を受けています。
これ、どうしてだろう。。。
そんなことを思って、
医療従事者の方と
接していました。
■ 医療従事者として接して思うこと。
医療業界で働く方は
国家資格をお持ちです。
資格ありきの仕事なので、
自分が望めば、その資格を活かして、
どこでも働くことが可能です。
また、資格ありきで
働ける職業でもあるので、
キャリア形成云々の意識が
医療業界全体にもあまりない
印象を受けています。
その為、
自分が望まないことが起きたときや、
自分の意図が通じない職場環境や、
相手との関係性が悪くなったときに、
辞める判断をされる方が多いと
感じています。
自分の居心地が良い場所を探し、
辞めるという判断をされることは
良いと思っています。
自分が心地よいと感じて働ける職場は
本当に有り難いと、私も経験上理解しています。
ただ、辞めるという判断を
何度か繰り返し、毎回同じ様な理由で
お辞めになる方もお見受けしています。
毎回同じ理由でお辞めになった方と話していると、
もしかしたら、同僚との関係性の構築に
問題があるのかな?と思ったのが、
DEPOCで研修をしようと思った
きっかけです。
医療機関は、人で出来ています。
そこを認識し、
自分が働きやすい環境を
自分自身でも作っていければ、
その職場に定着できるのではないかと。
そう、私どもDEPOCは考え、
人の定着化の研修に
取り組む様になりました。
■ 自己開示・自己理解と他者理解
DEPOCの研修のテーマは、
【自己開示・自己理解と他者理解】です。
研修に使用するツールは、
Points of You®です。
65枚の写真と言葉で
作成されているツールです。
同じ写真1枚を見ても、
自分と他者では感じ方が違う。
同じ写真でも捉え方が違う。
自分と他人は違う。
そこを
まず認識して貰います。
自分と他人は違うから、
どういう伝え方をすれば
相手に伝わるか。
また、自分と他人は違うけど、
同じ職場で働いていくには
どういうコミュニケーションをとって
どんな関係性を築いていけばよいのか。
例えば、クリニック。
医師がいて、看護師がいて、
理学療法士がいて、医療事務がいる。
それぞれの分野の
プロフェッショナルが
クリニックで働いています。
自分の分野は知識があるけど、
それ以外はわからない。
でも、一緒に職場で働いていくのは
職種は違うけど、関係性は築いていきたい。
そんなことを
研修を通して
体感して頂き、
考えて頂きます。
DEPOCの研修は、
座学ではありません。
体験型の研修です。
研修では、自分のことを
話しまくって頂きます(*^_^*)
ペアワークでも、
グループワークでも。
これでもか?!というほど
自分のことを話すので、
この人はこんな捉え方をするんだなと
相手が認識していきます。
お互いがお互いを
認識し理解する場を、
研修でやります。
縁があって入った職場です。
是非、その縁を深めていってほしい
そんな想いが、DEPOCにはあります。
■ 学び。
キャリアコンサルタントの皆さんには、
実際のDEPOCの研修よりも、
簡易版をご準備し、
体験して頂きました。
参加者からは、
“物事の捉え方は、人それぞれ多様である”
という感想を頂きました。
まさしく、それを体感して頂きたかったので、
よし!とガッツポーズがでました(笑)
自分の言葉で話すことにより、
自分の物事の捉え方、
考え方の癖を知る。
そして、他の人が話すことで、
その人の視点、捉え方などを学ぶ。
忙しすぎる職場で
働いている医療従事者が
心地よいと思える環境の
お手伝い出来ればと思っています。
最後に、私の学びですが、
今回、キャリアコンサルタントの皆さんに
DEPOCの研修を体験して貰い、
この研修の意味づけを、
自分の中で更に深めることが
出来ました。
この言葉のフレーズは、
もうちょっとこうしたら良いとか、
この説明は、理解しやすい様に
もっと丁寧にしようとか。
研修のテーマは変わりませんが、
体験して頂く方々に、
もっと理解を深めて貰うために
工夫をしていきたいこともでて来て、
自分でもワクワクしています(*^_^*)
人との関係性は
ある意味、生きていく上で
永遠のテーマと云っても
過言ではありません。
医療業界で働く人が
心地よい環境で働けるお手伝いを
これからも続けていきます。
DEPOCの研修に興味がある方、
是非、お問い合わせください。
以上