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日常のステップ

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2025年、これがしたい!

2025年、これがしたい!


インスピレーションを得た元旦に!2025年1月1日。ぼんやりベランダで深呼吸したり、おじいちゃんのお母さんのレシピだというお雑煮を作って堪能したり、家族で月曜から夜ふかしを見たり、卒論流石に焦って(第一稿の締め切りが1月6日…)こなしたりして1日が終わった。ちょっとお酒なんか飲んだりして、明日バイトがあるのでネイルを塗り直しながらネットフリックスの「今すぐ購入:購買意欲はこうして操られる」を見て

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年の瀬が苦手

年の瀬が苦手

もう2024年も終わり。SNSには今年を振り返るコンテンツがあふれかえり、母は家を大掃除しようと焦り、近所のクリニックや店先には松が飾られている。

こうして巻き込まれるように何かに向かっていくのがどうも苦手で、年の瀬は心がざわざわする。それでも容赦なく襲ってくる年の移り変わりを、私はただただ眺めているのだ。

二年前くらいに書いた日記にも、確か同じようなことを書いていた。

こうやってひねくれて

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クリスマスの労働者たち

クリスマスの労働者たち

誰かのホリデーは、他の誰かの労働によって支えられている。

これは、今年クリスマスに働いてみて気づいたことだ。

イルミネーションを見に行くとしよう。会場に向かうまでには、電車の駅員さんがいて、車両点検の人がいて、清掃の人がいて。ちょっと寒いからあったかい飲み物を買おうとコンビニに行けば、レジをしてくれる店員さんがいて、商品を運んでくる運送会社の人がいる。極め付けは、イルミネーションの案内係さんだ

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たこ焼きが丸いことの意義

たこ焼きが丸いことの意義

実験としての料理

趣味は何?と聞かれて、時々「料理です」と答えたくなる時がある。実際小腹が空いたら料理はするし、必要があれば家族分の料理も作るし、ストレスが溜まったバイトの帰り道は、野菜などの食材を買って帰る。

でも、私の意味する料理は、「趣味は料理です」という時の、恋愛市場で高得点を取るようなイメージとは少し異なるのだ。自分や家族が栄養を摂取するためのもの、というよりは、知的探究心に乗っ取ら

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つったらぱったら

つったらぱったら

「最近どうよ?」
「つったらぱったらしてるよ~」

山形弁で「忙しい」を意味するこの言葉。これ面白いよって教えてもらった言葉、意味が分からなくても響きでばたばたしてることが分かる、すごい言葉だ。

言語間を行き来すること

最近、母国語以外の言葉を話す人が、ちょろっと母語を混ぜることのクールさに気づいてきた。イタリア人とかなんかうまいイメージある。日本人が英語をしゃべるときの独特の緊張感。「純ジャ

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何でもない日だけど必ず何かはある

11月27日のできごとや思いをここにしたためる。ほんとうになんでもない日だ。何でもないんだけど、数えきれないし思い出しきれないくらいの何かがおきているんだよな。日々を繰り返していくうちに、優先順位をつけて忘れてしまうこれらを、少しばかり残しておくことにした。

9:00すぎ 自室
十数度寝の末にようやく起床。朝の10分は、夜の1時間に相当する。こう急いでいるときほど小指をタンスにぶつけるのはなぜだ

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深く、根ざす、日々を、まなざす

深く、根ざす、日々を、まなざす

ADHDとOCDの香りがほのかにする親たちの間に生まれた姉妹は
それぞれほのかなADHDとOCDを引き継ぎました
父と姉は整理整頓が恐ろしく好きで
母と私は片付けが恐ろしく苦手、という具合に

日本に帰ってきて一番驚いたことは
他人の体型にとやかく言うのが当たり前ってことです
そういうイヤな意見に対抗できる言葉たちは、結局全部、輸入モノ
ひらがなと漢字で表せなきゃ、日本の実生活では使い物にならない

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はなさかじいさん2.0

はなさかじいさん2.0

はなさかじいさんってすげぇ、なんもないとこから種まいて桜咲かせたんかとおもってたら、そうでもなかった。いや、すごいんだけど、調べてみたら結構コンテクストとバリエーションがあって、花を咲かせたのはやさしいおじいさん(はなさかじいさん)が大事にしていたわんちゃんの遺灰だとかお墓に植えた木の灰だとか。これ、灰がすごいんじゃね、とか思ったり。

それはいいとして、このはなさかじいさんを思い出したのにはわけ

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従業員ロッカーはあたたかい

従業員ロッカーはあたたかい

ビジネスパーソンとその家族向けの、おハイソなメンバーシップ・クラブでバイトしている。

従業員は、半分くらいは外国人。清掃や洗濯などのハウスキーピングには、南アジアや東南アジア、アフリカからの人が多い。私は受付。非正規には外国人が多く、今の日本の状況を示しているようだ。

8時間の労働を終え、疲れた体を引きずって従業員ロッカーへ。

エレベーターで一緒になったタンザニアからのお姉さんに挨拶する。

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あれは厄落としじゃなかったんかい!

あれは厄落としじゃなかったんかい!


接客業ってほんと大変だ!8月から始めたメンバーシップクラブでの受付のバイト。クラブって言うとお姉さんたちがたくさんいるのを想像するけど、実際には、日本に滞在する外国人ビジネスパーソンと、日本で海外とのコネクションを持ちたいビジネスパーソン、そしてその家族が利用する施設だ。公用語は英語。利用者(メンバー)にはものすごい日本語喋りそうな容姿で英語を話す人もいれば、ものすごく英語を話しそうな容姿で日本

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人生ソフトランディングだと?!

人生ソフトランディングだと?!


元九大院生の事件に見る研究者の道のむずかしさ

とある雨の日。バイト先で日々のニュースを流し読みする。そこで目に留まったのが、2018年に九大の元大学院生が焼死した事件だった。

記事によると、46歳、元大学院生、職業不詳。憲法学の研究者を志し、しかし生活に困窮し、自ら火を放って自殺を図ったとされている。大学院博士課程に三年以上在学した後、就職の意志を持ちながら、定職が得られないまま研究を続けて

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身勝手な激励に気をつけろ!

身勝手な激励に気をつけろ!

激励にはいくつかある。

ひとつは、ほんとうに相手を応援してて、そのために手助けをいとわないパターン。

もうひとつは、相手を応援してポジティブな変化を起こせたという事実が、自分の欲求を満たすというパターン。その場合、そういう人が語るのは具体的で建設的なアイデアやその達成方法についてよりも、自分の経験談や人生観がメインになる。

留学に行ったり、英語圏の外国人と触れたりする中で、この後者の”身勝手

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Just keep going!

Just keep going!

ひとつのことが終わり、あたらしい景色が見えた。
ひとつのことが過ぎ、あたらしい感情が芽生えた。

そうやって人生は続いていく。
変化はわたしの友達で、自由は孤独の友達で。

なにかを永遠に残しておくことなんてできないって、たしかにそうだ。

でも、努力することはできる。
もがくことはできる。大事にすることはできる。

それをしないで、すべては変わりゆくだなんてあきらめてしまうのは、
なんだかさみし

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Live with confusion

Live with confusion

I believe that someday, these months of years of confusion will make sense.
It might be just a spreadsheet that organizes this mess in my head about scholarships and master's programs. 
It might be a

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