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【読書感想文】 「エッセンシャル思考」 グレッグ•マキューン

考え方に大きな影響を与えた一冊を紹介も含めての感想文。
著者に多大な感謝を込めて。


「やらなくては」ではなく「やると決める」
「どれも大事」ではなく「大事なものは滅多にない」
「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」

本を開いて自分自身を大きく振り返ることとなったフレーズ
身の回りに起きているたくさんのコトに対して目まぐるしく追われるように対応していた私に「余裕」というものの大切さを教えてくれた一冊。

アウトプットをすることでさらに自分自身がエッセンシャルに生きれるようになると思い響いた内容から言葉を綴っています。


思考のクローゼットを整理する

本質を見失わないように自分で優先順位を決めなければ他人の言いなりになってしまう。
選択肢が多過ぎたり、他人の意見を気にし過ぎたりするから本質を見失う。

自分の人生を生きているのであって、誰かの軸に振り回される必要なんてない。そう思わせてくれた。

実際自分が主導権を握り、選択肢を選び出すためにはより良いポイントを絞って注力していく必要がある。

何かを選ぶとは、何かを捨てるというトレードオフの考え方
当たり前なことかもしれないが改めて考えさせられる。

本当に大切なポイントを見極め選ぶと捨てる「取捨選択していくこと」がエッセンシャルに生きるための近道であると。


考えるスペース(余裕)をつくり本質を見抜くために

必要なことは5つ
•じっくりと考える余裕
•情報を集める時間
•遊び心
•十分な睡眠
•何を選ぶかという厳密な基準

中途半端なイエスをやめて「絶対やりたい!」か「やらない」の2択にする。ゆるい基準を使っていては見抜けない。

目標は形よりも中身が大事で「たった一つのことしかできないとしたら、何をするのか?」の視点をもつ。

達成をどうやって判断するのか?でフィードバックを行う。
本質以外を切り捨てるためにも、トレードオフを直視し、本質から外れたものごとを断固として切り捨てなくてはならない。


断固として上手に断る

いざ断るときには断ることを考えただけで、胸の中が嫌な感じになり、罪悪感が込み上げ、相手との関係を壊したり、失望させたりしたくないと思う。こうした気持ちが判断を鈍らせる。

非エッセンシャル思考の人はプレッシャーや期待に負けて相手を喜ばせるために仕事を引き受ける。その方が気分がいいから。

エッセンシャル思考の人は、そうした気分が長続きしないことを知っているため、本当に重要なことをやるために、本質的でない依頼を断る。

サンクコストバイアス
「ここでやめたら今までの投資が無駄になる」と思うあまり、望みのない投資を重ねること。

投資額が増えれば増えるほど抜け出すことが難しくなる。


エッセンシャル思考を生きる

本質的な目標のために余計なものを削ぎ落とす生き方。
エッセンシャル思考を生き方の基本に据え、何をするにもそこから考える。
人生の問題をシンプルにして必要なもの、本物を見分ける。
エッセンシャル思考の目的は人生に意味と目的を見出し、本当に重要なことを成し遂げること。

シンプルな人生は幸福である。
自分の本当にやるべきことが見えてくると、、、
•迷わない。
•流されない。
•日々が楽しくなる。

本質を知り、本質を生きる。自分にとって家族がどれほど大切か?
人生の残り時間が本当にわずかしかないかこと
→人生の分かれ道に直面したら自分に問いかける

「本当に重要なことはなにか?」
それ以外のことは全部捨ててもいい。


おわりに

以上のように悩むと考えるの大きな違いを考えさせてくれる内容であり、物事の本質をとらえてくる。

この内容を踏まえて私なりの結論としては
悩む  = 物事を複雑にする
考える = 物事を単純にする

それぞれが手段の一つであるということを再認識して、自分が今最も求めていることに全力で取り組む。
そのためにも自分自身の在り方や軸というものを明確にしておくことが大切だと感想をもった。

情報にあふれている現代だからこそ、エッセンシャルに考え生きていくことの価値は大きいのではないだろうか。


最後までお読みいただきありがとうございます。
「スキ」してくれるとよりエッセンシャルになれそうです^-^


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