嘘の色。
あなたは嘘をついたことがありますか?
私は、あります。
「嘘つきは泥棒の始まり」「狼少年」「嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれる」などなど。
嘘は良くないものとみなされがちです。
でも、「嘘」は悪いものではないのです。使い方次第。包丁とおんなじです。
”憎み恨み許せないを殺すために包丁を使う”
”愛する娘に美味しい手料理を作るために包丁を使う”
結局は私たち自身の、使い方、どういう気持ちで使うか、それによって良し悪しが決まります。
「嘘」も同じで、
”相手を陥れるためにつく黒い嘘”
”相手のためにつく白い嘘”
二種類あります。
なんのアニメか、はたまた、ドラマなのかは覚えていないのですが、まだまだ小さな私が「嘘に色がついてるの?」と感じるタイミングがありました。
それを今でも不思議と覚えています。
それに少し成長した私も出会うことになります。
父が息子に「白い嘘」をつく、映画、『ライフイズビューティフル』。
舞台は第二次世界大戦の真っ只中、あるユダヤの青年が、魅力的な女性に恋をして、持ち前のユーモアさを駆使し、みごと恋人になることに成功。
その後一人の息子も誕生し、3人は仲良く楽しく育つ。
しかし、戦争も激化していき、彼と息子は強制収容所に連れ去られることに。それにのちに気づいた母も二人を追って強制収容所に。
母とも離れ、いきなり生活の場所が変わり不安に駆られる息子に、ユーモアのある彼がつく白く優しい嘘。
「これはゲームなんだ。良い子にして1000点貯まれば、大好きな戦車がお迎えに来てくれるんだよ!」と。
その一言で息子は、不安もなくなり、楽しい日々に一変。
戦争も終盤、強制収容所も次々と撤退が始まり、彼は息子と愛しの妻と3人で脱出し元の幸せな生活に戻るために動き出す。しかし、妻を探している最中にみつかり、銃を構えたナチスの兵士に物陰へ連れ去られる。
彼はそれを大事な息子が隠れて見ていることもわかっていたので、わざと、楽しそうに行進をするかのように、パフォーマンスをしながら物陰へ。そのまま彼は射殺される。
しばらくして、ゲームは終わったのかなと、息子が再び歩き出すところで、味方の戦車が迎えにきて母とも無事に合流。「ゲームに勝ったんだよ!」と。
これが白い嘘です。映画の告知みたいになってしまいました汗
でも、何事も同じで、私たちの使い方、どういった思いで用いるかで、どうにでもなるし、どうにでもなってしまうのです。
私がいまやっているビジネスも同じ。
親孝行のためにとやるビジネスも、人を騙してお金を得るためにやるビジネスも。
世間から見ると、同じ「ビジネス」として括られるのがとても悲しいです。
「怪しい」という第一印象を拭うにはまだまだ時間がかかるかもですが、
私はビジネスに出会ってよかったですし、きっかけをもらって感謝していますし、尊敬する先輩たちに、まだまだ及ばないものの必死こいてつてていこうと頑張る自信があります。
なので、わたしもそう思われるような、きっかけをくれてありがとうございます、と言われるような、そんな人間になれるように日々精進です!
映画の広告ではないですが、ぜひ見てみてくださいね!
今回も最後までありがとうございます!
では、また!