見出し画像

2022/11/15 米国と日本の 10月生産者物価指数

● 11/15 米国PPI生産者物価指数発表

結果+8.0% 予想+8.3%を下回る
「生産者間において取引される価格」
Producer Price Index
先月比においても+0.0%、インフレの鈍化がみられる。
米国株へは上昇圧力となりそう(現時刻、NYダウ+0.77%)
11/10発表CPIは+7.7%

参照 大和証券 https://www.daiwa.jp/market/economic-calendar/

● 日本との比較

米国のPPIに相当する日銀統計による「企業物価指数」
9月 +9.7% (CPIは+3.0%、コアコア+1.8%)
10月 +9.1% (CPIは18日発表)


① 原油、エネルギー輸入価格が低下している。(先月比)
② 米国に比べ、消費者物価指数との剥離が大きい。企業から消費者への価格転嫁がうまく作用していない
③ その為、賃金上昇圧力も弱く、米国に比べ、新型コロナ後は3周くらい周回遅れ感が漂う。米国に比べ、政府の財政政策、景気対策の勢いが弱い(ケチ)。日銀の金融緩和政策だけが片輪走行している感じ。


参照 大和証券 https://www.daiwa.jp/market/economic-calendar/
参照 日本銀行HP https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi2210.pdf


いいなと思ったら応援しよう!