「書(note)を捨てよ、町へ出よう」

ペンシルママです。今日はタイトルのように本を投げ出し、街へ繰り出したくなる気分について書きます。

7月の3連休のうち1日は本屋へ寄りました。ネットで見つけた本を読んでみたくなったので、探しに行きました。2040年の未来予測の本です。池上彰さんが書かれていたので内容も信憑性があるかと思いました。

2040年というとペンシルママは50代、娘は20代です。どんな道を歩んでいるのでしょうか。

しかし立ち読みでざっくりとしか読んではいませんでしたが、(本屋さんすみません(;^_^A)、どんな著名な方が書いたにせよ、未来予想は読んでいて気分の良くなるものではありませんでした。むしろ未来が不安になり、生きていく自信まで喪失してしまいそうな気持です。

以前学校で働いている友人が、日本の未来が明るいものに思えないと話していました。学校という教育現場に最も近いところで日々働き、教育への予算がどれくらい回ってくるか、肌で感じているであろう友人からそのような話を聞くと、今の上の世代の人たちの、教育へ向き合い方が、あまり良いものではないことを感じさせられます。もちろん自治体によると思います。しかし、結局は自治体にお金があるかないかで、どれくらい教育へお金を回せるか大きく変わってきてしまうのでしょう。

娘を含めてこれからの子はどうやって生きていくのでしょう。そんな親の不安を払拭するかのように、「これからの時代は〇〇を身につけよう」だとか、次から次へと色んな情報が出てきますが、どれも的を射ていないような印象を受けます。

これまで、沢山の素晴らしい本との出会いがありましたし、学びもありました。特にペンシルママにとっては「資産運用の名著」と出会えたことは、それも比較的人生の前半で出会えたことは、人生を大きく変えたきっかけでもあります。
しかし、本によって悲しい事実を知ったり、不安な気持ちになったりすることもまた事実です。それも「学びのきっかけを与えられた」と前向きにとらえられるものばかりではありません。

そんな時は、本を投げ出してしまいましょうか。昔我が家の本棚に「書を捨てよ、町へ出よう」というタイトルの本がありましたが、結局読まずに売ってしまいました。でもタイトルは印象に残って覚えていましたが、書を投げ捨てて、街へ行って歩いて、カフェでも入った方が良い時もあります。暗黒へ落ちるような気持になる本を読むより、外を散歩して綺麗なものを見たり、カフェで美味しいものを食べた方が良いお金の使い方の時だってあると思うのです。

今ペンシルママは、そういう時である気がします。

未来予測の本を否定しているわけではありません。ですが本を読みすぎるのも良いことばかりではありません。例えば資産運用の本だって「読まない方が良いのでは」という本だって溢れていますから。
それに未来を考えるとき、起きるか分からない事態や、予測できない出来事に備えるという困難に直面します。考えてもしょうがない部分もあり、備えられる部分もありです。どうしようもない部分に人はひどく不安や恐怖を感じ、疲労するのではないでしょうか。

という訳でしばし本断ちしています。このブログを書き終えたら町へ行くことにします。

一つ参考になった情報がありました。現在高校生の約10%は、通信制の高校に通っているそうです。N高やS高を最近まで知らなかったペンシルママですが、この数字はどんどん上がっていくことが予想されるそうです。
働き方も在宅など選べるようになる中で、学び方も変わっていくわけですね。現代のインフラを活かしたこれからの学校の在り方について、これから注視していきたいです。

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