「はたらく細胞」について
ペンシルママです。今日は「はたらく細胞」について書きたいと思います。我が家では先日までテレビで放送していたアニメを見ていました。娘はこの番組が大好きで、アニメを見ては「~細胞」とか「○○細胞」と覚えていたのです。アニメの効果はすごいと思いました。本だけでは娘はここまで覚えなかったと思います。実際に細胞たちが細菌たちと戦う動きを見ることで、働きが覚えやすくなり、名前もすんなりと覚えられたのでしょう。これはアニメや動画の効能だと思います。
しかし当初私はこのアニメを娘が見ることに反対でした。なぜなら、表面上で「知育」とか「教育」を笠に着て子どもに「暴力的な表現と戦い」を見せているような気がしたからです。キラーT細胞という細胞がいますが、この細胞たちの常套句は「ぶっ殺す」でしたし、細胞たちが戦うシーンでは、細胞が敵(雑菌など)を切った際に血しぶきが飛びます。これには私もびっくりでした。がん細胞なども非常にホラーな描き方でした。親の私が怖くて眠れなくなりそう(-_-;)
私は何度も娘に「見ちゃダメ」とか、娘がはたらく細胞からまねたと思われる乱暴なセリフを聞いては、「はたらく細胞見るからそんな言葉が出るんだ」なんて叱ってしまったものです。私はちょっと古い親でしょうか?テレビを見たから子どもがその言葉をまねするというのは、ちょっと短絡的過ぎるような気もしましたが、勉強になれば多少暴力的な表現でも容認されるものなのでしょうか?
結局夫は「そんなに厳しく禁止しなくてもいいんじゃない~?」という姿勢だったのと、娘が熱心に見ているのもあり、最終回まで見ることになりました。
最後の方は、乳酸菌とがん細胞の話でした。今となってはこの話は、多少なりとも娘の食育に役立った気がします。
乳酸菌があることで、腸内環境のバランスを善玉菌優位にすることが出来て、病気の予防になるのだと娘は理解したからです。このことによって娘は生涯にわたって、健康的な食事というものに多少関心を持ち続けてくれるのではないかと私は期待しています。
積極的に乳酸菌を含むものを食べようという心意気にもなってくれました。お腹に良いものを食べようと意識できるようになったのは良いことです。その理由を娘は理解できたのですから。
これも「はたらく細胞」のおかげでしょうかね(*'ω'*)