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クィア・アイは支援職向けの教材にしたい
こんにちは。和賀です。
Netflixのクィア・アイの大ファンです。画面上のファブ5にいつも圧倒されます。今回6シーズンを観終わって、改めてファブ5の凄さに感動でした。
とにかくメッセージがシンプル。そして一貫性がある。
衣食住は、人間にとって基本的に生きて上で必要なこと。そこへのアプローチは1人では出来ない。
5人の人柄とそれぞれのアプローチ。的を得た言葉やタイミング、そしてスキンシップ。その人に合わせた言葉で、全てがオーダーメイド。どの場面も観ていて目が離せない。クィア・アイは、1人の人間として支援者として学びの塊。
支援者向けの研修を企画したり、依頼されたりしますがクィア・アイを観て何を感じるかという議論をしたい!と思います。
または、支援を学ぶ人の授業で1年かけて教材として観て、そこから得られるものを討議して学んでいきたい!私が教員だったらそんな授業をすると勝手に妄想しています。その位大切なことが詰まっていると思うのです。
とにかくメッセージがシンプル。そして一貫性がある。クィア・アイに登場する人たちは、働く人たち。仕事が忙しくて時間がなくて、余裕を持てず自分を疎かにしている人たち。相談を受けていると本当に自分を一番疎かにしている人に多く出会う。そしてその事にも気が付いていない。なんかおかしい、なんか不調を感じる。その原因は結構シンプルだったりする。
シンプルなことこそ、盲点にもなる
私自身もよくあるけれど、勝手に物事を難しくする。要するに考え過ぎるのだ。糸がこんがらがる、意図もこんがらがるような状態。そんな時は一度立ち止まらないと、余計に迷路になる。螺旋階段をぐるぐると回るような感じになる。
私のやり方は、自分に問いかける事。
負のループにならないように、
そもそもこれってやるべきだっけ?と自分に問いかける。
その時は必ずシンプルに考えるように。そして、ネガティブな言葉を使わないように。自分が楽しいか、喜んでいるか、やりたいのかやりたくないのか。そこも自分に聴く。
特に今回の6シーズンは、コロナ禍を挟んでいたことや支援職が登場することも多く、より「セルフケア」の視点が鮮明だった。
本当にファブ5が最高過ぎるということと、いつか一緒に仕事をしたいと本気で思っています。
そして、クィア・アイから一転してこちらの映画。
劇場公開と同時に配信でも観られるということで、配信で観ました。観終わった後思わず唸りました。嫌な唸りです。観なきゃ良かったと思うほど気分が悪く、しかしこれもまた現実と妙に納得する自分もいて。
色々な感情をかき乱されるような映画でした。この映画の中身について、良い悪い、正しい正しくない、と対立軸で考えたくはありません。映画の感想も十人十色です。この映画の内容は現実に送りそうなこと、もしくは実際に起きているかもしれないこと。だけど、まったく共感はできないこと。よくまあ、このテーマでこの内容を作ったなあと妙に感心してしまうような。
どこの国も、古今東西「人」が生きていく上で悩みがある事は一緒。困りごとがある事も一緒。国のシステムや文化は影響するものの、人には個別にニーズがあること、生きること、愛すること、学ぶこと、働くこと、いつか必ず死ぬことは変わらない。
日本の中だけではなく、近くの国、遠くの国で起きていることを知ること。出かけられない今でも知ること、知ろうとすることは出来る。
自分の中にある気づきをさらに豊かにするためにも、映画、本、動画、など知らないことを知る手段はたくさんある。
支援職は広い視野を持つこと、自分の視座を上げることが何よりも大切だと私は思います。
【和賀からのお知らせ】
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