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ボクともぐらと 75_社長のメール。意味不明。”新宿駅西口理論”がなってません。

ボクは今、小さな会社の普通のサラリーマン。フォースは使えない。その前は仲間と一緒に作った会社。3人から一歩一歩増え20名超えて、良い仲間。10年ほど取締役、その時はフォースが使えた気が。。。色々学んで今のボクができあがり。ボクより明らかに優秀な仲間が来たのでバトンタッチ。で、ボクは今の会社に。そこで、同じ夢を持つもぐらさんと出会った。やさしいひとになる夢。同じ絵本も2人で大好きだった。「ぼくモグラキツネ馬」。やさしいリーダーになる約束をもぐらさんとして、その徒然note。

ボクは、メール社会、チャット社会がスーパー便利で好き、だけど、反面、その”送る”際の言葉に気を使ってしまう。適切な言葉が仕事を円滑に品質高くスピーディに行うに必須ですし、人間関係の大切な橋渡し。今はフォースも使えないし。。。

ただ、そこまで自分の発する言葉・文章を気にしていない人もいます。ナチュラルなことで気づかない。自分のキャラじゃないから変えられない、とか言われます。

社長からメール。ボクが送った◯◯リストへの返事。

「◯◯のリストはそれでいいですが、△△関係者に流す前に弁護士に確認してください。」以上、って。別に普通の指示と読めますかしらね。。。

ただ、一瞬イラつきました。でも、ボクはやさしさ・心の強さを売りにしたいから、大切でも無いひとの言動に心はマイナス方向には動かされません。あ、一瞬動いている、けど。。。

事前にボクは、本リストは、弁護士への確認事で△△関係者への確認事ではない、と伝え、△△関係者に聞いても、弁護士に聞いてくれ、ってなる、って事前に言ってたのです。それが無視され、議論が無かったかのように新しい課題として指示され、更に弁護士に確認することも気づかなかったのか?ってトーンにも読める。そもそもこの日本語、かなり曖昧過ぎ!。ぶひ。

で、一瞬イラっとしましたが、繰り返しますが、へへーん、そんなでイライラなんてしないもーん、と独り言。社長も多忙なのね、色々忘れるよな、社長のメールはこうあるべき、なんて思ってるのかな、そもそものボクの指摘が説明下手だったかな、なんて原因を思い・自己責任を思う、のです。

イラっとボクがするかを神様がテストしているから、そのテスト、クリアします。で。「承知しましたぁ!」と返事し弁護士にメール。

でも、このメール、明らかに説明不足。間違いを産みそう。ボクならこう書きます。やさしくありたいから。

社長:
「◯◯のリストはそれでいいですが、△△関係者に流す前に弁護士に確認してください。」
      VS
ボク:
「・◯◯のリスト、有難うございます!内容OKです!
 ・ちなみに、弁護士へ事前確認すべき、と指摘してもらっていたけど、確かにそうですね、事前に聞いた方が良いと思い直しました。
 ・△△関係者には送らず、〇〇のリストを先に小島先生(水沼先生ではなくて小島先生ね)に送って(CCはボクにも)、同じ主旨を尋ねてもらえるとありがたいです。お願いできますかしら。助かります。
 ・△△関係者に送るかは小島先生の返答を得てから議論させて下さい。まだ送らなくてよいです!」

”長い”って批判があります。会話調ですよね、って言われます。そうなっちゃうのです。長ければ良いなんてことは当然ありませんが。その長めな理由を5つ:

1.正確性(新宿駅西口理論): 「新宿駅西口理論」です。なんだそれ? 補足説明をしっかりするボクのポリシーのこと。「新宿駅の西口改札で待ち合わせね。東口じゃないよ。ヨドバシカメラがある西口の方ね」。東西、左右とか、日時や曜日、URL、添付資料、役職や名前、何でもうっかり間違いしますね。でも、西口だよ、東口ではないよ、と反対側では無いこともあえて伝え、ヨドバシカメラがある方だよと補足し、西口を繰り返す。自分のうっかり間違いが減りますし、つまり、相手の誤認も減りますね。

2.行動への短縮化: 理解が正確にできれば、やって欲しい行動にすぐに移す可能性が高まります。時間短縮。上司からの指示だから、がんばって理解しようと苦労する時間、再確認の時間は無駄かなと。

3.間違った想像の排除: あと、声が無いので、文章だけを読んでどういう印象を持つかはわからない。偉そうとか、怒っているのかよ、ぶしつけだな、とか思うかも。だから命令口調ではなく、やわらかい(お茶目な)やさしい言い回し、と感謝の言葉付き、が好きです。そこまで気にする必要あるか?上司なんだから、という意見もありえます。上司ならいいの?

「メール見るといつも偉そうで、怒っているよね。でも会うとそうでもないんだよなぁ」、なんて評される人が社内にもいます。意図的でなければ、コントロールできていない。

4.自己理解の吟味: それに、頭では理解しているつもりでも、文章におこすと自己理解が足りなかったこと多々あります。だから、吟味せずに、ぱっと短い文章で終わらせると深く考える機会を逃し、当然相手にも伝わらない。MECE力も育たない。頭を使い、より詳しい・正しい内容を抜け漏れダブりなく書く。大切かな。

5.自分本位でなく相手本位でいたい: 短いに越したことはなく、原則、当然、短くすべき、です。ただ、上記1-4.を鑑みると長めになりがち。”相手思い“の結果です。不必要に短く書いて、詳細は想像して正しく行動しろ、というのは暴力的、非効率かなぁと。

Slack、Chatwork、LINEなどなど、ビジネスチャットのツールでは文章は短くなりますね。気楽が許容されるから。で、わからなかったら質問してねー的。結果、短いやり取りの応酬。無駄のような。

短い文章(=自分の作業時間短い) ⇛ 相手の読む時間短い+理解する時間長い ⇛ 理解全く不能・誤認多くなる ⇛ アクションできない 

  VS

長い文章(=自分の作業時間長い) ⇛ 相手の読む時間長い+理解する時間短い ⇛ 誤認は限定的 ⇛ すぐアクション

「何度言ってもわかんねーだよ、あいつ。バカだな。首にします?」って人いますね。結構出会いました。「違いますよ!何度言っても理解させられない側の課題ですよ!」。こんな人はフォースで首締めときます、やさしく。

最後はいつも「ぼくモグラキツネ馬」より

「”やさしさに勝るものはない” 馬がいった。”すべてのうえに、しずかに存在している”」

「”この世界には きみにしかできないことがある”」

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