[Kayの読書]会社には行かない★★★☆☆
リモートワークの教科書的な著書
この本は、コロナ以前から社員全員がリモートワークをしている株式会社キャスターのCOOが、リモートワークのあり方について自社の経験を交えて書かれた本です。
著書の中で特に印象に残ったことを2つ、ご紹介します。
①アウトプットは大事、でも途中段階でのコミュニケーションはもっと大切
・リモートワークでは、アウトプットはもちろんだけど、それよりも途中段階での進捗報告や相談などのコミュニケーションの「量」を増やすことが大切
・仕事で困ったら、相手の感情を推測して疑心暗鬼に陥る前に、思ったことはどんどん発言し、「やり取りの回数そのもの」を増やしていくことが重要
②基本ルールを守れるのは強者だけ
・基本ルール、いわゆる五体満足で正社員で家族の看護もなく毎日出社して日中フルタイムで働けて残業もできる、そんな働き方ができるのは一部の強者だけ
・本人がいくら望んでも、基本ルールに則った働き方がどうしても出来ない人たちは多くいて、経営者がそういった人たちのことをどこまで想像して働き方のルールを作れるかが重要
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