2022年 今年の目標~趣味編・深掘り~
FIREが目的なのか、手段なのかというのは常に議論のポイントになるが、あくまで自分らしく生きることが目指すところであり、FIREは手段だ。
今年はこんなことを目標にしようと決めつつ、金融資産とは異なる目標を設定する。(ちなみに、金融資産編はこちら。)
そして、目標設定過程で感じた気づきを深堀したので、少々長くなるが執筆する。
今回の記事もぜひ、読者の方が自身の目標設定時の深堀ポイントを考えて頂きながら読んで欲しい。
1.目標~趣味編~
2022年に設定する目標の一覧は下記の通り。
2.気づき・深堀・考察
1.で可視化した目標に対して、私がサウナに入って超絶的に整ったクリエイティブな状態で、ふとひらめいた違和感がある。
この疑問から思い出した、言葉がある。
ここ数年で私が読んだ本で、おもしろさがダントツでNo.1であったこの本。
超ざっくり纏めると、物質的な豊かさは飽和状態で、高原社会に辿りついた我々に対してこれからの生き方を示唆する本だ。
ここにある2つの対比されたキーワードが紹介されている。
冒頭にFIREが目的なのか手段なのかと書いたけど、『いま』が手段なのか、目的なのかという問題だ。
仕事で例えると分かりやすい。
今取り組む仕事そのものが楽しくて、夢中になっていればコンサマトリー。
一方で、家族を養ったり、自身の好きなことにお金を使うために会社からサラリーをもらうことを手段化しているのであればインストルメンタル。
3.目標の深堀
改めて設定した目標をインストルメンタルなのかコンサマトリーなのかという観点でそもそも何がしたいかを言語化しながら深堀しよう。
(1)【ランニング】
ランニングのスタイルによるのでケースによるが、走れるかっこいいおやじを目指すための手段という観点だとインストルメンタルな目標だ。
昨日も夜の極寒の中で10kmを全力で走って追い込んできたが、突き詰めるとこの苦しさはかっこよくなりたいというモチベーションが支えている。
一方で子どもに伴奏したり、スローペースでポッドキャストを聞きながら走るのはランそのものを楽しんでいるのでコンサマトリーだ。
(2)【トレーニング】
これも(1)同様に、細マッチョないけてるおやじでいるための手段だからインストルメンタルな目標だ。
アラフォーのおじさんが逆立ちしたいとか、もはや凡人には理解しがたいであろう、尖った目標も公園で子どもに自慢するのがモチベーションだ。
一方で、ヨガは微妙なところ。
ヨガをはじめたきっかけは、肩こりの解消と当時現役で社会人サッカーをやっていた際にプレーの幅を広げたいから。
これは、that's インストルメンタルだけど、ヨガそのもののリラックスした時間は快楽だと思うと、コンサマトリーか。
感覚的にもヨガの回数を定量数値で目標設定するのに違和感があるのは、その行為そのものが気持ちいいと思えるからだろう。
(3)【読書】
これは読む本に依拠する。
何かを習得する為のハウツー本であればインストルメンタル。
読むプロセスそのものを楽しむ本であればコンサマトリー。
紹介した、山口周さんの本はこの記事を書くにあたり再読したけど、再読なのにコンテンツのおもしろさに知的好奇心をくすぐってくれる。
よって、これはコンサマトリーな読書だ。
(4)【サッカー】リフティング
これは自問自答したけど、私が出した結論は明確なコンサマトリーだ。
リフティングとは、足の決まった個所(インステップとつま先の間)でボールの真ん中でちょんちょんやるという極めて単純な動作の繰り返しだ。
子どもの時はサッカーがうまくなりたいという一心で練習した(=インストルメンタル)。
一方アラフォーになって気づいたのは、リフティングをしている時は、あらゆる煩悩から解放される禅的な感覚をもたらすということ。
リフティングという単純な動作の繰り返しが私には快楽であり、だから、この目標はコンサマトリーと言える。
最後に1.では挙げなかったがnoteを1年コンスタントに毎週投稿するというの目標について触れて締めよう。
noteの執筆は以前も書いたように将来的なマネタイズを意識していないことはないが、当面は書くことで自分の思考が整理できて、クリエイティブになれるという観点からするとコンサマトリーな行為であろう。
ここ5年くらい目標をSNSとかで公言してきたけど、noteで執筆することで自身が何を目指しているのかを言語化できたし、過去に比類ないくらい思考の整理ができた。(noteが上場したら確実に投資したい素晴らしい会社!)
公言した目標を達成できるように、そして自分が自分らしく生きられるように2022年も前向きにぼちぼちやっていきたいと思う。
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おまけ
今週のパフォーマンスは+188,035円でした!
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