《韓国のアートシーンは生き生きしていた》Che Go-Eun

2023年1月13日 21:10

《韓国のアートシーンは生き生きしていた》

The 22nd Songeun Art Award
韓国若手の登用門、ソンウンアート大賞
韓国の30-40代の若手アーティストがすごい！どれもよく、驚くものばかりだった。本選に進んだ20人のアーティストを紹介する。

その１，チェゴウン作家の作品。
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　広告のイメージとエレベーターの中のCCTV、そしてナルシシズム的な欲望を刺激する鏡が設置されたエレベーター空間を作品の素材にしている。

　公の場所であり、閉鎖された私的な空間でもあるエレベーターが象徴する社会性をゲーム、日本の漫画、広告からイメージを借りて、韓国社会の外見至上主義や、社会の固定概念にとらわれて行動する人々の没個性な社会現象を露わにしている。

　大きく拡大された顔は、作家自身の20年前のパスポートの写真だそう。写真を撮りに行った際、お願いもしていなかったのに、勝手に補正をしてくれたそう。
まさに外見至上主義を経験した社会的経験である。

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　ゲームや漫画などポップなアイコンが多分に散りばめられているのも今のデジタル世代感が出ていて面白いし、
確か、鏡があるエレベーターの社会的な空間の再現がたまらない。
確か、誰もいない空間では、鏡を見て自分がどう見えているのかチェックしたりしていた。

前面に出ている顔が見る角度を変えるたびに、全体構図が変化するのもたまらない。

韓国アートシーンは、生き生きしていた！