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小原大典「時のからだ」研究ノート

からだや意識の使い方をほんの少し変えるだけで、心身の自由度は大きく高まり、全く違ったやり方やものの見方が出来るようになります。日常のあらゆる場面で応用可能な多次元的視点を育て、直…
心身の自由度と生命力を高める身体技法や視点、考え方を紹介しつつ、それらを日常生活や旅先で実践的に活…
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#体操

ひざプランプラン体操

それまで自覚の無かった股関節周辺の力みに気づいたのは、階段の登り方を色々と研究していた頃のことであった。腿(大腿四頭筋)で踏ん張って階段を登る従来的なやり方をする時には、ほぼ必ず連動して股関節付近に力みも入っているのに気づいたので、【階段をラクラク登る方法】の中では、そのポイントの一つとして「股関節の力は抜く」も明記してある。 しかし、更に研究が進むと、意識的に股関節を抜こうとするのはベストなやり方ではないことに気づいた。「仙骨法身放射」や「五芒星共鳴」といったレインボー・

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ペンギンスタンド体操の新要諦と中心力

2023年2月27日にUPした【ペンギンスタンド体操】には、「時のからだ研究ノート」読者向けの限定公開動画と共に、動画中でも述べている注意点を11の項目にして記してある。それらの注意点に対する変更は今も一切無いが、私自身の稽古の進展によって、この体操の効果をより高められる秘訣に気づいたので、今回はそれをシェアしたいと思う。 その前に、トップ画像の説明をしておこう。9/5(KIN60)に東京国立博物館で神護寺展を観た後、JR上野駅構内でペンスタカフェという店を見つけてお茶をし

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左右差の鍵は逆にあり

6月中旬に身体の使い方や意識の置き方に関して、かなり大きな気づきがあったので、それについて記しておこうと思う。自分の発見をメモしておくということ以上に、身体の左右差が気になっている多くの方にとって、それを解決するヒントになるかもしれない、という気持ちもあるからだ。 コロナ禍以降の私のトレーニングは、【Do more with less】に書いた通り、より時間をかけず、より限られたスペースでも出来て、心身の状態をより高度に高められるもの、という方針で進めて来た。 意図的に運

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ストラディストライク

今年も年末年始(12/30~1/1)の3日間は恒例のプチ断食を実施し、爽快な気持ちで2024年(令和6年)を迎える事ができた。もちろん、この間も朝の体操は1日も欠かしてはいない。全ての活動の土台は心身の健康にあり、と自覚しているからだ。 メニューは天真柔操に始まり、わくわくツォルキン体操、ぴちぴちドルフィン体操、ペンギンスタンド体操と続いて、仕上げは爽快オラオララッシュ!で終わる(注:最後のラッシュだけパートナーが必要)。 ちょうど昨年の今頃からこのメニューになったのだが

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ツォルキンを体感する動的観想法

「わくわくツォルキン体操」誕生の背景については既に公開しているので詳しくは触れないが、名前の由来は、その動きが20:13型ツォルキンのデザインとイメージ的に重なるという所から来ている。 『13の月の暦』のツォルキン(260日暦)は心や精神に関する4次元的な時間と関係する暦だが、その働きを、3次元的に顕現している肉体(ドリームスペル的には3次元の宇宙服)を通じて意識化する作業には、とても重要な意味がある。 『テレクトノン』プレイヤーの中には実感している方が多いと思うが、視覚

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ぴちぴちドルフィン体操

2020年9月23日(KIN178=9・鏡)の朝、それまで重ねて来た研究が一気に結晶化し、のちに「ぴちぴちドルフィン体操」と命名される事になる体操が誕生した。その前日に生まれた「わくわくツォルキン体操」と合わせてここ3年Lと共に毎朝検証し続けて来たが、当初想像していたよりもずっと素晴らしい効能があるのを日々実感しつつ今に至っている。 誕生した瞬間にその事は直観されていたのだが、それが単なる思いつきとか妄想ではない事を確かめるために、そして発見の興奮を鎮めるためにも、最初から

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仙骨法身放射点

脊椎両側の筋肉を、首の付け根付近から仙骨付近まで適切な強さと速さで連打する心身調整法を「爽快オラオララッシュ!」と命名し、毎朝の日課にしてから9〜10ヶ月ほどが経つ(Lと交代でお互いに行う)。 命名の由来については少し前にUPした【爽快オラオララッシュ!】を参照頂くとして、その終盤に「断食後にあった大発見によって爽快オラオララッシュ!は劇的な進化を遂げ、今は、その頃とはまた違う感覚で行っている」と書いた通り、ここ3ヶ月は質的にも違ったレベルのものになり、お陰で私たちは体調を

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「意識の置き所」と柔らかさ

天真体道瞑想クラスで取り組む稽古の中に、ワカメ体操というのがある。その名の通り海藻のワカメみたいになりきって柔らかく動く事で、体も心もほぐしていく体操だ。 一人で行うやり方から複数で行うものまで様々なバリエーションがあるが、一人がワカメ(受け役)になり、もう一人が海(押し役)になって二人で組手を行うスタイルが割と多い。 ワカメ役は海役を信頼しきって任せきり、一切抵抗せず、ひたすら柔らかく受けてその力を流す(ただし足は移動はしないようにする)一方、海役は全身の動きを柔らかく

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爽快オラオララッシュ!

私たちは毎朝10分程度の体操を、何年も欠かさず続けている。全ての活動の土台は心身の健康にあり、稽古の質を深めて行くためにも、そのメンテナンスが何より重要だと考えているからだ。当然の事ながら、ただ漫然と決まった運動をしている訳ではない。その時々で実験的に取り組んでいるものを、一定期間テストする意味もある。 私はLと共に行うこのプログラムの後に、個人的に取り組んでいる別メニューをあと5〜10分ほど行うが、この1年位は、逆にこれ以外の運動は意識的になるべくしないよう心がけて来た。

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わくわくツォルキン体操の秘訣

2020年秋分の日(G9/22)、それまでに探求し、研究してきたものが一瞬で結晶化するかのように、新しい体操が生まれた。この新しい体操は、「わくわくツォルキン体操!」と命名され、2021年1月4日に、それが生み出された背景と共にクリカのブログで公式発表された。  名前の由来ともなっている『13の月の暦』のツォルキン(260日暦)で見ると、イメージを受け取った9/22がKIN177(8・地球)で、公開された1/4がKIN21(8・竜)。どちらも「銀河の音」が「8(銀河)」で、

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ペンギンスタンド体操

私は30年近く天真体道の稽古を続けているが、中でも「天真柔操」という全身を柔らかくほぐし気の流れをよくする体操と、「天真五相」という生命力を激しく活性化させる極意型は、ほぼ毎日欠かす事なく行って来た。 「道」と付いていると、何か修行のようなものをイメージされるかもしれないが、私の場合、それを行った方が心身がスッキリとして快適に過ごせるから続けているのであって、修行的な感覚は全く無い。例えるなら、顔を洗ったり歯を磨いたりするのに近いと言えよう。 今はそこに、数年前ほぼ同時に

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