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ひざプランプラン体操

それまで自覚の無かった股関節周辺の力みに気づいたのは、階段の登り方を色々と研究していた頃のことであった。腿(大腿四頭筋)で踏ん張って階段を登る従来的なやり方をする時には、ほぼ必ず連動して股関節付近に力みも入っているのに気づいたので、【階段をラクラク登る方法】の中では、そのポイントの一つとして「股関節の力は抜く」も明記してある。

しかし、更に研究が進むと、意識的に股関節を抜こうとするのはベストなやり方ではないことに気づいた。「仙骨法身放射」や「五芒星共鳴」といったレインボー・i の技法(アート)が実用的に使える段階になると、抜こうとせずとも「抜ける」感覚が得られるようになったからだ。

ただ、無自覚な力みに気づいていない段階では、仮に「仙骨法身放射」を通じて股関節の力みが抜けた状態になったとしても、おそらくそれを自覚できないのではないかと思う。気づいてしまえば「抜け感」は確実にあるのだが、気づいていない状態では「抜け感」も何も無いからだ。

そこで、まずは「股関節の力みが抜けている状態」を掴む体操を紹介したいと思う。実は、この手法は随分前に「股関節の抜き」のために開発済みだったのだが、その前後に大きな発見が続いたこともあって、紹介する機会を失ったまま今に至っていた。階段を登る時以外にも、様々な場面で有効だと思うので、以下、2023年2月に撮影された動画をベースに解説してみたい。

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