色眼鏡で相手を見ることで起きること
人はみな違う価値や基準を持って生きています。
それに加え
専門家・先生という立場の人は
特化した知識や経験、能力などを備えているので
一般の方よりも色眼鏡度が高いです。
人をみるときに
常に自分色のメガネをかけてみてしまう
これは職業病ともいえるのではないでしょうか。
しかし
そうやって
特殊メガネを通した世界で
相手に言葉を伝えることで起きる変化があるんです。
”あなた疲れてますね”
”あなたってこういう性格ですよね”
”あなたの首曲がってますよ”
”あなたのむくみ酷いね―”
”これはしんどいでしょ”
普通に当たり前に
日常会話でも出て着そうなセリフですが
専門家の特殊色眼鏡越しにいわれるセリフは
相手の身体を変えてしまうのです。
”え、疲れてたんや”
”わたしってそうなんや”
”私のカラダ曲がってるんや”
”私の状態ってひどいんや”
”先生がしんどいっていうくらいきついんや”
みたいにね
サラッと言われた言葉で
受け取った人は自分をバインドしてしまうんです。
そこに信頼と専門性があり
権威が伴うとイチコロです。
そうなんやと自分で思い続けることで
その人の身体はそうならないといけないと思うようになり
言われた状態が現実に、また今より進行してしまうことに。
専門家だから
わかってしまうから
知っているからこそ
知らない人に言葉を伝えるときは
場や状況を考える必要があります。
わかってしまったとしても
それが事実であっても
当人の在り方としてそれが必要であれば
私は悪ではないと思っています。
在り方が変わったのちに
本来ヒトとしてあるべき骨格に近づくことは最良ですが
在り方の伴わない骨格はまた戻ってしまいますから。
受け取る側も
伝える側も
気を付けないといけませんね。
以上、かおるーんでした。
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