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BNAW主催 青山治指導! 俳優のための身体感覚ワークショップ

俳優のための身体感覚ワークショップ

年末に開催して好評だったワークショップを2月にも行います。
テーマごとに3回に分けて、それぞれのテーマに関して深くワーク出来たためか、「体に対しての意識が深まった」、「呼吸が深くなった」など様々な気づきがあったと反響がありました。今回も3回に分けて行いたいと思います。前回、参加された方も、繰り返していく中で、より深く繊細な気づきが得られると思われます。時間がなくてできなかったワークも行いたいと思いますので、新しい発見があると思います。奮ってご参加ください。

リアリズム演技における演技とは、「行動」、つまり働きかけです。登場人物として、言語活動を含めた自らの行動によって、他者を巻き込んで、その在り方を変えていくことが俳優に求められます。目的を達成するために行動し続けるには、他者を変えていくエネルギーを持ちつつ、他者を感じる繊細な身体が求められます。

  どうしたら繊細に感じることができるのか?
  どうしたら感じたことをきちんと表現につなげることができるのか?
  どうしたら豊かな表現ができるのか?

これらの達成のためには、まず自分自身が「その場に存在すること」が必要不可欠です。どうしたら、しっかりと地に足を付けて存在できるのか? そんな俳優にとって表現の基盤である「身体」について、身体感覚を豊かにして、働きかけのできる身体を手に入れるためのクラスを3回に分けて行いたいと思います。

表現力があり、大胆かつ繊細なワークをすることが可能な、運動能力とは別の身体感覚を備えた豊かな知性を持った身体を手に入れるために、まずは自分の身体と呼吸と密接につながりましょう。

1日目 働きかけとインナーマッスル
背骨や座骨を感じることで身体感覚を深め、インナーマッスルを動かすことから働きかける身体を探求します。リラックスや身体メンテナンスにつながるエクササイズを行います。

2日目 ヨガと瞑想
普段のウォーミングアップやクールダウンに使えるヨガ、瞑想を学びながら身体感覚を深めます。

3日目 音と空間と遊ぶ
シアターゲームなど様々な遊びを使って、働きかけのできる身体を探求します。

【日時】2023年2月14日(火)、21日(火)、28日(火) 14:00~17:00
 ★3回受講できる方を優先したいと思います。

【講師】青山治

【内容】ヨガ、瞑想、シアターゲームなど

【定員】12名ほど

【申し込み方法】
 件名を「身体感覚2月WS」としてbnaw@bobbynact.comまで
 氏名、年齢(ふりがな)、電話番号、プロフィール、写真、受講動機を
 お送りください。

【受講料】13,200円(消費税込)

【受講料以外の必要料金】
・振込手数料
・キャンセル料
 クラス開始日の7日前からのキャンセル:受講料の50%
 クラス開始日当日のキャンセル:受講料の全額
*クラス開始日の前日である2月13日を「1日前」とします。

【支払方法】銀行振込(前払い)

【支払期限】お申込みから1週間以内

【場所】BN Studio Nスタ
住所:中野区野方5-4-13ハイネス野方B1
西武新宿線野方駅 徒歩2分

【参加資格】16歳以上で心身ともに健康である方

【講師経歴】青山治:東京都出身。薬科大学在学中に芝居を始める。1997年4月より一年間、俳協演劇研究所にて手塚敏夫氏の指導を受ける。1999年12月に劇団スタジオライフに入団。2000年1月のロンドンにおける劇団主催のワークショップにて、デイビット・ベネット氏のメソッド演技ワークショップを受け、衝撃を受ける。2002年9月渡米。NYで俳優修行を開始する。2003年1月、ニコール・キッドマンの演技コーチ、スーザン・バトソンが芸術監督を務めるBlack Nexxus(現在のスーザン・バトソン・スタジオ)にて、ロベルタ・ウォラック氏に師事。ストラスバーグメソッドを使ったキャラクター作りを学ぶ中で、スーザン・バトソンからも直接演技を学ぶ機会を得る。2005年5月より、ブラッドリー・クーパーの演技コーチ、エリザベス・ケンプ氏の下でシーンワークやドリームワークを学ぶ。2005年7月から2年間、ジェームス・プライス氏に師事。Acting Studioにてマイズナーテクニックを学ぶ。
NY在住中も精力的に活動を続け、2003年2月NYコメディクラブでの出演を始め、2004年7月には、リンカーン・センターでの『平成中村座 夏祭り浪花鑑』に祭衆・NYPD役として出演。2006年、2007年にはオフ・オフ・ブロードウェイでの草分け的存在、ラママ劇場に、マーシャルアーツと演劇とのコラボレーション作品『Hero』、『Born in the shadow』で舞台に立つ。2007年7月に自身でプロデュースしたショウケースにて、『Two men playing with their lives (命を弄ぶ男ふたり)』に出演し、NYでの活動を終了。2007年8月、帰国。帰国後も舞台を中心に精力的に活動。『マクベス』、『リア王』、『冬物語』、『間違いの喜劇』、『夏の夜の夢』などのシェイクスピアの古典作品から、小川絵梨子演出の『12人』や『動物園物語』といった現代劇にも出演。マーシャルアーツやタンゴと演劇のコラボレーション作品、落語と演劇のコラボレーション作品など、多岐にわたって活動。2019年まで年間数本の舞台に出演を続ける。
2017年秋より、BNAWにてアシスタント講師として後進の指導を始める。2018年より BNAW認定講師として、マイズナーテクニックのビギナーから中級までのクラスを担当。2020年9月、スーザン・バトソンの演技術のエッセンスが凝縮された『TRUTH』を翻訳出版(而立書房)。2021年4月、新国立劇場演劇研修所マイズナー講師に就任。現在、マイズナーテクニックやNEEDに基づくキャラクター作りのクラスを受け持ち、週に70名近い俳優の演劇教育に携わる。
*コロナの状況次第で、キャンセル、または延期される可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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