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昨日の自分より、今日の自分を生きる
1
昨日も眠れなかった。
過呼吸を繰り返しながら眠りに入ることもできず、体の痛みで目を覚ましたら、床で気を失っていた。
最近適応障害だと診断されて、安堵なのか涙がでた。
診断されて安心している自分に心を痛めたんだ。
眠りたいのに眠れない日々。お腹はなぜか空かない日々。
一人きりで一日を過ごしていると、何も食べないまま時間はあっという間に過ぎていく。
食べなくても平気ならいっか、と思ってしまうんだ。
そのまま過ごしていた。
そしたら、自分が知らないうちに、心と体はどんどん弱っていった。
2
私は結局食べることが一番の近道だと悟った。
無理やりにでも何か口に入れたら、何かが満たされた気持ちになるって気づいた。
食べた後に気持ち悪くなってしまうことが分かっていても、一口でも何か口に入れることを心がけることにした。
固形物を受け付けないときは、水かお茶でもいいってルールを作った。
体の外から入ってきた侵入物に対して、各臓器は何かしらの働きを見せてくれる。
吸収して、消化して、不要な分は排出しようとする。
そして次の侵入物に備える体制を作ってくれる。
体の働きぶりは、自分が思っている以上に、心や体の回復に役立ってくれると気づいたんだ。
立ち上がってみようと思える。
目の前のごみを捨てようと思う気になれる。
身の回りの片づけをしようと思う気になれる。
掃除をしようと思う気になれる。
すこし気持ちがすっきりしたような気になれる。
昨日の自分より、今日の自分を…褒めてあげたいと思う気になれたりするんだ。