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昨日の自分より、今日の自分を生きる

昨日も眠れなかった。

過呼吸を繰り返しながら眠りに入ることもできず、体の痛みで目を覚ましたら、床で気を失っていた。

最近適応障害だと診断されて、安堵なのか涙がでた。

診断されて安心している自分に心を痛めたんだ。

眠りたいのに眠れない日々。お腹はなぜか空かない日々。

一人きりで一日を過ごしていると、何も食べないまま時間はあっという間に過ぎていく。

食べなくても平気ならいっか、と思ってしまうんだ。

そのまま過ごしていた。

そしたら、自分が知らないうちに、心と体はどんどん弱っていった。

2

私は結局食べることが一番の近道だと悟った。

無理やりにでも何か口に入れたら、何かが満たされた気持ちになるって気づいた。

食べた後に気持ち悪くなってしまうことが分かっていても、一口でも何か口に入れることを心がけることにした。

固形物を受け付けないときは、水かお茶でもいいってルールを作った。

体の外から入ってきた侵入物に対して、各臓器は何かしらの働きを見せてくれる。

吸収して、消化して、不要な分は排出しようとする。

そして次の侵入物に備える体制を作ってくれる。

体の働きぶりは、自分が思っている以上に、心や体の回復に役立ってくれると気づいたんだ。

立ち上がってみようと思える。

目の前のごみを捨てようと思う気になれる。

身の回りの片づけをしようと思う気になれる。

掃除をしようと思う気になれる。

すこし気持ちがすっきりしたような気になれる。

昨日の自分より、今日の自分を…褒めてあげたいと思う気になれたりするんだ。


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