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衣食住+健康が新たな価値を産み出す。日本の工房技術による流線型(STREAM)バレルを爆誕

∇BMS JapanーVice Versa研究所

研究所にて弊社チームを作り最終実施グループレッスン風景='23、大阪市

 健康産業、特に予防や未病といった維持・促進はまだまだ市場は拡大していくこと間違いなし!でしょう。今までは健康ブーム第一次、第二次とさまざまな時代でブームを巻き起こっていましたが流行りと言う言葉で片付ける時代ではなくなってきています。60代70代は当たり前20代30代の健康意識は明らかに向上しています。健康は必要不可欠な存在になってきています。
 '06年のブームでは日本に入ってきた新たなエクササイズ「体幹トレーニング・エクササイズ」。この【体幹】と言う言葉は個人的にもとても衝撃的でした。何故かと言うと今までのエクササイズと言えば有酸素運動か無酸素運動が定説で、どう力を出して行くか、どれだけ肉体改造できるか新たな運動メソッドが誕生するばかり(正直飽き飽きしていた時)……そんな中、スポーツ科学が誕生したり、身体に関するさまざまな研究がなされるよになってき時代だとも感じています。
 例えば、私もお会いしましたが京都大学スポーツ科学の准教授らによる身体の軸を「ニ軸法」理論という運動方法が考えられたり、力の使い方や脱力の極意が詰まった古武道が海外で研究されたり、力を入れるのではなく伝える。身体を鍛えるだけではなく整える。という思考がエクササイズを進化させることになった時代だったと…記憶します
それが近年でも定着しつつある「ピラティス・エクササイズ」当社でも2008年に新店舗として運営活動を始めました。
∇'08年姿勢専門スタジオ BMS-studio開設

時間帯によってPTとGLを行う当時珍しいトランスフォームスタジオ=堺市、BMS-studio提供

 このスタジオでは、さまざまな人の身体について実施させて頂き継続(長い方で開店当初から今も継続して)そして身体の本質に迫る意識誘導(poster indaction*1)をすることで身体の気付きから意識、姿勢改善による痛みの改善や新たなパフォーマンス向上・健康維持といった実績を積んで参りました。そんな中、メンバーが集まり、指導力としてのノウハウが構築され、この実績とメンバーの力で地域活性・復興に活かせないか!と盛り上がり地域コミュニティのハブとなるスタジオを作ろうと探していたところご縁がありご紹介頂いた場所と広さそして、地域柄が大阪市内でも東側に辺り、過去は本当に栄えていて学生に社会人と駅は人がごった返して、商店街は小売店が立ち並び街が活気に溢れていたことがあった。しかし、近年高齢化・企業の都心移動が進み街の雰囲気も閑散としている地域で我々が求めていた条件にピッタリだったのです。メンバーの1人が特に地域復興に意欲的で半年の準備を行い設置を決定致しました
∇多機能型スタジオ Crown-studio開設

開設する3ヶ月前から地域の方とのヒアリングやコミュニティを作ってから'18年多機能型スタジオ開設=vicev ersa研究所より提供

 当時としては珍しい能力を持った指導者が活躍できる場を提供して、地域復興の力になってもらう多機能型スタジオ。人の集め方からマルシェのノウハウも構築され初代メンバーたちは新たな地域復興スタジオを作るために旅たちました。現在では'23年より貸しスタジオ(Co-working space)、人材能力・開発研究所として再運用しています。
∇人材能力開発 vice versa研究所

人材能力開発・活動したい方たちのハブになり、新たな商品開発の発案・研究所として運用しています='23年、大阪市、vice versa 研究所より提供

 今回も新たな挑戦にvice versa研究所では今までのクライアントデータや姿勢評価から導き出した新たな意識誘導ツールを製作。
 このツールを製作する上でかの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチが書き綴った『ウィトルウィウス的人体図』でも証明してされている考え方を基盤に姿勢のための新たな試みとして世に1石を投じようと発信しています。
 身体には大きく別けて静と動の中に直線・曲線が存在している。と言うことに着目し我々が動物として人として、先ずは脊椎動物であるが故の脊椎の曲線美をどう捉えていけば良いのか。
 この曲線を分析・解析していく事で大小の曲線が前後に湾曲していることが解ります。また、背中で作られる曲線は上下対象ではなく、首七椎、胸十ニ椎、腰五椎となり少し腰の方が弧が小さく鋭角になり、首の方は弧が滑らかで鈍角になっている事が解ります。
 そこで脊椎の曲線に合わせたエクササイズ道具(ツール)を我々で素材や大きさ、弾力、耐久性、デザイン性そして、女性の方たち(当社のお客様利用が9割なので)のアイデアを頂き考察していきました。
※ご意見として多かったのは、商品としてのアイデアは良いけど……やはり、1番は持ち運べて邪魔にならない事でした。
(これが、また1番難解で…)
∇誰もが気軽に持ち運べることを第一に

実施実験①女性(90)変形性膝関節症
実施実験②男性(30)腰痛症
実施実験③女性(77)胸椎圧迫骨折後

 いろいろ使って試して辿り着いてた素材が木材でした。耐久性や弾力性は抜群。身体への密着感もあり、クッション材を適正に入れることで骨の当たりも感じずに「気持ちいい」というご意見の声も聞こえます。しかし、どうしても木材だとバレル(=樽)形状にする必要があり胸周り(胸郭)が挙がり過ぎて「呼吸がしにくい」、「胃が苦しい」というご意見の声も聞こえ、素材として木材は適正だが……と思っていたらお客様の中に「息子が木工屋で特殊技術を売りにした工房持ってるで」との事でご紹介してもらい。
早速、会いに行くと木工屋を営む2代目の息子さん、とても技術に自信を持っており頼りになる分、親分肌でなかなか伝えるのに苦労しましたが伝えるのは我々の専門分野ここはしっかり言いたいことは言う。何度も大将には足を運んで頂きました。出来そうなのか、我々の意見は何処まで叶えられるのか。詰めていきました。
∇息子さんの眼力は凄い=泉北の町工房

考察①アイデアと課題について
考察②木材の性質と問題点
考察③サイズの最適化と耐久性を維持したままでリ・デザインが決定

 どれぐらいの日数がかかったでしょうか?数ヶ月だったような。大将からふっと!完成の連絡があり、実物を一目観て文無しの出来映えでした。持ちやすさもバッチリで収納性もあり満足の出来映えでした。
 なんと言っても、弊社が要望した脊椎の曲線に合わせた「流線型」を見事に再現していただいた日本工芸としての技術きたー。でした
∇完成した【STREAM arc Barrel Ⅰ】*2

完成①流線型な滑らかな曲線美
完成②重さと大きさと薄さもグッドデザイン賞

 世に産まれ新たなツールをどのように皆さんに伝えていくか。
 現在は、某大企業フィットネスでお世話になっている商品開発・育成部門のお偉いさんと密かに商品のご意見を聞いたり、使って頂けるピラティストの先生や調整系グループレッスンの先生たちに声をかけていってます。また、フィットネステック関係の大会でも優勝経験者の方にもご意見を頂き、来年には高重量バーベルや筋肉ムキムキはタブーの新たなパーソナルRoomを設計予定……まだまだ、これから出逢いと共に行動有るのみ!販路を開拓しながら新たなフィットネス産業の活力になれれば、強いては健康産業の刺激になればと思って活動しています。
∇STREAM Barrel PV動画(YouTube視聴)

健康維持産業に身を起き25年になる私が見る今後の健康産業は★
より一人一人の身体はAIによって細密に分析され、人それぞれのパフォーマンス能力(挙げられる重さや可動域、反射の限界値)に合った継続的かつ無理をしない本質的なエクササイズの提供がされる。それだけではなく、食事や行動、お店といった場所まで「あなた」に合った心身のアライメントを提供してくれる時代がくると確信しています。
 しかし、人の機微を「評価(value)する」ことは、なかなか難しいと思っています。フィットネス・ウェルネスだけでなくサービス全般的に関して人として生き物としての信頼関係で成り立っている業界では常々感じています。
たとえば、同じことを言われてもあの人に言われたら、仕方ない。とか、ヤル気が出る。とか、皆さんも経験したことが有るのではないでしょうか。
 その物差しがフィットネスでは、指導者とクライアントの関係は身体を預ける関係として特に密であり指導者の言葉は影響力抜群なのです。
 「だからこそ、真剣でいて緊張感がありこの業界は面白い!」と思ってしまいます。
また、この業界特有のビジネスモデルはモノを挟まない人と人とが繋がり信頼だけで成り立っているビジネスなのです。属人的なので難しく飽きられやすい!かと言って出来ないわけではなく、より複雑で繊細な仕事としてAIによる再現性と人による機微を持ったサービスとして昇華していけばまだまだ将来性は有るんじゃないかと考えています。
この業界を導いていく上で
 「過去に縛られず、蓄積されたものに磨きを掛けて、新しいモノは取り入れる。今の自分自身を疑う事」
 この言葉をキャッチアップして、今の時代と共にテクノロジー技術によるAIと人のホスピタリティー能力を掛け算にして新たなサービスは造り上げられるでしょう。人を研くだけでなく自身が研鑽されていく事も醍醐味のひとつですね。
私見、BMS Japan company 代表 荒巻より
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*1 poster indaction®️
*2 STREAM Arc Barrel ®️
[販売元]
BMS Japan company
大阪府堺市北区中百舌鳥町5丁
御問い合わせ・販売受付
連絡先 bmsinfo@nifty.com
宛ては、販売担当者へ

∇Line Heart PROJECT
https://note.com/bms100618
∇vice versa 研究所https://note.com/preview/n0260326b50f5?prev_access_key=2ad63d74d067a3805a19a804b675ce5e
∇Live Gym-STUDIO

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