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仲井戸"CHABO”麗市 Music From CHABO BAND 2024 Experience GORILLA HALL OSAKA 2024.11.15.
10年振りのニュー・アルバム発表の直前。しかも今では4人が集結すること自体が貴重なCHABO BANDでエレキ・ギターを鳴らすライヴなのだから、大阪公演も観に行かないわけにはいかない。 ライヴのタイトルはニュー・アルバム同様 " Experience " 。ちなみに、大阪のFM COCOLOで、月替わりのリレー形式でDJが担当する番組『THE MUSIC OF NOTE』の11月は、キングビスケットラジオ[Experience]とタイトルされ、チャボがDJを担当している。
佐野元春 & THE HOBO KING BAND『Smoke & Blue 2024』Billboard Live YOKOHAMA 1st 2024.09.23.
初日の1stステージを観た。元々、ツアーが組まれると、たとえそれが短いものであっても、演者とお客さんの双方で緊張感を持って対峙できる初日を体験したい派なので、2年ぶりのこの企画を、ニュートラルながらもそれなりに高いテンションで臨むことができた。 古田たかしの軽快なドラムのイントロから「IT'S ALRIGHT」でライヴは始まった。初期のナンバーを聴けるのがこのシリーズの楽しみのひとつであるが、それでも実際に演奏されると興奮する。さらに「Do What You Like(勝手
リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION JIROKICHI編 3days 第1夜 高円寺JIROKICHI 2024.09.05.
リクオの還暦を記念した一期一会のコラボ・ライヴ。高円寺JIROKICHIの第1夜を観た。この日の共演者は梅津和時と仲井戸麗市。 リクオのソロ弾き語りの「イマジン」でライヴは始まった。リクオがアレンジしたジョン・レノンとして楽しめる一方で、この後に出てくるふたりをこの場にいる観客は知っているわけだから、忌野清志郎の日本語詞で歌われるそれの効果は半端ではなかった。ここからの2時間半に着く色を静かに…それでいて力強く決めたオープニング・ナンバーだったと思う。 2曲目からリクオと
『男はつらいよ 50 お帰り 寅さん シネマ・コンサート 特別公演 東京国際フォーラム ホールA 2024.06.29.
シネマ・コンサートは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをオーケストラが映画本編(全編)上映に合わせて生演奏するもので、映画をライブ感覚で楽しめるエンターテインメント…らしい。要するに、映画の音楽パートのみが生演奏ということだ。それは映画なのか、それともコンサートなのか。アタマでは理解できるが、実際に体験するまではなかなか想像しにくい企画だったが、結論としては、映画としてもコンサートとしても、とても楽しめた。 公演は2部構成。まず、第1部は山田洋次監督と倍賞千恵子
佐野元春 & ザ・コヨーテバンド『2024年初夏、Zepp Tourで逢いましょう』Zepp Nagoya 2024.06.23.
僕が観た愛知公演から既に1ヶ月ほどが経ち、8月の追加公演も残っているが、元春とコヨーテバンドのZepp Tourが無事に完走した。 DaisyMusic広報によれば、『今、何処』に伴うツアー後に「佐野元春クラシックスの再定義」のテーマでレコーディングを開始。より「今」に響く楽曲としてのリ・レコーディングという取り組みとのこと。そして今回のZeppツアーにあわせて、そこで生まれた「Youngbloods (New Recording 2024)」が先行配信リリースされた。
麗蘭Action Vol.12 [Homecoming] Billboard Live Tokyo 2024.06.09.
麗蘭がビルボード東京に初めて立ったのは2009年の暮れ。元々は年末の磔磔公演の前に開催されていたから、個人的には磔磔の予告編的な楽しみ方をしていたのだが、2017年からは年が明けた1月開催に変わったので、磔磔の追加公演的な位置づけに僕の中ではなっていた。だから、6月の開催はこれまでなかったので、唐突な感じもありつつ、新鮮な気持ちで会場に向かった。 ビルボード公演は限られた短い時間の中でおこなわれる2ステージだ。最初のうちは " 短いなぁ " と不完全燃焼な印象を持ったが、毎
〜花をうたえば〜お寺でSinger Song Marimba Vol.Ⅷ 新谷祥子 LIVE 八王子龍見寺本堂 2024.06.02.
昨年は足を運べなかった龍見寺。2021年以来だから訪れるのは実に3年ぶりなので、これまで以上に楽しみにしていたライヴだった。 お寺でマリンバを弾き打ち " 花 " を歌う。お寺はもちろん木造建築。外の木々と花、そして6月の風と雨さえも演出の一部となるステージ。このことを思うだけでイメージが広がってゆく。龍見寺の環境を知っている人ならば、きっとこの気持ちをわかってくれるだろうと思う。 これまでもライヴで披露されたことがあるPYG「花・太陽・雨」とベット・ミドラー「The R