山元加津子著『手をつなげば、あたたかい』を読んで
さて、今回の読書感想文は、
タイトル:手をつなげば、あたたかい
著者 :山元加津子
出版社 :サンマーク出版
この本は、昨日八ヶ岳で読了しました。
感想を書く前に、この本との出会いを書く必要があると思ったので、書きますね。
時を遡れば、2012年の秋だと思います。ボクは、姉と横浜のパシフィコ横浜にいました。前年の3月に東日本大震災が起き、日本中復興に向けて動いていたいたことを思い出します。
山元加津子さんがその演台に立たれ、その時のお話が、胸に響いたことを思い出します。
時は流れ、5年後の2017年。
川崎で行われた彼女の講演に参加しました。うちの事業所のスタッフも全員お話をお聞きしました。
その時に、購入した本の中の1冊がこの本だったのです。
購入しながらも、全くページを開かなかった本を、今回その7年後にここ八ヶ岳ですべて読みました。なぜ、今まで読まなかったのか。本当に自分の行動を反省するばかりです。
さて、この本の中で、ボクが感じたことを書きますね。
この本の内容は、
著者の幼少期。養護学校時代のエピソード。旅行先(特にイスラエル)の中で感じたこと。そしてそれらすべてを通して著者が得た真理のような話がまとめられておりました。
何よりも加津子先生の、人としての魅力をボクは感じたのです。
ボクは今福祉の仕事をしていますが、この本の中には、そこでも有効な学びもたくさんありました。
さて、この中で、特に響いたポイントはこれです。
*新約聖書の「はじめにことばがあった」の”ことば”を”設計図”に変えてみると、しっくりくること。
*祈りの場所が、どの遺跡を見ても出てくる不思議さ。
*つらい出来事も、嫌だと思う出会いにも、みんな大切な意味がある。必要だから起きている。
*みんなつながって生きている。一人じゃない。
でした。
その他にも、たくさんの学びがありましたが、ありすぎてここには書けません。
そして、1アクションは、
*起こる出来事を、自分に必要であることだと受け止める。
今後も、その子の気持ちで生きて行こうと思います。
そう、だから、必要なこの時期にこの本を読んだのかもしれませんね。