ビールが苦手な貴方に送るシャンディガフというお酒。
大学の知人の間で私が広めたといっても良いであろうお酒が2種類ある。
ひとつは、この記事でも取り上げた「電気ブラン」というお酒である。
浅草の神谷バーというバーでつくられたお酒。
私の好きな小説『夜は短し歩けよ乙女』にて偽電気ブランとして出てきたこのお酒は今や私の代名詞とでも呼べるお酒となっている。
そしてもうひとつがタイトルにもある「シャンディガフ」というお酒だ。
大体どの居酒屋のメニューにもあるお酒。
そしてそれを見つける度に誰かが誰かに「シャンディガフって何〜?」と聞く。
ここまでがワンセットだ。
シャンディガフとは、ビールとジンジャーエールを混ぜた飲み物だ。以上。
至極シンプルなお酒。
しかしどっこい、とても飲みやすい。
ビールを苦手とする人のほとんどは、ビールの苦さが苦手なのだと思う。というか、実際その意見を聞くことが多い。
ならば、だからこそ、私は声に出してオススメしたい。
ビールが苦手な人はシャンディガフを頼んで下さい。
まず、シャンディガフをオススメする理由その1。
見た目がまんまビールそのものである。
まずはこれをご覧いただきたい。
、、、なんだ。ただのビールじゃないか。
いや!!!違う!!!
これはシャンディガフなのだ!!!
ビールに混ぜているのがジンジャーエールだから近くで見てもビールそのものとなんら遜色ない。
毎回生ビールの中にひとつ入っているシャンディガフを見分けられないくらい、見た目はビールそのものだ。
何事も見た目から入れと言ったり言わなかったりする。
俺はビールが飲めるんだぞ!!の勢いのまま、シャンディガフをグビグビと喉に流し込んだらそれはもうビールなのだ。()
そして私がシャンディガフをオススメする理由その2、その3。
アルコール度数が低い。苦くない。
結局はこれに尽きる。
何度も記述するが、ビールをさらにジンジャーエールで割るのだ。
それすなわち、アルコールをジンジャーエールで薄くすることができるのだ!!!
自分の好きな濃度でアルコールを楽しむことができる。
お酒はあまり得意ではないけどこの場を乗り切らなければ…というときに役に立つ。と思う。
さらにジンジャーエールを入れることでビールの苦味がまっったく無くなる。
「飲みやすさ」の5文字だけが口の中に広がり、ビールの喉越しをきちんと味わうことができる。
暴論、お酒が飲みたくなくなったら、ジョッキに純度100のジンジャーエールさえ入れてしまえば「あれ、君ぃ〜飲んでないねぇ〜」というくそだるムーブにも着いていくことができるぞ!!
なんせあの見た目だ!!すでに相手は酔っている。ビールとシャンディガフとジンジャーエールの区別なんか出来ようはずもない!!!
そんなこんなで私はシャンディガフをオススメする。
ビールが苦手な人のみならず、ジンジャーエールが苦手な人すらも飲むことができると私は信じている。
徐々にジンジャーエールの割合を減らしていけば、近い将来君はビールを飲むことができる。
反対に、徐々にビールの割合を減らしていけば、近い将来君はジンジャーエールを飲むことができる。
そんな夢のようなカクテル、シャンディガフはいかがですか?