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高額なものは動くし重い。

俺は服に全く興味が無い。

興味が無いというか、お金をかけるまでもないと思っているのが正しいのか。


高額なものは、動いている。

というのが俺の持論だ。
だから服にお金はかけられない。どうしてもお金をかけることに抵抗があるのだ。

高額なものは、動いている。とはどういうことか。
これは比喩でもなんでもなく、高額なものは、どこかしらが動くということである。

主に家電を中心とした製品。
値段こそピンキリあるが、流石にこれにこの値段するのかよみたいな家電は当たり前だが電気を入れれば動く。画面が着いたり熱を帯びたり吸い込んだりする。

車などの乗り物だってそうだ。
中古車と言えど値段的にそう簡単にポンポン買えるものでは無い。少なくとも雀の涙ほどしか稼ぎのない大学生にとっては、なかなか買えるものではない。
言うまでもないが乗り物は動く。

こんな風に、俺が高額なものだと思っているものはいずれも言葉通り動くのだ。光ったり走ったりする。
だから動く代としてそれ相応の価値(お金)が発生しているんだにゃぁと納得している。


高額なものは、重い。

これも俺の持論である。

例えば、文房具なんかがこれに該当する。文房具が好きな俺にとって、1万円を超える高級なペンは、物理的に重たくあって欲しいという思いがある。

正直使い勝手のことを考えると、ペンなんて軽い方がいいに決まっている。

実際に私がよく使う8000円程のペンは、重量が30グラム程ある。
ピンと来ないかもしれないだろうが、持ってみるとなかなかに重たいことがすぐに伝わるペンである。もちろんそのペンを持ち続けているとすぐに指が疲れる。

しかし、いくら耐久性に優れていようと、書き味が滑らかであろうと、軽いペンに1万円はかけられない。
滑らかにかけるけど、長時間は疲れるそのズッシリとしたペンの重みが(1万円払ってよかったァ)と思わせてくれるのだ。

高級感は重量感(密度)に比例する。これも謎の持論である。だから俺の中で高額なものは重たいのだ。


高額なものは動く。
高額なものは重い。

この2つの視点を持った時に、服にはそれらのいずれもが該当しないことが分かる。

布だし、動かんし。

だが冬服はごくたまーに好んで買うことがある。
しかしそこには上の理屈が通る。
高額なものは重い理論だ。

比較的あったかを重視する冬服は夏服に比べ重たい。だから買う。それまでだ。

こんなんだからいつまでもマネキン買いから抜けられない俺。
皆さんは何に金額の価値を見いだしますか?

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