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うまくいかない原因を自分の外に求めたくなる問題

巫女・占い師の仕事をしている。
今日の事例もよくあるご相談で、特定のお客様のお話ではないことをお断りしておく。

いろいろ理由があって、片思いあるいは交際中の人と状況を進めたいのに進められない。
可能性というか考え方としていくつかあげられる。


■ご自身の思い込みによるもの...
① 遠距離恋愛である
②職場恋愛禁止である
③過去の刷り込みによるもの エトセトラ

■相手の問題によるもの
④相手が多忙である、収入やご自身の現状に自信がないなど

■ご相談者様の問題によるもの
⑤愛情表現を求めすぎている場合など

⑥不安に苛まれるあまり、良い兆候を見逃してうまくいかない理由を数えている


1 遠距離恋愛
これまで色々かいてきたのだけれども
私自身は8千キロ、あるいは太平洋を超えた遠恋をしたことがあるし周りにもそういうカップルが何組かいるので新幹線とか夜行バスでいける距離なら遠恋って言わなくていい。と思う。
鍵は相手のところにすぐ行ける財力と体力(時間をやりくりする柔軟さを含む) によるのでどうにでもなる。行ってもどうにもならないこともあるけれど、そもそも会いに行かなきゃどうにもならない。

2 職場恋愛禁止
一生その職場に勤めるかどうかをよく考える。そうでないなら転職を考える。友達としてこっそり外で会う。職場の人に見つからないくらい、ものすごく遠くで会う。とにかく状況を待つという手段もあるけれども、人間同士の信頼関係は職場でも育てることはできるのでまずはそれに注力する。

その他については今回は割愛するけれども、占いという場所で鑑定するとどうしても、ご相談者の心理としては傾向として自分以外の外部にうまくいかない原因を求めがちになる。

それが悪いこととは言わない。わたしも占いを見てもらうのが好きだしうじうじした人間で気持ちはすごくわかるのだけれども、うまくいかない理由を外に探す思考ループに入ってしまい、ほんとうにうまくいきたいのか、ひょっとして悩みたいだけじゃないのか、というやりとりになってしまうことは多い。

いったん、その思考をリセットする。
方法としては
占いに1週間ぐらい行かないようにする。
1日のうち、時間を決めてすべての携帯電話の電源をオフにする。お風呂にゆっくり浸かる時間を作る。
電車に乗るときや寝るときに携帯を見ない。
部屋の掃除をする。
美容院に行く。
中途半端に居心地の悪い人間関係を切る。
悪いことしか数えられない状態の場合、そもそもあなたの身体や精神状況が相当疲れている可能性が高い。2,3日仕事を振り切って休む。あるいはしばらくのあいだ、寝る、食べる事にとにかく集中する。

うまくいかない原因は全て自分が原因である。
因果を自分で背負う覚悟を決める。

そうして、相手と過ごす時間をしっかり把握する。一緒に居て心地よかったか、本当に自分は楽しかったか。
自分の主観による相手の行動の不安を数えるのではなくて、
相手が自分にしてくれた行為(厚意)を数えてみる。日記にかいてみる。冷静になって考えてみるとそれは忙しい相手なりの愛情表現だったりする。
うまくいっているのに、せっかく流れが良くなってフキノトウが深い雪のなかから顔を出してきてきたのに自分の主観で不安に苛まれている状態だと、せっかくの良い兆候を見逃して、せっかく出てきたフキノトウに雪をまたばさっと自分でかけてしまう。というもったいないことになりかねない。
春の雪溶けに芽を出した自分のフキノトウは、自分の足と五感で見つける。誰か他人、会ったこともない占い師(ヒントを差し上げることはできるけれども)や他人によって見つけてもらうものではない。

偉そうに書いたけど、自分の人生、他人任せになりませんよう。自戒。


追記 今は占いの仕事、やっていません。(2019)




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ハルカ
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