自分の体調に合った過ごし方(双極性障害)
先週後半くらいからプチうつです。
私は双極性障害と闘病して18年以上が経ちます。もう人生の半分ほどが経過してしまいました。
最近は発病してから、初めてというほど安定した状態でして、今回のプチうつというのは、希死念慮のようなものはもちろんありませんし、朝も起きれています。毎日の勉強の中でも、英語の発音をリピートしたり、簡単な会話の練習をアプリでできています。
ただ、肝心な経済や金融の勉強に進めない…。複雑な論理的な思考力を伴う作業は頭が回らない、朝から着替えたり顔を洗うのが面倒くさい、入浴はもっともハードルが高い、何を食べたい、飲みたい(大のお茶好きですが)かがわからない、どうせ味があまり美味しく感じられない、頭が重い、体がだるい、やる気が出ない、いつもだったら忙しく働いて、何かを先延ばしにすることを嫌うのに、手洗いの洗濯物が溜まっていく…。
とにかく、頭を使う作業をやりたくても、頭がフリーズしてしまって、文字を読んでいても、内容が頭に入ってこない。
そんな感じがここ1週間弱続いています。
もちろん胸が苦しくて追い詰められるようなうつも苦しいですが、今のようなそこまでひどくないけど、鉛を背負っているような鈍痛を感じるようなプチうつも苦しいです。モノクロの世界で自分だけが取り残されて、周りの人たちは彩のある世界で忙しく充実しているように見えるのです。
常日頃、双極性障害のために特別な自己管理ノートは付けていませんが、勉強の進捗状況を把握するためのウィークリーノートやマンスリーのスケジュール帳に付いているメモなどに体調や心理面の気になることを記入しています。
今改めて思うことが、
①自分の体調が今どこにあるのかを把握する
②その上で体調に合わせた過ごし方(勉強の進め方も含めて)を事前に決めておく
③なるべくその通りに過ごせるようにする
ということです。
もちろん、「普通だと思っていたけれど、後から考えれば、軽躁状態だった」とか、「疲れているだけだと思ったけれど、後から考えれば、軽いうつだった」などと、自分の推定と実際の病相との間にズレがあるかもしれませんが、長年闘病していると、普段大好きなことができなかったり、ミスが増えたり、とにかく普段の自分とちょっと違うな、というのは高い確率でサインとなります。
そろそろ、頭が回らなくなってきましたので、終わりにしようと思います💦
いや、本当に、経済入門の読書まとめや、ニュース記事に目を通すこととか、この1週間ほとんど何も進めなくて本当に悔しいです。でも、負荷がかからない程度の英語の勉強はずっと続けられました!
今のうつレベルは5段階でいうと、2くらいでしょうか。この軽い段階のときに重症化しないように気をつけることが重要です。
とにかく睡眠と食事と運動が大事。今はまだ眠れているし、起きれている。
勉強が進まないことはもどかしいですが、うつを悪化させないことこそが中長期的に見ればもっと大事ですよね。
この記事は自分のために書いたものですが、それでも闘病している方のお役に立てたら嬉しいです。